« アフガニスタンの人びとに尽くした中村哲医師を悼む | トップページ | 原発被ばく隠し2020年事故幕引きを許さない大阪集会&デモ »

山本太郎街頭記者会見

 昨日、大阪ヨドバシカメラ前で「山本太郎街頭記者会見」が開かれた。「新選組」が展開する「山本太郎全国ツアー」の一環である。
 開始予定は18時、17時半ごろにJR大阪駅と阪急梅田駅をむすぶ陸橋の上を通ると、下でのぼり旗とかが展開されている。
Dsc03792
 下に降りてみると、こんな感じ…
Dsc03793
 「消費税廃止」であります!スタッフさんが山本太郎街頭記者会見があることを道行く人に訴えかけている。

Dsc03796
 ここはポスターとか配っている所。

Dsc03794
 移動宣伝カーを使った舞台も設営済み…この辺りに陣取ろうとしたのだが、なぜか背が高い聴衆が多く、あまり舞台が見えないのでさっきの陸橋のところに戻る。スタッフさんがいろいろ交通整理中…点字ブロックを人が塞がないよう、そこを「通路確保」している。
 開始前、司会の方がいろいろ喋りだす…なんでも「街頭記者会見」は3時間におよぶこともあるのだそうな。スマホとかでの撮影は後ろの人に迷惑がかからないよう胸の位置で(それは無理だろう)また今回の街頭記者会見は動画撮影してHPやYOUTUBEに公開するので、あらかじめご了承下さいとのこと。

Dsc03802
 18時過ぎ…ハイ、ばっちり生「山本太郎」でありますっ!いやぁ~ここはホント、特等席!かつ穴場ですな。女性観客が3~4人ほどいた。子どもを連れて同じ場所でずっと聴いている人もいた。
 「街頭記者会見」は、聴衆からの質問に山本太郎が答えるという方式でスタート。どんな質問にも「全て答えられるかどうかは分かりません」と謙虚な態度で臨む。で、いきなりきた質問が、医療問題…それも、「現代医療は無駄な治療(おそらくガンの三大療法…手術、抗がん剤、放射線…なんかを念頭においている)や必要のない治療が行われているのでは…云々」といった、非常にニッチな!質問。ひぇぇ~こんなのが来るの!?でも山本太郎は真剣にメモを取り、意見を聞く…回答としては、医療を拡充するとともに、患者さんの選択肢を増やす云々だったように思う。
 つづいては、虐待サバイバーという方が、日本では子どもの権利がまもられておらず、問題があるとほとんどが施設にいくことになるが、ここも子どもの権利が守られる場所ではない…里親制度とかの拡充とかも訴えられる。しかしこれも重要だが、やはりニッチな質問だろう。
 ここで「新選組」の文部科学大臣、安富歩氏が登場した!なんか凄いぞ。
Dsc03803
 安富氏は、子どもの権利を主体とした教育、子どもの権利を尊重する政治について、熱く語られた。そうゆう方向に変えていかなければならないのだと…またこれまでの教育は、地方から東京への一極集中を促進するポンプだった、それを逆にする必要があるとも語った。この件に関しなにか具体策を掲げたわけではないのだが、これまでと違う理念・理想を語る「文部科学大臣」だと思った。
 安富氏の後にセーラー服を着た女性がスタンバっていた…どこの中学生の娘さんかと思っていたら、実はセーラー服歌人、鳥居氏であった。彼女も檀上に上がって熱く語りだした。
 次の質問が、少子化対策について、ようやく「国政のメインテーマ」が来たって感じ。ここで山本太郎は順番に自論…3つの方法①教育にカネをかける②公的な住宅用意し、希望する人に提供する③20~40代の人々の暮らしを底上げする…を、資料をプロジェクターに示しながら展開した。
 山本太郎は話の中で、ほとんど安倍政治批判は行わなかった。時々「新自由主義」という言葉を使い、それが中曽根から始まっている事、2000年代の小泉、竹中についても言及。安倍の「桜を見る会」なんかは氷山の一角、経団連が自民党にお金をだして、経済界が儲かるような政治家を国会に送り込んでいると批判し、派遣法や外国人労働者の問題、そして消費税の税収の多くが、法人税減税に使われていることを訴えた。
Dsc03806
 ちょっと下に降りてみて様子をみると、みんな整然とならんでおとなしく話を聞いている。参議院選挙前に話題になった「熱狂」とは程とおい(それでも「そうだ」とかの唱和は時折起こる)。概して今回の「街頭記者会見」では、今噴出している安倍政治の問題を突いて打倒しよう!というモノではない、直接安倍を倒すのには役にたたないかもしれないが、それよりも普通の人が様々かかえている問題を広い、支持を拡大していこうという態度が見受けられるものだ。安倍を倒したい「左翼」な人にとっては物足りないかもしれないが、その態度を貫けるところが山本太郎の良さでもあるのだろう。
 「在日」にたいする差別がまだまだ強いということを訴える人がいた。それへの回答が、差別は良くない、教育が必要だ…ということだけでなく、自分が大切にされる、肯定される、必要とされることが感じられる世の中でないと、人は弱い者にあたって鬱憤を晴らすようになるというようなことであった。なるほど、山本太郎らしい回答だ!
 やがて消費税廃止の「財源論」の話に移る…一つはカネのあるところから取る。もう一つは新規国債の発行である。新規国債の発行については、銀行や国の信用創造や、「誰かの赤字は誰かの黒字」論とうがいろいろ展開されるので、分かりにくいところもあるのだろう。このへんですでに時刻は20時40分、2時間半以上経過している。陸橋上の聴衆は、入れ替わりが激しいが、私も3時間以上外にいて寒くなってきたので、帰ることにした。おそらく「街頭記者会見」は21時頃まで続いたのであろう…スゴイことだ。それなりに「有名な」人を招いて屋内集会をやればそこそこ入場料を取られるが、街頭で聴く分は寒いけどタダ❗そんな「お得感」もある山本太郎「街頭記者会見」であった。

|

« アフガニスタンの人びとに尽くした中村哲医師を悼む | トップページ | 原発被ばく隠し2020年事故幕引きを許さない大阪集会&デモ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

たたかいとかくめい」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アフガニスタンの人びとに尽くした中村哲医師を悼む | トップページ | 原発被ばく隠し2020年事故幕引きを許さない大阪集会&デモ »