「新選組」は放置プレーで良い方向に向かう…
先日4日の「なんとかならんかこの日本!?」集会における、大西つねきさんのお話から…
太西氏が山本太郎「新選組」代表から連絡を受けたのは、7月2日の朝のこと…ちなみに「新選組」結党の時から、注目はしていたそうだ。朝、電話を受けて午後、六本木の事務所で会おうとしたらすれ違って議員会館へ。「そのまま記者会見になるかも知れません」とは言われていたそうだ。で、山本代表と会って、「比例代表で出馬してもらせませんか?」ということで、OKした…それだけのことらしい。
選挙期間中はまさに「放置プレー」で、「新選組」から特に何かしてもらったわけではない。だから太西氏は自分の好きなように動けて、自分の言いたいことを主張できたのだそうな。山本太郎代表は、いかに人々の熱気を醸成する運動をするか!?ということに忙しく、個々人の候補者についてあれこれ指図したり、手を回す余裕がない。(とはいえ、それで「党」の主張が拡散してバラバラにならず、一定の方向性を示すことができたのはひとえに人選の良さなのだろう)今も基本的に「放置プレー」だそうな。
そして「新選組」自信、政権をになうための「マニュフェスト」がきちんとできているわけではない。参議院選挙の時に出したのはあくまで「経済政策」に特化したものだ。安保や憲法改正などの問題には全く触れられていない。これから作る必要があるわけだ。
そこで山本太郎、「新選組」に共感する人、様々な知識を持った人が「新選組」のシンクタンクを作ればよい…と大西氏は提案する。福祉や教育、環境などの様々な分野で、現場でどのようなことをすれば上手くいくかを知っている人が、どんな法律や制度をつくればよいか、知恵を出し合って案をつくるのだ。
いろいろなことをするのにネックになっているのが「財源」である。専門家もタコつぼ化しており、「財政危機論」を信じているし、NPOやNGOなども財源がなく補助金とかを受けなければならないので、どうしてもやることが「外向き」になってしまったり、行政の下請けのようなものになる。人のことをを助ける人に、高給を払わなくてどうするんだ!しかし「新選組」の政策ではそのような心配をする必要はない。自由に制度設計が出来るのだ!
そういった政策集団を作っておく必要を述べられた。
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