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本当に伝えなければならないのは?

 昨日、NHKスペシャル#あちこちのすずさんをちょっとだけ見た。
 アニメ「この世界の片隅に」がNHK地上波で放映されたこともあって、8月に戦争を振り返る企画としてはいいものだったと思う。

 贅沢だからとパーマネントが「禁止」されたにもかかわらず、一般の人が「木炭パーマ」をあてていたこと(木炭は普段、料理等に使用するために配給されたものを、パーマ屋さんに持って行って使ったそうな)都会から疎開してきた人が、地方にパーマを広めたことなど…なかなか「抵抗」も含めた興味深い話もあったのであるが…

 どうも違和感を感じるなぁ~

 戦争が酷くなって、敗戦が目前となって(とはいえ、当時の人は「敗戦」についてその時期も含め、考えることは難しかっただろう)生活が酷くなった…そこでなんとか生きていましたよっってなことを集めるのも、結構なことだ。

 だが、そこに至るまで、一体何があったのか、普通の「国民」はどう考えていたのか?

 戦争が酷くなること、あるいは戦争そのものを、どうして止めることが出来なかったのか?

 本当は、それをキチンと検証し、伝えるべきではないのか?

 日本を破局に導いた対米戦争であるが、その原因は日本帝国主義の中国侵略戦争にある。

 中国侵略戦争が中国jん民の抵抗にあって泥沼化し、また米英の帝国主義権益と衝突した…それが東アジアでは対米戦争、第二次世界大戦に発展したのだ。
 そのことについて「あちこちのすずさん」はどう考えていたのか?何をしてきたのか(何をしなかったのか)

 思えば1937年12月、「南京陥落」を人々はちょうちん行列で祝った…
 だが、その陰で、多くの中国人が虐殺されていたのだ…

 報道されなかったとはいえ、こんな「不正義の戦争」を、黙って見過ごした当時の「あちこちのずずさん」について、考えることはもっと必要だろう。

 折しも韓国に対する、戦争挑発的ともいえる敵対政策が、安倍政権によって取られていいる。あるいはトランプ大統領のご機嫌をとり、なおかつ「生命線の確保」「シーレーン防御」という口実の元、ホルムズ海峡、中東に自衛隊・護衛艦が派遣されようとしている。

 「戦争を伝える」という、過去を戒め、現代に生かすことは「戦争が起こる前、どうだったのか?」ということを、より重点を置くべきであろう。
 戦争を回顧する試みは、ホント8月15日前後だけでなく、柳条湖事件(9月18日)や盧溝橋事件(7月7日)の前後、あるいは南京大虐殺(12月)に、真剣に行うべきことなんだろう。

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コメント

犬養毅が政権欲しさに「内閣が軍の兵力に口を出すのは統帥権干犯だ!」とか言い出したのが軍部の暴走を招いたんだよなぁ。

数年先の日本がどうなるかも考えず、長期戦略もなく、とにかく権力が欲しくて目の前の政敵を叩くために相手の行動をボロクソに叩こう!とした結果、日本を国難に追い込んだ。


……どこかで聞いた話ですなぁ。

投稿: 通りすがり | 2019年8月11日 (日) 20時45分

「通りすがり」氏へ…
 捨てハンのような名前をつかうのではなく、何か気の利いたペンネームをつかうこと…だいぶ前に決めましたが、ここのルールです。

投稿: あるみさん | 2019年8月13日 (火) 20時41分

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