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「暴力革命」を復権させようじゃないか!

 「共産党は暴力革命なんかしない!」と世間が湧いている…きっかけは安倍首相の答弁だ。13日のY!ニュース時事通信より。
安倍首相、共産は「現在も暴力革命」
 安倍晋三首相は13日の衆院本会議で、共産党を破壊活動防止法に基づき調査している理由を問われ、「現在も、暴力革命の方針に変更はないものと認識している」と説明した。
 戦後の一時期と断った上で、「各地の党組織や党員が殺人や騒擾(そうじょう)などの暴力主義的破壊活動を行った疑いがある」とも述べた。日本維新の会の足立康史氏への答弁。
 これに対し、共産党の志位和夫委員長は記者会見で、「党が分裂した時期に一方の側が取った誤った行動はあった」としつつも、「党として破壊活動の方針を取ったことも、実行したこともない」と反論。「壊れたレコードのような反共デマ」として撤回を求めた。

 維新・足立議員のろくでもない質問に対する答弁という形をとっているが、共産党が「現在も暴力革命の方針」をとっているなどというのは、ままぎれもないデマであり、誹謗中傷である。また、共産党の志位委員長をはじめ、共産党議員や支持者…古くからの人も、「野党共闘」や、消費税減税を目指す「新選組」支持者的なあたらしい支持者も…が否定のコメントを出し、反発するのは当然のことだ。新左翼な私も、はっきり言いましょう(^^)…共産党が「暴力革命」なんか目指してるわけないだろ!
足立、安部はAFOやから分かってない!そんなモン、80年代から分かっとるわ!

 それを踏まえた上で、今「暴力革命」を否定していてエエのか?
 先日、国会中継を見たという人の感想を聞くと「いやあぁ~野党はがんばっているなぁ…」ということ。しかしそれは、国会において安倍首相・政権中枢をはじめ大臣・官僚までもがロクに答弁に答えず、はぐらかし、あるいは公文書の隠蔽・改竄を行っている。開き直る…完全に国会を軽視した中で、野党は出来る限りのことをしている…ということだ。
 この段階で「野党はだらしない!」とは、少なくとも国会内においては言えない、白井聡氏 や内田樹氏が言ってるように、証拠を突き付けられてものらりくらり言い逃れする「犯罪集団」が国政の中心に居座っているのだ。これを議会内でなんとかしよう、法の枠組みでなんとかしよう(相手は法律も無視する「犯罪集団」)というのはもはや限界だろう。

 議会の外の運動で圧力をかける…これが絶対的に必要である。韓国をみよ、「ろうそく革命」で朴槿恵政権を打倒した!古くはフィリピンにおいても、マルコス独裁政権を民衆の決起により打倒したではないか!こうした議会外の大衆決起…実は安部や足立は、これを恐れているのだ。下手すると、自分達が「マリーアントワネット」情況に追い込まれる…だから共産党は「暴力革命」を目指しているなどとデマを吐き、共産党に「暴力革命」を目指しません!と応じている…議会内での「おとなしい」抵抗に封じ込めようとしているのだ。

 別に共産党に大衆決起・「暴力革命」を指揮、指導してもらおうなんて思わないし期待もしないが、このへんはおさえておかねばならない…「暴力革命」とは、なにもレーニンがやったような一斉武装蜂起による政権奪取のみではない。権力者の側からすれば、民衆の様々な抵抗…それこそ沖縄・辺野古での基地建設反対の座り込み・抗議行動的なものも含むのだ。ここで「暴力革命」自体を政府の答弁にのっかって封印してしまうのは絶対によろしくない。

 おりしも新型コロナウイルスの感染が広まっている。「金がかかるから」と民間検査キットを導入せず、意味のない船の「検疫」を続けてやってる感だけ出している安倍政権の失態が明らかになっている。災害の時もそうだが、このままでは安倍政権に殺されてしまうのだ!コンプライアンスで発信を続けている郷原信郎弁護士が、安倍内閣総辞職を訴え、ツイッターでトレンド入りをした。

 今は「選挙より、占拠」…大衆決起、行動「暴力革命」を復権させ、安倍内閣総辞職を目指そう!

 お知らせ…来週土曜日、22日夕方は「梅田解放区」でまた梅田をデモおよびHEP5前街宣があるぞ!

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