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変えよう!日本と世界(後篇)

 歌とカンパアピールが終われば、連帯ユニオン、関西生コン支部の西山直洋さんの「緊急アピール 権力の闘う労働組合つぶしと対峙し、働く仲間の先頭に立つ」である。
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 この間に関生にかけられた弾圧について説明するとともに、今の安倍政権が自分たちの都合の良い社会をつくるのに邪魔な勢力を、つぶそうとしている。運動を全国に広げて、韓国のキャンドル革命のように政府を倒そう!とあいさつ。

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 続いてもう一つのメイン、沖縄からの報告…まずは前名護市長の、稲嶺進さん。登壇とともに大きな拍手が巻き起こった。
 2月、自らが敗北した選挙について、本当にこの人は市長や政治家の「地位」というものにはこだわっていないなぁ~という感じで振り返るとともに、玉城デニー知事誕生を喜んだ。だが10月17日、政府が行政不服審査法による異議申し立てを行ったことを強く弾劾した。そして「安倍政権は早く海の底に沈めないといけない…大浦湾はダメですよ」と笑いをとった。
 その上で、辺野古新基地建設における新たに発覚した問題、海底の軟弱地盤や活断層、長島の海中鍾乳洞(国内唯一)の発見、滑走路からの「高さ制限」 に関わる二重基準(国立名護高専や小中学校はそのまま、電力の鉄塔だけは移設する)などに触れ、辺野古新基地は絶対にできない、こちらからもがんばっていきますと訴えられた。

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 続いて、「ヘリ基地反対協議会」共同代表の安次富宏さん。翁長前知事の「埋め立て承認撤回」に触れ、翁長知事亡きあと、二人の副知事がしっかり執務を代行し、8月31日に工事が止まったことを報告された。
 沖縄県知事選挙を振り返り、相手候補のスローガンは『対立から対話へ』だが、これは一種のネガキャンであった。玉城候補は「新時代沖縄」で、翁長知事の遺志を引き継ぐもの。玉城候補の総決起集会では、堂々と創価学会の三色旗が翻った。これが沖縄のアイデンティティですよと述べられた。
 行政不服審査法については、選挙への影響を恐れて政府側が何もやらなかったため、裁判で仮処分ということが出来なくなった(本当に緊急性があるのならば、選挙にかんけいなく「仮処分」申請できたハズだ)ため、3年前と同じ方法でやってきたのだと分析された。その上で、17日から2週間ほど、今月いっぱいで審査結果がでるだろう。知事と現場の連携を密にした運動で迎え撃つと宣言された。
 そして、横田基地にオスプレイCV-22(特殊作戦用)が配備されたこと、佐賀県に陸自のオスプレイが配備されることを受け、全国で日本からオスプレイを追い出す運動をつくりだそうと提起された。7月の参議院選挙で野党統一候補を立て、安倍政権を打倒しようではありませんか絶対に日本政府には負けませんと宣言された。

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 この後、川口真由美さんの歌…「今こそ立ち上がろう」「人間の歌」「真実は沈まない」を披露。みんなで歌って盛り上がる。

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 だいぶ日が陰ってきました…

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 歌手、総出演。

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 集会実行委員会事務局長の寺田道男さんから、まとめと行動提起。参加人数は650人とのこと。この集会、もう10年やっているわけだが、そろそろ安倍を倒そうと提起。
 
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 インターナショナルの後は、デモでありますっ

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 2梯団に分かれて、移動…

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 「梅田解放区」とかで掲げている「アベやめろ!」の横断幕を持つことに…これを持っていた関係で、デモ隊列のほぼ先頭に立つこととなった。

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 安次富さんらの、スグ後…赤いコートは、雨宮処凛さん。
 コースはいつもの通り、八坂神社横から四条通りを西に、四条河原町で右折して北上…京都市役所前に行くもの。

 コールは、米軍基地関係が目立ったような気がしたなぁ~「辺野古新基地絶対反対!」「岩国基地の強化反対!」「Xバンドレーダーいらない!」等々…
 もちろん、朝鮮半島情勢をみすえ、「休戦協定を平和協定に!」「東アジアの平和をつくろう!」等も。また、安部が消費税増税を表明したことから「消費税増税反対!」「税金は金持ちから取れ!」なんてのもあった。定番の「格差社会を打ち破ろう!」「人らしく生きられる社会を!」というのもあったが、せっかく雨宮さんが来ているのだから、反貧困がらみでもう少し具体的なコールは出来なかったものかなぁ~

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 まもなく、四条河原町を右折するので、車道の右に寄っているところ…

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 四条河原町では、こちらの速報 にもあるように、「フランスデモ」になりかけた。警官の数も少なく、右折時にデモ隊列がぐぐっと膨らんで、広がったのである。昔の学生なら、渦巻きデモをやっていただろう。多くの観光客も巻き込んで「解放区」が実現しかけたのである。

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 それに、今は皆さん、スマホでデモの様子をホイホイ撮影してくれますから、デモへの注目度は大きいぞ

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 なんだかんだで、京都市役所前に到着…ただ今回から市役所前まで道路を渡らず…

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 手前の歩道に入って、流れ解散となる。

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 皆様お疲れ様でした

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