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変えよう!日本と世界(前篇)

 21日、第12回反戦・反貧困・反差別共同行動in京都「変えよう!日本と世界」に参加した。
 八坂神社から円山公園へ、いつもの道を通り、円山野外音楽堂へ…13時過ぎに入り口付近でビラを撒く人あり。
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 会場の中…まだまだ参加者は少ない。

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 入口で書籍等の販売あり。トークに参加する雨宮処凛さんの新刊「非正規・単身・アラフォー女性(光文社新書 2018年5月)」を購入…雨宮さんのサイン入りだ

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 「わっしょい、わっしょい!」と、釜ヶ崎の労働者の皆さんが入場してきた…

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 集会前の空き時間に、歌が披露される。いい声を出されていた。
 13時半になったので、集会開始…主催者あいさつと基調ということで、集会実行委員会・代表世話人の仲尾宏さんの報告。
 9月31日の沖縄県知事選挙勝利と、韓国ろうそく革命から、東アジアのうごきが大きく変わる…東アジアの市民、民衆の連帯を訴えるとともに、グローバリズムが跋扈し、アベノミクスの成果なぞ何もない、世の中が良くなったという実感はだれも持っていない…これは資本主義の腐朽の極みである等々を訴える。
 基調報告なのである程度長くなることはしょうがないのだが、集会冒頭から話があっちこっち、長々と報告されるのもなぁ~という感じだ。

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 連帯あいさつということで、四月に京都府知事選挙に立候補した、「安部改憲NO!アクション京都」の福山和人さん。安部首相は、9条に自衛隊を書き加えても何も変わらないと言っているが、それでは「改憲」の必要はない。だが2015年の戦争法通過後の自衛隊は、その前の自衛隊とは違う。(「違憲」の自衛隊であるということ、憲法にこれを書き加えるのは、それを無理やり「合憲」にしてしまうことなのだ)戦争法後、自衛隊は南スーダンに派兵され、武装集団に襲撃されている。政府軍、反政府軍、自衛隊の3者で戦闘になった可能性もあった。戦争をするのは私たちの子どもや孫の世代である…と、安倍改憲に反対した。またm憲法12条にある「不断の努力」を呼びかけ、選挙では12条を思い浮かべながら闘ったと述べられた。

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 「戦争あかん!基地いらん!関西のつどい実行委員会」の中北龍太郎さんは、沖縄県知事選挙で玉城デニーさんが当選した、これだけはっきりした県民の意思が示された以上、基地建設を進めることは出来ない。だが政府は行政不服審査法という卑怯旋盤きわまりない手続きで、基地建設を進めようとしている。絶対に許されないことだ。「県民投票」と辺野古現地の闘いをがっちりと進めて行く…3000万人署名を成功させるとともに、市民と野党の協力で自公を2/3以下にする。1日も早い安倍政権の打倒を訴えた。
 服部良一元衆議院議員から、政局の話題。昨日は大阪で800人の集会があったこと、玉城デニーさんの選挙で、「励ます会(政治資金集めパーティー)」に250名も集まり、「3本」のカンパが送れたとの報告。
 朝鮮半島情勢については、関係諸国の本気度からいって、確実に和平は進む。これは安全保障だけでなく、経済でも大きく変わることだ。シベリア鉄道でヨーロッパからロシアを経て、朝鮮半島さらには日本まで鉄道がつながり、日本から1週間でヨーロッパに届くようになる。
 アメリカの世界戦略は、対立の火種を東アジアに残しておくことだった。それが止まる。東
アジアで冷戦が終わることで、「戦争法」の前提であった安全保障における厳しい環境がなくなる…もういいかげん、安保条約はいらないんじゃないか我々が元気なあいだに、安保条約を無くしましょう。そうゆうことを代弁できる政治勢力を作りましょう…ということだった。

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 続いて、「アベノミクスの失敗と貧困」と題して、雨宮処凛さんと、司会との講演トークである。 雨宮さん自身、「団塊ジュニア」世代で、就職氷河期を過ごした「ロストジェネレーション」世代である。2006年から若者の生きづらさや貧困について書き、発信してきた人だ。
 2008年のリーマンショックから「派遣切り」「年越し派遣村」と貧困問題が可視化、「発見」され、注目を浴びた。政権交代もあったが、何の変化もないまま安倍政権になった。ロスジェネ世代の状況は全く変わっておらず、30代だった「若者」は40代になっている。一方、リーマンショック回復後の「いいとこ取り」をしたのが安倍政権・アベノミクスであり、若い人は「今より就職が悪くなるのは嫌だから、安倍さんがいい」というふうになっている。
 「失われた20年」というが、ロスジェネ世代は20代から40代の間、就職して、結婚して、子供が出来て、家を買ってという、親の世代がやってきたことを奪われている。全部、手に入れていない。そういうことも親世代から理解もされなかった。
 世の中にはいろいろ、モザイク状に差別がある。自分のような「単身・フリーランス・女性」であれば、マンションの入居審査に落ちる…保証会社に月7000円も支払わなければいけない。高齢者も、アパート、マンションには入れない。保証人は「男性」でないとという意識も社会にある。私たちの年代では親の「介護」が始まる年代だが、都会で暮らしている「娘(息子ではない)」がめんどうみてあたりまえ、都会から呼び戻すという「謎のシステム」も存在する。
 「一億総活躍」「女性活躍」とか言われているが、「底」を上げてゆく必要があるのに、年収700面あるような層ばかり見て、「底」をみていない。みんなが「輝ける」わけはないのに、女性だけが仕事、家事、育児で大変になるモデルしか提示できていない。男性も家事で「活躍」して欲しい、賃労働だけが「活躍」か?
 「生活保護バッシング」をしてきた片山さつき地方創生大臣は、男社会の中で「活躍」してきた「名誉弾性」だ。「貧困バッシング」「生活保護バッシング」は、今や「正真正銘の貧困か?バッシング」になった。これは「お前はつらいけど、オレだってつらいんだ!」ということ…こいゆうことは共有して変えてゆきたい。しかし今は「敵」の設定が人によって違う…ありとあらゆる方法で「敵」をつくって、ガス抜きが行われる。本当の敵にはゆきつかないので、状況はまったく変わらない。奪われた、剥奪された感は、全世代が持っている…「頑張れば報われる社会」にしたいが、一部の人には「どうがんばっても報われない社会」であることが分かっている。もっとドンドン、おかしくなっていくのではないか?今を維持するため、今の政権を支持している…政治が自分の人生をデザインするツールではないということだ。
 玉城デニーさんとは、安保法制反対の時にお会いした。知事になるとは思っても見なかったが、当時からムードメーカーで、周りを盛り立てる人だった。選挙ではデマやフェイクが飛び交って???という情況だった。沖縄の基地問題を丁寧に取材したプロの取材者に対し「ネットを見ろ」とメールする人間がいる…こっちが正しいことを言っているからOKということにはならない。
 一番最初の海外旅行が朝鮮だったこともあり、朝鮮半島情勢については感動してみている。今、「素人の乱」の人たちといっしょに、アジアの「活動家」たちと飲み会をしたりしている。国がどうこうと言う前に、民間人同士、仲良くしてゆこうというものだ…云々。

 雨宮さんのトークは、ざっとこんなもので、内容は深刻だ…「希望」は当面はないけれど、最後の「素人の乱」の活動で少しは希望を持ちたい…

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 トークの後は、シンガーソングライターのよしだよしこさんの歌と

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 趙博さんの歌…三線と「木魚」ライブ…ないないづくしの「アホダラ経」である。
 その後、カンパのお願い…後半に続く。

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