« 新・日本の階級社会(その3) | トップページ | 辺野古埋め立て承認撤回! »

関生への弾圧を弾劾する!

 8月28日、全日建連帯労組関西生コン支部の武委員長他2名が、恐喝未遂の疑いで逮捕された。Y!ニュース産経新聞
契約断った商社に「大変なことになりますよ」 関西生コンのトップ逮捕 滋賀の生コン業者の恐喝未遂事件
 準大手ゼネコンが進めていた倉庫建設工事をめぐる恐喝未遂事件で、湖東生コン協同組合(滋賀県東近江市)の加盟業者と契約するよう商社の支店長を脅したとして、滋賀県警組織犯罪対策課は28日、恐喝未遂容疑で、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部執行委員長、武建一容疑者(76)=大阪府池田市=を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
 県警は今月9日に同容疑で同支部執行委員兼政策調査部長、城野正浩容疑者(57)=兵庫県西宮市=を逮捕しており、同支部が組織的に事件に関与した可能性もあるとみて、全容解明を進める。
 逮捕容疑は昨年3月~7月、東近江市内で行われていた清涼飲料水メーカーの倉庫建設工事にからみ、同支部幹部や湖東生コン協同組合幹部らと共謀し、生コンクリート調達を担う大阪市内の商社の男性支店長に対し、湖東生コン協同組合の加盟業者と契約を結ぶよう要求。断られたため「大変なことになりますよ」などと複数回、脅して契約させようとしたとしている。(以下略)


 関西では大々的に報道されている…が、組合の生コンを使用するよう要求する行為の中、本当に恐喝まがいの行為があったのかどうかは、疑わしいところだ。
 関西生コン組合の掲げてきた労働運動と協同組合運動を融合させた運動は、資本主義の根幹に関わる「自由競争」をぶっ壊す質を持っている。それだけに、権力はこれをつぶそうと躍起になり、警察は常に弾圧の機会を伺っている…それが今回、発動されたのだ  この間、関西生コン組合に襲い掛かって来たヘイト連中も、一定権力の手に落ち、排除されていた経緯がある。これの反動として「両者痛み分け」みたいに決着をはかるべく、組合側を逮捕したというのであれば、見当違いも甚だしいものだ。

 もっとも、「ヘイト連中」は、今回の逮捕劇を事前に国家権力から知らされていたらしく、武委員長が連行される様や家宅捜査の様子を撮影していたそうな…全く持って許しがたい話である。

 連帯ユニオンから、今回の事件に対する抗議声明 が出ている。
 抗 議 声 明
 8月28日、滋賀県警刑事部組織犯罪対策課は、当組合関西地区生コン支部の武建一執行委員長のほか支部役員2人の計3人を不当逮捕したうえ、大阪市内の関西地区生コン支部事務所などを家宅捜索した。
 これは、湖東生コン協同組合による恐喝未遂容疑として滋賀県警が捜査中の事件の一環のようである。7月18日に同協組の理事ら4人が逮捕され、3人が8月8日に起訴された。さらに8月9日には同協組理事長、同協組登録販売店支店長、関西地区生コン支部役員の3人が逮捕されている。この事件では、昨日の不当逮捕で、事業者が6人、当組合の役員が3人が逮捕されたことになる。
一連の事件では、昨年3月~7月、東近江市で建設中だった清涼飲料水メーカーの倉庫建設工事において、湖東生コン協同組合が、施工業者であるゼネコンに対し、工事に使用する生コンは同協組から購入するよう働きかけたとされる。
 先に8月10日付声明でも述べたとおり、この滋賀県警の捜査は予断と偏見にもとづくものといわざるをえない。生コン業界においては、中小企業である生コン業者らが中小企業協同組合法にもとづく協同組合を組織し、この協同組合による共同受注・共同販売事業によって、力関係で優位に立つゼネコンとのあいだで対等かつ適正価格での取引を可能にし、それによって生コンの品質も確保されてきたからである。労働組合は組合員の雇用と労働条件確保のために協同組合の活動に協力してきた。中小企業団体の正当な営業活動やこれに協力する労働組合の正当な組合活動を敵視する強制捜査は断じて容認できない。滋賀県警は、業者に対し「関生と手を切れ」といい、組合員には「組合加入の動機はなにか」などと不当労働行為の職権乱用をおこなっている。
 しかも、今回も大阪広域生コン協組の関係者とレイシスト集団が警察の捜査とほぼ同時刻に現れ、かれらは警察からの情報漏洩をあからさまに匂わせている。各府県警察が、大阪広域協組とレイシストの労働組合攻撃に便乗し不当な権力弾圧を加えていることはあきらかであり、到底許されるものではない。
 この弾圧は、大企業の収奪とたたかい、沖縄基地撤去、原発再稼働阻止、戦争法・共謀罪阻止、憲法改悪反対を求め、安倍内閣と真正面からたたかう労働組合への弾圧にほかならない。
 政治の私物化に異議を唱える者を力づくで押しつぶすファッショ的手法が戦争につながるものだということは歴史が教えている。
 われわれは不当な弾圧に屈することなく、運動を前進させる決意をあらためて表明するものである。

以 上

2018年8月29日

全日本建設運輸連帯労働組合

中央執行委員長 菊池 進

全日本建設運輸連帯労働組合

近畿地方本部

執行委員長 垣沼 陽輔

全日本建設運輸連帯労働組合

関西地区生コン支部

執行委員長 武 建一

 不当な逮捕攻撃・弾圧を許すな!連帯ユニオン、関西生コンを全力で支えよう!

|

« 新・日本の階級社会(その3) | トップページ | 辺野古埋め立て承認撤回! »

たたかいとかくめい」カテゴリの記事

あるみさんの怒り!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 関生への弾圧を弾劾する!:

« 新・日本の階級社会(その3) | トップページ | 辺野古埋め立て承認撤回! »