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デニーが勝った!他

 十三のシアターセブン で映画を連続2本、観てきた。藤本幸久&影山あさ子製作・監督「森の映画社」のものである。

 一作目は、宮古島からのSOS
 今、宮古島で自衛隊のミサイル基地建設が進められている。ゴルフ場をつぶし、表土をはがして工事が進む。1万ヘクタールもある御嶽の森も切り開かれ、4千ヘクタールがぽつんと残っている。住民たちは御嶽にお祈りに出かけ、祈る。ゲート前の座り込みも続く。
 島には川が無く、水は地下水にたよっている。島の真ん中に基地が出来れば、地下水の汚染も心配だ…防衛局は「規制の範囲外」だから大丈夫だろうと言うが、地下水の状態なんて詳細な調査をしないと分からない。
 宮古島にはすでに、航空自衛隊のレーダー基地がある。もの凄い電磁波をだしているそうだ。新たに島の中心に基地が出来ると、地区は基地の間になってしまう。
 かつて島に日本軍が来た…島を守るためといって来たのだが、結局島民が犠牲になった。ハンセン病の「療養施設」もあったのだが、259人の収容者のうち、110人が栄養失調とマラリアで亡くなっている。また日本軍兵士も、飢えと病気で死んでいる…食糧が自給できないこの島で「戦争」なんかが起これば、たちまち飢えることになる…だから、島を「戦場」にするのではなく、戦争が起こらないようにすることが大事なのだだが、島の「軍事要塞化」が着々と進められている。
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 二作目は、デニーが勝った!
 昨年の沖縄県知事選挙に密着した映像…故、翁長知事が6月23日「慰霊の日」に平和宣言をするところから始まる。知事が亡くなり、選挙戦が開始される。
 映像は玉城デニー陣営、佐喜真淳陣営ともほほ公平に撮っている。佐喜真陣営はある意味、オーソドックスな選挙戦を繰り広げていた。都市部のようなところで支援者・支持者を集めて、普通に演説し、盛り上がっている。時には菅官房長官や小泉進次郎なんかも来る。また、完全に基地問題を「封印」していたわけでないことも分かる。
 玉城デニー陣営の闘いは、オーソドックスさからちょっと離れている…支援集会でギターを持ち、歌う。「集会」は基地建設反対の「総決起集会」のようなものが多い。田舎の集落をまわって、握手を求める。若者が多いライブハウスで「デニッテる?」と司会があいさつ、ノリノリで候補者も答える。宜野湾では、子育て中の母親たちに囲まれてピクニック その中で「(基地は)アメリカの財産なんだから、アメリカに引き取ってもらおう」と発言するデニーさんがいる。
いいドキュメンタリー映画だったと思う。シアターセブンでの上映は、2月8日(金)までの予定。

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