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2019年5月

奄美大島の課題

 3泊4日でざぁ~っと奄美大島を見てきたわけだが、感想を…
 
 まず、海も山も綺麗!
 空港滑走路から、あやまる岬あたりまで見たが、遠浅の海が緑に輝き、その先に青い海が広がっている。山はちょっと険しく、亜熱帯の森に覆われている。
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 奄美群島で人口が約11万人、平地の少ない奄美大島では6万人弱である。また奄美群島を訪れる観光客は70万人台…80万人には届いていない。人口圧が少なく、ある意味観光開発も遅れていることが、いい形で自然を残していることに繋がっているようだ。
 で奄美大島は、沖縄本島北部や西表島などと共に、世界自然遺産への登録を目指している。沖縄北部の米軍・北部訓練場返還跡地の取り扱い問題もあって、なかなか難しいところもあるのだが、2月1日に日本政府はユネスコ世界遺産センター事務局に推薦書を提出している。2020年夏ごろには世界遺産委員会で審議されるようだ。(関連情報
 世界遺産登録は自然保護のためということもあるが、地域ブランドを強化して観光開発を…ということも目論まれているわけで、今後奄美大島も含めた奄美群島の観光開発を推し進めよう!という動きが活発化してくるわけだ。年間80万人にとどいていない観光客も増やそう…そのためには、宿泊施設だ、空港・港湾のインフラ整備だ、道路整備だ…などと続いて行く。自然遺産登録とは直接関係はないが、瀬戸内町西古見集落には国土交通省もからんで大型クルーズ船の寄港地を整備する計画もあり、当然これに反対する動きもある(参照 )…美しい自然を残しつつ、そこに住む人々のための観光開発も進めて行くにはどうしたらいいか?奄美大島を始めとするこの地域が抱える当面の課題である。
 もちろん開発の制御は、単に自然を守るだけではなく、防災の面もある。昨年の西日本豪雨をはじめとして、近年は豪雨による土砂災害が多発しており、奄美大島も例外ではない。2010年10月には台風13号の影響で豪雨が起こり、土砂崩れ等で多くのライフラインが寸断されたそうな(その時の経験が、陸上自衛隊配備を”求める”根拠にもなっている…ただし島民が求めているのは「災害に対応する自衛隊」であり、「戦争をする自衛隊」ではない)無謀な開発を繰り広げることで、森林の保水力を弱め、土砂災害に脆弱な島になることは絶対に避けなければならない。
 自然破壊の懸念は、自衛隊配備についても言える。奄美駐屯地や瀬戸分屯地は山の中にある…山を切り開いて(奄美駐屯地はもともとゴルフ場ではあるが)作ったわけだから、当然自然環境にも影響が出る。今後、自衛隊がますます強化される、演習・訓練をバンバン島でやりだす…となれば、今以上に自然環境へ与える影響は大きくなる。こういった面からも、自衛隊の南西諸島配備・島嶼戦争計画への監視・批判を続けなければならないと思う。
 もちろん自然環境を守るためにも、辺野古への土砂搬出、そのための採石・岩ずり採取もまた監視・批判しなければならないことは、言うまでもない。

おまけ…考えるあるみさんのブログ 更新

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奄美大島の採石場と自衛隊基地(後編)

 嘉徳海岸を出てまた山道を通り、国道に出る…しばらく行くと勝浦(かちうら)という所に出る。伊須湾を隔てた向こう側に採石場・土取り場が見えた。かなりの岩ずりを貯め込んでいるようだ(残念ながら、写真なし)
 その後国道に沿って行くと、また採石場が見えてきた。
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 かなりでかい…山ふたつ分ぐらい削っている。

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 採石許可を示す看板…これを見ても、かなり広大なところを削って、採石を採っていることが分かる。岩ずりも大量に蓄えられている。
 ここの他、山を越えた大和村にも採石場があるそうで、なんでも関西から来た人間が権利を買い、地元の人を社長にして採石しているらしい。
 採石場を見た後は、さらに山に登って高知山展望台に行った。
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 ここからどかぁっと、加計呂麻島が見えるのだ。

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 加計呂麻島には、眼下の古仁屋からフェリーが出ている。

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 いやぁ~天気も良くて、最高だぜぇ~❗
 高知山を下りて、ふたたび国道に戻り、名瀬のほうに戻る。1時間ぐらいバスを走らせると、名瀬の市街地を越えて大熊(だいくま)の奄美駐屯地に向かう。

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 奄美駐屯地に事前に問い合わせたところ、敷地外だったら車を停めてよいということだったので、門前でバスを停め、写真撮影…これでは分からないが、かなり敷地がでかい。「自衛隊グリーン」の大きな建物が何棟も建っている。
 午後3時頃であったが、門をたくさんの車、バイクが通過していった。「衛兵」が許可証のようなものをチェックして、その都度バリケードを除けて通過させていく。
 すると衛兵がやってきて「代表者は誰ですか?…ここは敷地内だから、バスを引き返して下さい」とのこと。えっ、そうなの?なるほど、公道までの取り付け道路は、駐屯地の敷地ということになっており、看板もあった…けど、分からんやん、そんなの。
 写真に移っている建物の中から、我々を監視しているであろうカメラが確認された。
 バスに戻って、おさらい…この奄美駐屯地の敷地は、もとはゴルフ場であった。地権者は1億円ぐらいで手に入れた土地を、7億9千万円で売ったそうな(利権のにおいがする)また小西誠さんによれば、奄美駐屯地で1万人ぐらいは収容できるそうな(現在、奄美大島に配備されている陸上自衛隊は550人)なお駐屯地・分屯地は山の上にあるが、自衛隊員の官舎はふもとの市街地にある。奄美駐屯地の場合、徳洲会病院の隣に官舎がすでに整備されている。
 奄美大島でも近年、水害や土砂災害が頻発しており、災害時の自衛隊に期待する向きもあるわけだが、島嶼に配備される自衛隊の「本来の役割」は十分周知されているとは言えない。中国への戦争策動は「遠く離れた」奄美大島や先島諸島の山の中で、粛々と進められているのだ。
 駐屯地を離れた後、さらに北上して空港を越え、あやまる岬 まで行く。高知の「御免(ごめん)」に勝るとも劣らない?謝罪地名だ。
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 リーフがあって、青い海がさらに広がっている。土砂全協も事務局長、松本さんは生物調査をやりたいとか言っていた。

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 あやまる岬の、みしょらんカフェである。
 海をバックにみんあで記念撮影をしてから、空港に立ち寄り、夕方の便で福岡・鹿児島方面に帰る人はバスを降りた。その他の人はまた名瀬に戻って、本日の旅はおしまい。

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奄美大島の採石場と自衛隊基地(前編)

 翌26日は、バスで奄美大島の採石場(土取場)と配備されたばかりの自衛隊基地を見て回った。
 まずは住用、市の採石場へ行く。名瀬の市街地を出て国道58号を南下し、黒潮の森マングローブパーク のあたりで左に折れて、市の集落まで向かう。
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 トビラ島…こういった小島があちこちにあり、奄美では「立神」といって海のかなたから来る神が碇泊する場所として信仰の対象となっている。この島と陸地の間の海が、降雨時には採石場からの土砂流出により赤く濁るのだそうな。

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 道路のどんずまりが、市の集落。そこで折り返して、採石場に行ってみた。

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 草に埋もれた採石業が許可されていることを明示する看板…平成32年までの「予定」が塗りつぶされている…どうやらここは採石を休止しているらしい。

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 元来た道を戻ると、別の採石場が現れる。

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 ここは採石が続けられている。
 市とその周辺の採石場を見た後、瀬戸内町節子(せっこ)地区にある自衛隊瀬戸内分屯地に向かう。国道をはずれて旧道にはいり、長い道をうねうね登っていくと…

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 これが瀬戸内分屯地の門だ。

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 さらに自衛隊車両が並んでいるところが見える場所で降りて、写真を撮る。

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 こんな感じですね。

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 スタンダードな自衛隊の輸送車両である。なおバスを停めている道はせまいが、ダンプが2台ほど通過していった。一体何の工事をしているのだろうか?

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 地対艦ミサイルを撃つ車両も、高台の上に留置されている…文字通り島嶼防衛戦争、中国軍とのミサイル撃ち合い戦争にここが使われることがはっきりしている。
 山をかなり切り開いているので、今後土砂災害とかが発生しないかという点も気になるところだ。
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 分屯地を見た後は、山を下りて嘉徳海岸に出る。ここは集落のすぐ近くに自然海岸が残っており、「奄美のジュラシックビーチ」と呼ばれている。写真でもわかるが波がいいのでサーフィンも出来る。海岸浸食対策として、コンクリートの護岸がつくられる計画があるのだが、反対運動も起こっている。ここで昼のお弁当…

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 オサガメがはいあがってきた跡があった(^^)

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 これが計画されているコンクリート護岸計画…いちおう砂の中に埋まるような図になっているのだが、コンクリートではなく植生で…という提案もなされている。ただ、それだと国から補助金がおりないのだそうな。

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 後編に続く

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土砂全協総会in奄美大島

 25日、「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」(以下、「土砂全協」と略す)の総会が、奄美大島で開かれたので参加した。会場は奄美大島の中心地、名瀬の市街地にあるホテルである。
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 今日の総会は「5・25国会包囲行動」と連携して行われている。
 10時開始、今回は最初に「鹿児島県の外来種対策条例をどう活かすか」というミニ講演から始まる。講師は末田一秀さん。元大阪府職員で、環境関係の業務に長く携わっていたとのこと。環境と原子力の話というサイトを運営されている。
 沖縄の「土砂条例」…特定外来生物が沖縄に土砂とともに移動してくることを防ぐための条例…は、罰則規定等がなく、最終的な強制力を欠いていることが問題なのだが、そもそも条例でどんなことが出来る(出来ない)のか…ということの説明から始まり、また鹿児島県に出来た条例は、残念なことに行政が立ち入り検査をする権限を規定していないことに問題があること、北海道の条例が良く出来ていることの説明があった。
 その後、2018年度活動報告、収支決算、2019年度活動方針が決定される。大きな方針として、軟弱地盤問題が明らかになったことから、土砂投入以前に地盤改良工事で大量の海砂投入(650万m3)が計画されているので、これに対応する運動を練り直さなければならない…海砂採取は主に西日本の海域で行われている。また、海砂代替として製鋼スラグの使用も考えられることから、スラグ使用における環境問題(アルカリや重金属の溶出)にも対応していかねばならないということが打ち出されている。
 また6月10日に新たな署名提出を国会に対して行うのであるが、その署名は半年あまりで52万筆を越えている。「総がかり行動」で集めたものが多いのであるが、いかに辺野古の問題に対し、人びとの関心が高まっているかということが示されている。なんだかんだ言っても、青い海に土砂が投入されてドンドン汚されていく映像・画像がお茶の間に流れているわけだし、知事選挙、県民投票、衆議院補欠選挙と何度も沖縄の民意が示されているにもかかわらず、安倍政権が基地建設を強行している…これやっぱダメだよね!って声が出てきているのである。
 そのほか、北上田顧問から、早急に土取り場周辺の生物調査…オオキンケイギクとアレチウリについて…を行っておくことも提起された。
 その後、2019年度予算案が可決され、役員の改選が行われた。ながらく共同代表を務められた大津幸夫さんが引退して顧問ということになり、山口の大谷さん、天草の生駒さんを新たに共同代表とした。共同代表は阿部悦子さんを含め、3人体制となる。また、末田一秀さんを顧問として迎えることになった。

 総会終了後、昼食をとって同じ部屋で、「ストップ辺野古埋め立て・辺野古新基地建設阻止 奄美地区総決起集会」が行われた。
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 阿部悦子共同代表の開会あいさつの後、「戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット」事務局長の荒田幸司さんからあいさつ。その後、奄美女性退職教職員連絡協議会さんによる、歌声のおもてなし。
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 すごく明るい歌声と踊りです。
 その後、記念講演を3本…まず「奄美の自然と文化を守る奄美会議」事務局長の城村典文さんから「世界自然遺産登録推薦地区・奄美大島に自衛隊駐屯地が二カ所できる」と題された報告である。その後、土砂全協顧問、北上田毅さん「辺野古新基地建設は頓挫する!想像以上に深刻な軟弱地盤問題」
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 土砂全協顧問で、ピースデポ共同代表の湯浅一郎さんから、「九州・沖縄の海砂採取と辺野古―新たな課題に海砂供給のストップが浮上―」と題した報告。地盤改良工事に必要とされる大量の海砂は、どこで採取されているのか?海砂採取にどのような問題があるか?という内容である。
 その後、参加した各搬出予定地からの報告の後、決議文を採択…檀上に上がって「沖縄を返せ」をみんなで歌って集会は終了した。

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 集会終了後は、ホテルの別室で交流会である…ビールや奄美の焼酎「れんと」をおいしくいただき

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 三線の演奏によるおもてなしや、牛舞?も行われた。

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 皆様おつかれさまでした。

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岸和田ぶらぶら…

 水間鉄道に乗った後、南海電鉄で岸和田まで戻る。だんじり祭りで有名なあの岸和田だ。
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 駅はすごく立派…だが連休最終日とあってか、ずいぶん人通りは少ない。

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 駅前で食事した後、アーケード商店街を西に行ってみる。商店街はすぐ大通りとぶつかってアーケードがなくなり、雰囲気のよい商店街になる。

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 旧紀州街道にぶち当たったので、左折して南下する。旧和泉銀行の建物。

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 大通りにまたぶち当たる…このへんは岸和田城の外堀みたいなところで、橋がかかっていたそうな。

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 向かいにあるのは、旧四十三銀行の建物…道路を渡って、マス形門のあとを越えると…

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 きしわだ自然資料館がある。ここで、自然資料館、岸和田だんじり会館、岸和田城の3館共通入場券700円を購入。資料館は岸和田附近の自然…動植物から化石生物、地層・地質まで幅広く展示されている。ジオラマや映像もあり、子どもうけしそうな所でもある。また3階には個人で蒐集した様々な動物のはく製…北極熊やベンガルトラなど大型哺乳類がたくさん…は圧巻だ。

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 自然資料館を出て、岸和田城西側の大通りまで歩く…このへんは電柱が地中化されており、気持ちのいい青空が広がっている。

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 この通りをまっすぐ行くと、岸和田だんじり会館である。中に入って、だんじり祭りの様子を大型のシアターで見る。その他、展示ももりだくさんだ。

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 だんじり会館を後にして、いよいよ岸和田城である。

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 なかなかどっしりとした天守閣だ。中はゆったりしているが、残念ながらバリアフリーには対応していない。

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 階段のぼって天守閣の上まで行くと、大阪湾が一望できるのだ。

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 入り口でわけがわからん石が並べられていると思ったら、これは戦後につくられた「八陣の庭」というもの。庭作家の重森三玲(しげもりみれい)氏によるもので、諸葛孔明の八陣法をテーマに、大将を中心に天・地・風・雲・龍・虎・鳥・蛇の各陣を配したもの。国の名勝に指定されている。

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 お城を出て隣に、五風荘という回遊式庭園があるのだが、中で高いメシを食わないとみることができない。

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 五風荘の前あたりが、おそらく一番かっこいい岸和田城のアングル…

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 お城の南側を歩く…三の丸神社の赤い鳥居。

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 地元の商店街を歩いて、南海蛸地蔵駅へ。お城やだんじり会館はこちらのほうが近いのだが、各駅停車しか停まらないので不便である(岸和田は特急も停まる)。なお、蛸地蔵駅にはステンドグラスの装飾があるのだが、写真は撮っていない。
 ではでは…

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水間鉄道に乗ってきた

 5月のはじめ、天気も良かったので大阪南部を走る水間鉄道に乗って来た。
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 南海電鉄本線の貝塚駅を降りて隣に、水間鉄道の駅舎がある。なお、南海では乗り換え案内を「水間線乗り換え」とアナウンスしていたが、水間鉄道は南海とは完全別会社である。
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 地平にあるホーム。改札は交通系ICカードが使える。

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狭いホームに立派な木の待合室がある。

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 やがてステンレスの電車が2両でやって来た…元東急7000形の、1000形である。青森の弘南鉄道福島交通も同じ車両を使っているので、コラボしてイベントやったこともある。

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 弘南鉄道って、書いてるでしょ…

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 車内はごく普通の、ロングシートである。
 電車は所定の時刻に発車…昼間は20分ヘッドで、時間3本走っている。駅をでてすぐ、急カーブを左に曲がって内陸のほうに向かう。家の軒先が間近に迫ってくるのが、こうした都市内の中小私鉄の醍醐味だ。

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 中間駅はどれも簡素なつくり…駅員はおらず、ワンマン運転である。

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 近義の里~石才間でJR阪和線をアンダークロスするが、乗り換え駅は存在しないのだ。

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 名越駅で、反対列車と行き違い…名越の一つ手前、清児(せちご)駅から分岐して和歌山の粉河まで延伸する計画が大昔あったそうなのだが、とっくの昔に免許は失効している。
 貝塚をでてから、おおむねまっすぐに内陸を目指す。

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 20分ぐらいで終点、水間観音駅に到着…ヘッドマークは「オリジナルヘッドマーク」と言って、1万円で10日間、顔写真なんかをヘッドマークにして飾ってくれるサービスがあるのだ。

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 水間観音が歩いて10分ぐらいのところにある。駅舎は寺社をモチーフにした特徴のあるもので、国の登録有形文化財なんだそうな。

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 鉄道むすめ、アテンダントの水間みつまタンのパネル…関連グッズはおいていない。なお、リンクは制服リニューアル後である。

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 構内には1990年に架線電圧を1500Vに昇圧してステンレス車両が導入される前の500形車両が置かれている。保存状態はごらんのとおり悪く、中の見学もできないようだ。ちなみに80年代、私はこの車両に乗って水間鉄道は完乗済みである。

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 駅には謎の丸い植物体?が沢山飾られている…貝塚名物か!?
 そのほか、構内に燕の巣があって、燕が飛び交っていた…やっぱりのどかだなぁ~この辺は。

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 水間観音駅を少し戻った方向には、車庫があって電車が留置されている。

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 1本電車を遅らせて、とりあえず貝塚に戻ろう…なお「平成」と書いたマークが掲げられているが、さっき乗って来たヤツには「令和」と書かれたマークが飾られていた。まったく、改元フィーバーに乗りやがって…とやな気分にもなる。

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 沿線は、住宅や畑がつづくのんびりしたところ…いわゆる地元の地主さんみたいな立派な家も散見される。

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 貝塚駅にもどってきました…ではでは。

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5・19老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会

 昨日、「5・19老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会」に参加してきた。
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 関電前の一画には、すでに人が集まっている。あいた時間に「反戦タイガース」さんがちょっと歌を…4番の「反天皇」バージョンが出来上がっていた。プログラムとプラカードを戴いて、そのへんで待機する。
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 13時に集会開始…その前にプラカードを掲げて、関電前で声を上げる。
「若狭の原発を考える会」の木原壯林さんがあいさつ。東海第2原発差し止め訴訟原告団から報告があった。
 その後、全国各地からということで、青森、静岡、東京、鹿児島、香川、福島の方々から発言。その他全国からのメッセージが紹介された。発言には「特重施設(特定重大事故等対処施設)」に関するものが見られた。特重施設とは、大型航空機の衝突やテロといった重大な事故に対応するためのもので、このような事態が起こっても格納容器から放射性物質の放出を抑制するもの。フィルター付きベントや、緊急時制御室、注水ポンプや発電機を備える。新規制基準で必ず備え付けなければならないものだが、これが不備なまま再稼働が進められているのが実態である。
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 愛知の「40年廃炉訴訟市民の会」の皆さん。原発廃炉訴訟や、賠償訴訟の当事者の発言が続く。
 福井県高浜町の町会議員さんや、福井県労働組合総連合、福井県労働組合総連合からも報告…福井県は統一地方選挙で新しい知事が誕生したが、原発政策はこれまでと変わらないということだそうな。

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 再びプラカードを掲げて、抗議アクション!カンパのお願いで袋がまわってくる。

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 続いて関西からの報告…野洲市市議会議員の田中陽介さんから、放射線副読本を回収させたたたかいについての報告があった。「原発ゼロの会・大阪」「さよなら原発神戸アクション」からの報告も。奈良の「さよなら原発なら県ネット」からは、生駒の地域電力の苦境についての訴えがあった。
 「脳性まひ者の生活と健康を考える会」の古井さんは、優生思想と闘ってきたこと、原発(事故)は「いる命」と「いらない命」を選別する問題がかかわってくることを訴えられた。
 労働組合から「おおさかユニオンネットワーク」として、関西生コン支部からの発言があった。釜ヶ崎日雇労働組合の三浦さんからは、外国人労働者を被ばく労働に従事させる問題について報告された。フォーラム平和・関西ブロックや、全労連・近畿ブロックからの報告もあった。
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 一通り報告が終了した後、集会宣言を採択してデモコースの説明…閉会あいさつ後再び関電に向かってコールを行った。集会参加者は750名、カンパは18万2820円とのこと。
 この後、靭公園までブラブラ歩いて移動。公園内で2梯団…前は大阪・福井・近畿以外の全国、後ろは大阪以外の近畿という形を組む。

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 公園から出るところ…時間にならないと出してくれないが、公園内でコールが始まる。外国人の家族連れ(観光客じゃなく、おそらく住んでいるであろう人)からもニコニコと手をふってもらう。

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 デモ出発~いつものとおり、東向きにあるいて御堂筋で右折後、南下するコースだ。

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 本町を越え、さらに南下…原発いらない!電気は足りてる!…原発動かす総理はいらない!安倍はやめろ!

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 御堂筋を国民民主党の宣伝トラックが走る…国民民主党は脱原発を鮮明にしろ!(注:そのようなコールはありません)

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 いつもの通り、道頓堀をすぎてから御堂筋の東側から西側にななめ移動。

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 南海、難波駅が見えてきた…この辺で強い風が吹き、帽子を飛ばされた人も…

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 17時ごろ、無事に解散地点の公園に到着…おつかれさまでした(^^)

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松尾理論の問題点(その4)…未来社会はどうする?

 「そろそろ左派は…」本批判の最後。そろそろこの本とのおつきあいも一段落させたい。彼の未来社会への変革は、漸進的なものであると考えているようだ。
 だから、どっかでカタストロフが起こって、それで劇的に社会システムが変わるっていうのではなくて、目の前で、そういう次の社会システムにつながるような、階級的な抑圧関係のないような生産関係をつくっていきましょう、っていう話になると思うんです。最近、マルクスの展望した将来社会は「アソシエーション」と呼ぶのが流行っていますが、まずは草の根から、地べたの個々人の手の届く範囲から、アソシエーション的人間関係をつくっていくということです。
 具体的には、従業者や利用者に主権がある協同組合なり民主的なNPOなりのつながりあいが発展していくとか、あるいは普通の資本主義関係の中でも、労働組合とかが発言力を強めていって階級的な支配関係を変えていくっていうね。そんな感じの、日頃の日常の生産のあり方を身の回りから変えていく取り組みが拡がって言って…っていうイメージの社会変革論なんです。資本主義体制を根本的に変える上部構造の革命は、100年後か200年後か、土台の変革が十分成熟したあとにくるという展望になります。(p282)

_00011_2   ケインズ政策によって、資本主義の成長が需要・供給の差がありつつもダラダラと続く…図のようなイメージでおれば、上記のような「革命論」になるのもやむを得ない…革命は、我が身が生きている間には起こらない(だろう)…サンダースにしろ、オカシオ・コルテスにしろ、コービンにしろそう考えているだろう。薔薇マークキャンペーン に賛同する左派の皆さんの多くもそうだろう…60~70年代に「自分の目の黒いうちに革命やるんだ!」と決意して、革命的なんちゃら同盟ほにゃらら派なんぞに結集した方々とは違うわけだ。
 だから、革命的なんちゃら同盟的な方が「松尾匡は革命を彼岸に追い払っている!」と批判・非難することはやむを得ないにしろ、おそらく批判は交錯しない。

 それはともかく…これまで述べてきたとおり、ケインズ政策によって資本主義・帝国主義の矛盾は解決されない(だからヒトラーは「ケインズ政策」をやりつつ、世界大戦に突入した)し、リーマンショックのような金融危機も防げない。だから「斬新的」に進む準備をしつつも、急進革命の準備はしておかなければならない。はやい話が「アソシエーション(あえてこの言葉を使う)」を準備しつつある組織…NPOだろうが労働組合だろうが協同組合だろうが…は、階級的な支配関係を変えていきながら、生産・管理を自らの手で行っていかなければならないし、その準備をしておかなkればならない。なぜなら危機で資本主義がクラッシュした時、現世界で生産をつかさどっている「ハズ」の資本家どもは、逃亡するからだ。

 一方、松尾氏はこうも述べている。
 でも、不況下だと仮にそういう労働者協同組合みたいなものができたとしても、経営が苦しくなって簡単に「ブラック協同組合」になってしまうんですよ。だから、社会を変えていくといっても、やっぱりまず目の前の不況をなんとかするということを考えなければいけないと思います。
 この「ブラック協同組合」(労働条件等が悪質な企業・経営とかを「ブラックなんとか…」と表現することの是非はさておき)の話は、本当にシャレにならない。(生産)協同組合運動をやっても、運営が民主的でなく、かつそこで働く人がだれも幸せにならない…こんなのが「左派」が運営するヤツでもちょこちょこみられて破綻する、信用も無くすってのが、本当にある。「協同組合」が生き延びるためには、国・行政からお金を引っ張ってこなければならないことも多々あって、そのための財源は「ケインズ政策」で引っ張って来るしかないわけだ。

以上、松尾匡流・息継ぎ政策の紹介と批判は終わり!

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松尾理論の問題点(その3)…資本Gにお金はまわさない

 松尾匡「ケインズ」理論への批判…ただしここらへんは、松尾氏が言っていることに対する批判ではなく、言っていないから問題だということ。
 「そろそろ左派は…」本において、北田氏が述べている 『資本論』の有名な「G-W-G’」という議論ですね。「G」が貨幣で「W」が商品、「G’」が自己増殖して増えた貨幣だという一般式。(p275)あたり。ま、なぜデフレになるか?論のところだ。松尾氏は、ケインズの一般理論の体系と言うのは、『雇用、利子および貨幣の一般理論」というタイトルで、叙述の順番もほぼそのとおりなんですけど、「雇用の原因は利子、利子の原因は貨幣」という順番になっています。それで最後の原因は「貨幣」なんだということになるわけです。(p275)と展開され、貨幣のもつ「流動性」を選好する…要するにお金で持っていると、資本として使える…そうすると増殖するので、人びとがお金を貯め込むようになる…それが不況・デフレの原因である。この記事 でも似たようなことを書いたが、展開は中途半端だ。その中途半端さは、マルクスにちょっと触れながら、マルクスを全然語っていないことによる。
 貨幣・お金を「資本として使うと、増殖する」のは、労働者を働かせてその剰余価値を搾取するから出来ることである。それがG-W-G’サイクルだ。さらには自分で生産に関与しない、労働者を働かせないで、利子だけ稼ごうとする金融資本が現れる…これはG-G’サイクルである。そして増やすためには、ただ持っているだけではダメで、資本として投下されなければならない…銀行に預金して貸し出す、あるいは株式を購入するといった行為が必要となる。このへんの説明を松尾氏は省いているので、非常に「中途半端」なオモシロくない論になってしまう。

 単に政府部門が需要を創出して「インフレ」にしようとすれば、インフレに対する期待が上がり、将来は貨幣価値が目減りするとみんなが考える…だから人々は「お金」で持っておこうとはせず、モノを買うのでデフレは解消する…とケインズ政策では考えるし、松尾氏もそのように述べている。
 だがケインズ政策、あるいは薔薇マークキャンペーン政策をより「革命的」に捉える、あるいは展開しようとするならば、資本にお金はまわさない…という視点が必要である。この記事のおまけでも書いた通り、G-W-G’あるいはG-G’の最初のGに、お金・通貨を供給しないこと…これが利子を取ることで世界中を暴れまわる資本を規制する一つの方法なのだ。_0001_10

 需要不足で資本にお金が回らないから、政府部門が需要をつくりましょうというのは、最終的に資本にお金が行くので「規制」にはならないし、資本への「救済策」でもあるのだが、アベノミクスの最初の矢…異次元金融緩和…だけではダメな理由がある。それは中央銀行に国債を引き受けさせて作ったお金は、ほっておけば直接最初のGに回るからである。だから意図的に「人民のために」使わないとアカンのだ。
 加えて、富裕層から搾取・収奪する政策が大切なのは、富裕層がお金を持っていると、スグに投資・投機にお金が回る…直接最初のGにお金が回ってしまう。だから富裕層から「お金」を取り上げ、民衆のあいだで回すようにすることが必要となる。これは文字通り階級闘争である。

 松尾氏にはそういう視点がないので、マルクスの説明が中途半端となってしまうのである。本書のページ数等も含めた限界なのだろうが、せっかくG-W-G’式がでてきたのであれば、G-G’式も出して、生産もなにもせず利子だけ求める金融資本が基軸になっている社会を問題視し、それをぶっ飛ばす政策として(たとえ息継ぎ政策であったとしても)ケインズや薔薇マークを打ち出さないとアカンのである。

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5.26石川一雄、中山千夏講演会のお知らせ

 集会のお知らせ
 原発あかん・橋下いらん・弾圧やめて!
 石川一雄、中山千夏講演会
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フクシマと結ぶ、音の力いのちの言葉(Vol15)
2019年5月26日(日) 12:30開場 13:00開演 17:30終演(予定)
港区民センター ・ホール
第1部 13:00~
ジャグリング ちゃんへん
ミニ・ライブ カオリンズ&パギやん
報告1「狭山再審請求の現状と課題」中北龍太郎(狭山弁護団)
報告2 菅野みずえ
報告3「竹中平蔵批判、その後」船橋秀人(元東洋大学生)
報告4「連帯労組・関生支部、反弾圧レポート」
諸アピール

第2部 15:30~
講演&トークショー 石川一雄×中山千夏

■主催・問い合わせ
コラボ玉造〔TAMAZO〕
■後援 新聞「うずみ火」
℡ 090₋8146₋1929(予約専用)
fax 06-6741-8012
メール tamazo@fanto.org
ウエブ

差別裁判打ち砕こう!
 1.西から東に無実を叫び/荊冠旗のもと我らは進む/差別裁判うちくだこう/差別裁判うちくだこう 2.狭山差別の裁判を/断固我らは闘わん/石川青年とりもどそう/石川青年とりもどそう 3.我が行動隊無実を叫び/三百万の兄弟と/差別裁判うちくだこう/差別裁判うちくだこう…この「差別裁判打ち砕こう(作詞:部落解放同盟/作曲:作田晃)」は、フォークバンド「水平線」によって全国に広がり、70~80年代には日本の津々浦々で高らかに歌われましたが、今は残念ながら歌うことも聴くことも、ほとんどありません。同様に、数年前、国会議事堂前を中心に響いていた「ミンシュシュギッテナンダ?!」という〔ラップ〕も、昨今は歌われも聴こえもしなくなりました。
沖縄万歳?!
 去る2月24日、沖縄県民投票は「新基地建設に72%の反対」という確固たる意志を「数と数値」で示しました。私たちは、この結果を「沖縄の民意」、つまり「民主主義における多数決の勝利」として「日本国本土」で賞賛することを拒否します。「沖縄の闘いは凄い」「沖縄にこそ民主主義がある」などと、ヤマトンチュ(日本人)が万歳三唱することは断じて許されないはずです。民主主義は「己の闘い」の結実として実体化するのであって、連帯や共闘の名を借りた「他人の成果の横取り」では決してありません。では、私たちの民主主義はどこに、いや本当に、あるのでしょうか?
あれから56年
 56年前、部落差別によって文字と教育の機会を奪われた石川一雄さんが、殺人犯にでっち上げられました。「狭山事件」は、実は国家権力による意図的な冤罪事件だったのです。そして、獄中で自らの生い立ちと部落差別の現実に目覚め、文字と人間の尊厳を取り戻す決意を打ち固めた石川さんの闘いが、戦後民主主義の陥穽であり瑕疵でもあった「部落差別」の現実を広く知らしめ、特に「差別の現実に深く学ぶ」数えきれないほどの教育実践が生み出され、無数の共感と連帯が波濤となってうねりながら、♪差別裁判打ち砕こう!の歌声が全国津々浦々に響きました。その結果、枚挙にいとまない支援・共闘行動が創出されたのです。この歴史と事実こそ「私たちの民主主義」のための闘いだったはずです。
[オリンピック・代替わり]災害
 「東京オリンピック」のお祭り騒ぎと「天皇代替わり」を利用して福島原発事故を隠蔽し、沖縄辺野古への新基地建設を飽くまで推進する「安倍・自公独裁政権」は、死刑と冤罪と政治弾圧を量産する史上最低・最悪・最凶のレイシスト集団以外何ものでもありません。私たちは、狭山差別裁判の歴史的・社会的構造を再度対象化する中から、「ミンシュシュギッテナンダ?!」をもっともっと掘り下げ、圧政に屈することなく、明日への展望を語り合い、そして、一日でも早く「安倍政権打倒の佳き日」を迎えようではありませんか!
石川「青年」とりもどそう
 かつての石川青年は、80歳になった今日に至るも「差別裁判」を糾弾し自信の無実を勝ち取るために飽くことなき闘いを続けておられます。中山千夏さんは戦後大衆芸能史の生き字引的存在であり、平和・民主主義・人権の闘いの現場に馳せ参じてくれる数少ない芸能人の一人です。この「二人の親友」をお招きして、知性と闘志を鍛え、様々で多種多様な「闘いと生の現場」の交流を深めましょう。

「・・・人間を勦(いたわ)るかの如き運動は、かへつて多くの兄弟を堕落させた事を想へば、此際(このさい)我等の中より人間を尊敬する事によつて自ら解放せんとする者の集団運動を起せるは、寧(むし)ろ必然である。」(水平社宣言より)

あなたの参加を呼び掛けます!
「5.26石川一雄、中山千夏講演会実行委員会一同」

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絶対面白いぞ!映画「主戦場」

 日曜日、第七藝術劇場で従軍慰安婦問題を扱った映画主戦場を観てきた(^^)

  絶対に面白い!観るべし!
 ゆっくり行ったら、劇場は満員で立ち見でした。 

 否定論者・歴史修正主義者とそうでない人を交互に出演させる形をとりながら、歴史修正主義者を完膚なきまでに論破・粉砕している!監督・プロデュースした米国人、ミキ・デザキ氏に拍手です。
 例えば…
・慰安婦は「強制連行」されていない→ウソ、だましによる慰安婦募集は強制。
・慰安婦は「性奴隷」ではない。多額の金をもらっていた、買い物をしていた、自由があった→どれだけお金をもらっていようが、自由意志が奪われたかっこうで全人格を拘束されていれば、それは奴隷とみなされる…「雇い主の許可」のもとの「自由」でしかなく、自由意志が認められていたわけでもない。
・どこの国でもあった→アメリカだったら、軍人が組織的に売春行為をしていれば則、規制がかかり、売春所は閉鎖された。
・慰安婦の「証言」はころころ変わる→つらい思いをしていた人が「証言」すること自体、大変なこと。それに「本筋」は変わっていない。
・慰安婦は「公娼制」があったので、合法だ→当時日本が批准していた国際条約その他に違反していたので、違法。

 等々、慰安婦問題をまじめに学習した人にとって「常識」である事項を、否定論者の口から逆に語らせる手法をとっているわけで、これが「痛快」なんだな。

 それはそうと、日本の「右派」に人気のテキサス親父って、日本人のプロデューサー(藤木俊一)氏がいるのですな。ケント・ギルバート氏はちゃんと英語でインタビューの受け答えをしている。「新しい教科書をつくる会」の藤岡信勝氏が「国家は謝罪してはいけない」と言う場面にかぶせて、第二次大戦中に日系人を強制収用したことに対し、補償する法律を作った時にロナルド・レーガン大統領が「謝罪」している映像が流れる❗
 大御所?桜井よしこ氏も出てくるし、みんな大好き!?杉田水脈氏は「大活躍」状態…杉田氏の場面だけ取り出してみても、十分エンタメとして成り立つようになってるぞ!

 そのほか、慰安婦「日韓合意」には、日本と韓国が対立していては困るアメリカの思惑が後押ししていること(これは植民地支配の清算がほとんどできなかった「日韓条約」締結時の構造と重なる)や、改憲(明治憲法体制への回帰)を掲げる「日本会議」の野望も、しっかり言及されている。
 映画の最後のほうに「ラスボス」は出てくる…が、マンガ等のストーリーにありがちな、しょぼいキャラクターであった…吉見義明氏や、秦郁彦氏の本すら読んでいない…が、それはむしろ「歴史修正主義」を支えるのは、安易な主張に流れる私たち自身にあるということを暗示しているのだろう。ラスボスよりもむしろ、彼らと連なってNHKに圧力をかけ、教育基本法を改悪した右翼政治家、安倍晋三首相の役割が大きいこともきちんと描かれている。また最後は慶応大学名誉教授の憲法学者、小林節氏や 元日本軍兵士の松本栄好氏、さらにはミキ・デザキ氏のナレーションにより、安倍改憲に警鐘を鳴らしている。

 そしてこの映画が「カメ止め」みたいに流行れば、少しは日本の状況がマシになるかも知れない…などと思ったりもした。

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松尾理論の問題点(その2)…マルクスは過不足を問題視していない?

 松尾匡「ケインズ」理論への批判…「そろそろ左派は…」本の最後のほうで松尾氏はマルクスを持ち出してこう述べている。
_0001_9  マルクスは「再生産表式」とかで、生産物を「生産手段」と「消費財」って二種類にまとめて、それぞれの需給一致条件を考えると言う話もありますが、あの式は「両財の超過需要の和がゼロ」になるようになっています。つまり、生産手段部門で超過需要が出ていたら、消費財部門でちょうど同じだけ超過供給が出る。だからあの世界では財の均衡条件式は、二部門想定しているのに1本しかない。これはいわゆる「セイ法則」なんですよ。(p273)
 「セイ法則」とは、要するに「作ったモノは全て売れる(貨幣に転化する)」という古典経済学の(したがって古典経済学を批判するマルクス経済学でも)前提であり、ケインズ的な見方をすれば「それはおかしいですよ」と批判されるシロモノなのだが、ここではこれについて述べない。
 問題は松尾氏が「再生産表式」について何も分かっていない(あるいは知っていてちゃんと説明していない?)ことである。
 資本主義の終わり論2最新記事で詳しく展開されているが、マルクスは部門Ⅰ(生産手段)と部門Ⅱ(消費財)に分けたのは、部門Ⅰと部門Ⅱの生産物が交換できないから、分けて考える必要があるとしたためである。そして部門Ⅰ、部門Ⅱ間での過剰・過少について考察している。「両財の超過需要の和がゼロ」になるからOK…でとまっているわけでなく、ちゃんと過大・過少になる場合について考察している。
 具体的に見て行くと…
 生産物の価値W=C(原材料の価値)+V(労賃)+M(剰余価値)
 部門ⅠのV+Mが、部門ⅡのCになる
 だから、部門Ⅰ(V+M)と部門ⅡCの交換を比較してみる。ケースとしては
 ①Ⅰ(V+M)>ⅡC 拡大再生産
 ②Ⅰ(V+M)=ⅡC 単純再生産
 ③Ⅰ(v+M)<ⅡC 過剰生産…これで破綻する

 である。
 マルクスがちゃぁ~んと、過大・過少を考えて「資本主義は行きづまる」と証明していることがネグレクトされているのである。

 もちろんマルクスの言っている過剰生産と、ケインズの言っている過剰生産はリクツが違う…マルクスは生産したものの部門間で不均衡がおこることが問題であるのに対し、ケインズは相対的に需要が不足(供給力が過剰)になって生産物が貨幣に転化されないため、経済が回らないことが問題であるとしている。「セイ法則」が成り立つかどうか?という違いもある。
 松尾氏はこの後で
 ただ、マルクス自体が恐慌を知らなかったわけではなくて、もちろん十分知っているわけですね。広い意味でのマルクスの政治経済学の中では、もちろん総需要不足の不況の存在とかは意識はされているんですが、経済理論として体系的に論じられてはいない。(p279)
 マルクスの時代、総需要不足が起こるとたちまち「恐慌」に陥って、工場はつぶれ労働者は街頭に放り出され、路頭に迷う状況になった。ただ工場がつぶれることで生産力が一旦オシャカになるため、総需要不足がすぐに解消され、また景気拡大局面に戻るのだ。だから「総需要不足」を理論づける必要はなかったとも言える。ただそこから逆読みして、マルクスが恐慌や「大量失業」についてあまり考えていなかったような書きぶり(「資本の有機的構成」が高まることで失業者が発生する云々…p279あたり)はいただけないのである。

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老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会

集会のお知らせ
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老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会
高浜1・2、美浜3号機は期限切れ
とき:13:00
ところ:関西電力本店前(大阪市北区中之島)
集会後、徒歩でうつぼ公園へ移動
15:15 うつぼ公園からデモ出発
(御堂筋デモ、難波まで)
16:45 終了

●主催…原発うごかすな!実行委員会@関西・福井
●呼びかけ
★オール福井反原発連絡会
(原子力に反対する福井県民会議、サヨナラ原発福井ネットワーク、福井から原発を止める裁判の会、反原発住民運動福井・嶺南センター、原発問題住民運動福井連絡会)
★ふるさとを守る高浜・おおいの会
★若狭の原発を考える会
●連絡先…林 広員(オール福井反原発連絡会)090₋8263₋6104
    東山幸弘(ふるさとを守る高浜・おおいの会)0770₋72₋3705
    木原壯林(若狭の原発を考える会)090₋1965₋7102

老朽原発の運転を許してはなりません
 原発は、一たび重大事故を起こせば、職場を奪い、農地を奪い、海を奪い、人の命と尊厳を奪い去る装置であることを、チェルノブイリ、福島の原発事故が大きな犠牲の上に教えています。福島原発事故から8年が経ちましたが、今でも、事故炉内部の様子すら分からず、汚染水はたまり続けています。多くの被害者が、苦難の生活を強いられています。
 それでも、関電は、今年で45年、44年超えとなる老朽原発・高浜1、2号機と43年越えとなる美浜3号機まで再稼働させようとしています。それは、既存の原発全ての運転を60年まで延長し、原発電力を「巨大資本に奉仕する国を造り、戦争できる国を造る」ための基盤電源にしようとする安倍政権の政策に迎合するためです。関電はその露払いをしようとしているのです。

 原発は、老朽化すると、重大事故の確率が急増します。次のような理由によります。
▶高温、高圧、高放射線に長年さらされた圧力容器、配管等では、脆化、金属疲労、腐食が進んでいます。中でも、交換することができない圧力容器の老朽化は深刻です。
▶老朽原発には、建設時には適当とされたが、現在の基準では不適当と考えられる部分が多数ありますが、全てが見直され、改善されているとは言えません。例えば、地震の大きさを過小評価していた時代に作られた構造物、配管の中には交換不可能なもの(圧力容器など)があります。

 関電は、老朽原発を今年9月から来年にかけて再稼働させようとしていましたが、2月4日、半年から9ヶ月遅れると発表しました。まともに工事予定を立てる能力もなく、トラブル続きの関電が老朽原発を安全に運転できるはずがありません。

 「原発うごかすな!実行委員会@関西。福井」は、脱原発・反原発の活動を飛躍的に活発化させ、老朽原発再稼働の策動を阻止したいと考えています。「5.19老朽原発ごかすな!関電包囲全国集会」はその一環です。皆様のご支援とご参加をお願いします。

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松尾理論の問題点(その1)…ヒトラーは防げない

 薔薇マークキャンペーンや「そろそろ左派は…」の理論は、あくまでも資本主義社会を維持した上でよりよい社会を構築しようとする「息継ぎ政策」である。だからマルクスやレーニンをちゃんと学んだ左翼からは、いろいろ批判・ツッコミもある…これからそこのところを展開する。
 松尾匡氏らの提案するケインズ政策…不況期に財政出動して需要を作り出し、好況期はそれを止め、「引き締め政策」を採るというのは、あくまでも資本主義社会がそのまま継続していくという前提に基づいている。
_00011_1 いわば左の図が永遠に続いて行く…ということが前提とされている。
 しかし資本主義社会は永遠ではない。過去に何度も恐慌を起こしている。つい10年前にもリーマンショックという恐慌が起き、多くの労働者が職を失い、路頭に迷った。それどころか、発展した資本主義…帝国主義はお互いにつぶし合う「争闘戦」を行う…90年代日本の「失われた10年」は、冷戦に勝利したアメリカ帝国主義による日本に対する争闘戦の結果でもある。それどころか2度も「帝国主義戦争」たる世界大戦を引き起こしている。
 こうした「資本主義の危機」「資本主義の矛盾」は、単なる需要不足では説明がつかないし、需要を増やせばなんとかなるというものでもない。「利子」を要求して世界中を駆け巡る資本そのものを規制(これが革命だ)しない限り、解決不可能なものである。

 「そろそろ左派は…」の中で松尾氏らは、ヒトラーやトランプのような極右が政権をとらないよう、左派がケインズ政策による「反緊縮」政策をとる必要があると説く。トランプはともかく、ヒトラーが政権を取れた、あるいは国民から一定の支持があったのは、世界恐慌期に緊縮政策をとらず、財政を拡大して雇用を増やしたから…逆にヒトラー以前の政権は、当時のセオリー通り緊縮政策をとった…ということを指摘もしている。
 ヒトラーの時代に「ケインズ政策」という言葉は当然ないわけだが、ヒトラーは一種の「ケインズ政策」をやっていたわけだ。当然、不況は「解消」した。ドイツにおいてはほぼ「完全雇用」が達成されたと言ってもよい。だが、資本主義・帝国主義の矛盾は解消されなかった。ヒトラーは東方への「生存権確保」を目指し、第二次世界大戦への引き金を引いた…他方、第二次世界大戦のもう一つの当事者、アメリカも「ニューディール政策」というケインズ政策をとり、不況は解消したが第二次世界大戦に参戦し、帝国主義間の矛盾解決を行っている。このようにケインズ 政策そのものは、帝国主義戦争を防ぐものではないのである。_0001_7  

 松尾氏らは、ヒトラーでなく、左派が「ケインズ政策」を採って政権を握っていれば、戦争は起きなかったと反論しそうであるが、資本主義・帝国主義の矛盾をそのままにして、争闘戦を続けていれば必ず戦争あるいはそれに近いクラッシュが起こる。歴史にIFはないのであるが、仮にドイツで「左派」(社会民主党なり共産党)が「ケインズ政策」をとって頑張っていたとしても、その先で革命起こして資本主義・帝国主義の矛盾を無くさない限り、どこかで右バネが働いて、ドイツは左の政権のまま、あるいは右派に政権を奪われて「戦争政策」を採ったであろう。

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何度も書く、天皇に期待してはイケナイ!

 天皇が代替わりした…本当は無くすべき天皇制、地獄の底まで追いかけって打倒するぜ❗
 それはともかく…新天皇が前天皇よりも「護憲的」でないというお話…リテラより

新天皇の「お言葉」で「日本国憲法」尊重姿勢が弱まった理由は…背景に安倍首相による取り込みと官邸の圧力
前略)明仁上皇の天皇即位の際の「お言葉」は前述したように、「皆さんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たす」というものだった。ところが、今回の徳仁天皇の場合は「憲法にのっとって」と言っただけ。明仁天皇の国民と同じ目線に立った護憲の決意はなくなり、「日本国憲法」も「憲法」に省略されていた。ベテラン皇室ジャーナリストはこう分析する。
「率直に言って、あのお言葉には、妥協の印象を強く受けますね。上皇陛下の業績を最大限にたたえ、その姿勢を受け継ぐことは押し通すことができたものの、憲法のところでは安倍政権に配慮し、必要最小限にとどめられたんじゃないでしょうか。実際、官邸側から見ると、あの表現なら御の字。この間の働きかけが実ったと喜んでいるはずです」
 そう、今回のお言葉は、新天皇が官邸の働きかけに屈した結果、とも読み取れるのだ。(以下略) 

新天皇が一般参賀の”お言葉”で憲法違反の儀式「剣璽等承継の儀」に言及! 復活する国家神道の神話
(前略)新天皇は5月1日、「即位後朝見の儀」でも「お言葉」を述べたが、本サイトは、明仁上皇が天皇即位の際に「皆さんとともに日本国憲法を守り」と語ったのに比べると、護憲的な姿勢が弱くなっていると指摘。背景に、安倍政権の圧力があったのではないかと分析した。
 しかし、今回の一般参賀のお言葉はさらに後退したものになった。それは、日本国憲法に一切触れなかったことだけでなく、天皇自らが「剣璽等承継の儀」という憲法違反の儀式を終えたことを国民に報告したからだ。(以下略)

 リテラの論調は、安倍政権が新天皇に「吹き込んで」、護憲・リベラルな論調を抑え込ませたとしている。しかし何度も書いているが、前天皇は米帝の前に大日本帝国が敗退し、「お家断絶」天皇制そのものが無くなる危機に遭遇し、日本国憲法体制にすがることでなんとか延命したことを経験している。それゆえ本能的に「日本国憲法」を尊重することが体に叩き込まれている(その割には、憲法に規定されていない行幸・被災地行脚等を象徴としての務めとしてぶち上げ、実行するわ、それが体力的に持たないとなると「お言葉」を発して「生前退位法」をつくらせる政治的行為に出るなどしているのだが)のだが、新天皇は一定、象徴天皇制が確立され、安定した時代に育っているので、前天皇ほど日本国憲法体制へのこだわりがない…ということに他ならない。代替わりすれば当然、憲法に対する考え方も変わる。
 天皇の意向で民主主義や日本国憲法のあり方が左右されてはならないのだから、そもそも天皇が「護憲的」であるかどうか云々すること自体がナンセンスである。多くのリベラル・左派がやってるような、天皇への期待なんぞしてはイケナイのだ。

 あと「保守」の人たち(象徴)天皇制を擁護するいい分として「天皇(制)そのものは悪くない、天皇を利用するヤツが悪い」というのがある(天皇を「利用」しない、させない「しばり」として、憲法1~8条があるというのはその通りである)が、そもそも「利用されない」純粋な天皇(制)って、日本の歴史上あったのか、そして今もあるのか。
 リテラの記事だけでなく、安倍政権は今回の天皇代替わり・改元を政権浮揚のため徹底的に利用した(改元は銀行券デザイン変更も前倒しで発表するというオマケ付きである)だが、象徴天皇制を支持する「保守」の人たちは、リテラのような批判記事が出ても、安倍政権の天皇制利用をどれだけ批判・糾弾しているのだろう…いっしょになって「改元」「新時代」「新天皇」を祝賀しているのではないか?

ここは今こそはっきりさせよう…

 天皇制は

   要らない!

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デフレの原因は流動性志向、貨幣の物象化もろもろ

 松尾匡ら「そろそろ左派は…」の論考の続き…本書の終わりのほうは補論②新自由主義からケインズ、そしてマルクスへと題されている、そこでなぜデフレになるかという話がありまして。
_0001_6松尾 しかし、90年代頃からケインズの読み直しが進みました。そして、ケインズが不況の原因として挙げていることの核心は、価格や賃金の「下方硬直性」ではなく、「流動性選好」という概念にあるのだということが発見されたのです。
北田「流動性選好」というのは、人には実は「貨幣そのもの」を欲望してしまうような選考構造(経済主体が複数の選択肢の中からある商品やサービスを選び、それを欲求すること)があるということですね。何にでも交換できる貨幣というのは、ある意味で一番流動 性が高い商品ですけれど、人は「流動性そのもの」を求めてしまう性質がある。(p266)

で、これがマルクスのいうところの貨幣の「物象化」「物神崇拝」なんだそうな。要は神さまみたいな位置に貨幣がある、という図式なんですよね。だから、マルクスはお金を貯めること自体が自己目的化してしまうという話をしているわけです。(p275)
で、お金を貯めるために節約するだけでは物足りなくて、資本として投下し、G-W-G’のサイクルを回そうとするわけだ。さらに横着すると❗G-G’という利子生み資本サイクル…自らは何にも生産しない…を回そうとする。
お金で持っていると、それは資本としても使える、増殖する(物で持っていると絶対に増殖しない)だから人はお金で持ちたがる…ということもあるわけだ。
 また、デフレであれば「金融資産」を持っている人はお金の価値が上がるので、だまっていても資産が増える。あと一般人も、賃金や年金は物価よりも遅れて変動するため、インフレよりもデフレを望むのだ。90年代にバブルが崩壊して以降、正規労働者は非正規に置き換えられ、賃金は上がらず、むしろ切り下げられる…って時に、物価が下がってくれたのでどれだけ助かったか❗てのが、労働者民衆の実感だろう。で、昨今は円安の影響もあって、食料品など輸入に頼らなければならない生活必需品がジリジリと値上がりしている(なのに賃金や年金は上がらない)すご~く痛手になっている。
 また、いったんデフレが始まると「合成の誤謬」…個人個人が合理的な行動を行うことが、かえって社会全体で悪くなること…もあいまって、だれもお金を使わなくなる。だからデフレが続くのである。

おまけ…松尾氏は「共産党宣言」でも「フランスにおける内乱」でも、「革命政権は中央銀行を国有化して信用を国家の手に集中するのだ」と言うんですよ。結局その場合、政府が通貨を自由に発効できるようになるわけです。(p291)という…確かに革命政権が中央銀行を制圧すれば通貨は自由に発効できるだろう(「内乱」の時代は、銀行券は金とリンクしてたハズだから、自由にいくらでも出せるわけではない)が、通貨を自由に資本に回さない、G-W-G’、あるいはG-G’に通過を供給しないという目的もあるのだ。そして通貨を「流通手段としてのみ使える通貨」=「労働証書(あなたはこれだけ労働したので、社会からこれだけのものを引き出すことができるということを証明するもの)」にすみやかに移行させるためなのである。ケインズのいう、総需要を増やすためにお金を発効するだけのハナシではない。

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何でもアリの銚子電鉄(後篇)

 銚子電鉄の外川駅には、現在使われている元京王車両の前に使われていた、デハ800形が展示されている。
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 中に入って見学ができるのだ。

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 なかなか、エエ感じでしょ。

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 パネルは、アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のキャラ…銚子が舞台なんでしょうか?

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 ちょっと外川の街をウロウロしてみる。駅のあるところは標高が高く、津波は大丈夫みたい?

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 駅構内ではいろんなものが販売されていた。「まずい棒」はベースのコンソメ味の他、チーズ味が新たに加わる。「まずい棒」10本と「まずえもん」缶バッジをげっと。「まずい棒」はその後、三里塚全国総決起集会で三里塚勝手連の方々とおいしくいただきました(^^)

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 帰りの電車は2000形だが、「大正ロマン電車」というヤツだったようだ。

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 レトロな看板が掲げられていたりもする。

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 2000形は2両編成d、反対側は湘南スタイルである。イイねイイね(^^)
  電車はJR銚子駅に向けて発車。

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 外川の次は、犬吠駅…OTS(ワンツースマイル)犬吠埼温泉という名前になっている。

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 関東最東端の駅、海鹿島(あしかじま)駅…ネーミングライツで「関東最東端より銚子港直送 千葉石毛魚類 海鹿島」駅となっている。

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 元伊予鉄700形の、澪つくしカラー3000形…奥には元営団地下鉄デハ1002(現在は引退)がいた。

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 銚子駅に到着~ いやぁ~改めて乗車してみて、街の雰囲気とかもエエから。また時間をとって乗車したり、写真撮ったり、街歩きしてみたいぞ、ここは。あと、駅にけっこう職員さんがいた。ワンマン運転だが、切符は買いやすそうだ。

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 おまけ…JR銚子駅ホームにある、巨大しょうゆ樽…ではでは。

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経済のハナシは「景気のいいハナシ」?

 選挙戦術のお話…この前の「衆議院大阪12区補欠選挙」の雰囲気にもからめて…
 大阪における統一地方選挙、国政選挙において「維新」が掲げるスローガンは、「大阪の成長を止めるな!」である。大阪の成長とは、とりもなおさず「景気のいいハナシ」のことだ。維新の政策では、2025年の万博の誘致があるし、維新の政策かどうかはともかく、インバウンド需要で観光産業なんかが盛り上がっている。アベノミクスの恩恵はうけなくても、なんとか庶民もやっていけそうな雰囲気は、今の大阪にはある。

 自民党は「中央とのパイプ」ってのが売りだ!公共事業等に予算がつき、それで景気をよくしてやっていこう路線だ。

 維新も自民も経済を語るときは、直接「景気のいいハナシ」をする。その恩恵が得られます、仕事が増えます、商売儲かります、給料(多分)上がります(景気が良ければ下がることはないでしょう)ってなことが、まあなんとなく彼らからは伝わってくるのだ。
 そこに期待をかける人も多いだろう。それは当然のことだ。

 で、対する我々が「経済を語る」時は、こうした直接「景気のいいハナシ」はまずやらない。
 薔薇マークキャンペーン で語られている「経済」は、直接、人に投資する…福祉や介護、医療、教育に…である。それによって、ちょっとタイムラグはあるだろうが、経済を成長させましょうってハナシだ。

 だが、そうゆうハナシは直接の「景気のいいハナシ」に比べると弱い…日本共産党が、福祉や教育にお金を回すと何度言っても、支持を伸ばすことができていないのは、こうゆうところにも原因があるのではないだろうか?
 そうすると、維新や自民に対抗して「経済」を語るためには、どうしても直接「景気のいいハナシ」をしないといけないのか?

 だが、そこまでいくと「違うでしょ」と思うぞ!

 維新や自民と同じレベルで「景気のいいハナシ」をしようと、事業を引っ張って来る構想なんかを語っても、所詮、権力を握って、利権を握っていり連中とは出来ることが違う。その辺は民衆も良く知っている。
 だから共産党が、公共事業をバンバン進めて景気を良くしますっ!って言っても、誰も期待しないだろう。

 そうすると、反維新、反自民を闘う側としては、やはり彼らとは違う構想ややり方で、経済を良くしていく、社会を良くしていくということを前面に立てて訴えるしかないのであろう。
 あと「反」のほうに期待されているのは、やはり維新や自民のデタラメや不条理さを、糾弾し、正すということ…きちんと反対する!ということも求められている。「景気のいいハナシ」はみんな大好きだし、したい…でもそれだけじゃない。森友問題みたいなことが明るみになれば、みんなやっぱり怒るのだ。そこをちゃんと追及しないで反維新、反自民の人たちが、維新や自民と同じような「景気のいいハナシ」をしても、結局誰も信用しない…「何なんだあいつらは!」と怒られるのだ。

 「人はパンのみにて生くるものに非ず」「Bread and Rose」なのである。

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