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2020年5月

6月初っ端は府庁前行動!

 明日、6月1日は「コロナ生活保障を求める大阪座り込み行動」で、府庁前の行動である。

 府庁南側通用口のあたり…府庁に掲げた「りそな銀行」の看板が目印、大阪国際がんセンター前である。
 部局交渉とは、4月27日の行動で府庁に提出した要求に対する回答他を求めるものである。
 記者会見は、用意された部屋が狭く、こちらから2人ぐらいしか参加できそうにない、こじんまりとしたものになる模様。

 おまけ…金曜日の#0529抗議は、こんな感じでした


 参加者は、だいたい40名ぐらいでしょうか?
 次回は、6月6日(土)17時半からだそうです。

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明日、東京・大阪で安倍政権退陣を目指す同時行動!

 あまり広まってないようなので、宣伝…明日29日の行動

 18:30~20:30まで、梅田HEP5前からナビオ前に拡がって行動

東京での行動は、こちら

 18:30~国会前にて

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最南端の駅から最北端の駅に行く闘争(その2)

 二週間以上もほったらかしにしていたネタJRで日本最南端の駅から最北端の駅に行く!の続きである。前回は2泊3日…仙台と名寄に宿泊して、合計で61,650円(運賃・特急料金)かかるというヤツ…こいつを少しブラッシュアップしてみる。
_0001_20200527191601  北海道内において、新函館北斗から函館本線、室蘭本線、千歳線経由で一旦札幌に出てから、函館本線で旭川向かうルート案①をたてた。しかし室蘭本線経由でず~っといく、すなわち苫小牧から追分経由で岩見沢に抜けるルート案②を検討してみよう。  
 新函館北斗10:24 → 北斗7号 → 13:00苫小牧
 苫小牧13:26 → 1469D → 14:50岩見沢
 岩見沢14:55 → ライラック21号 → 15:55旭川
 となる。旭川からは、前回と同じく16:38発の321Dで名寄に向かう…
 こうすると、片道きっぷの運賃計算キロは3073.3㎞と30.7㎞少なくなり、運賃は28,380円、加算は同じく440円(JR九州)と770円(JR北海道)だから29,590円となる。550円安くなって3万円を切った。
 特急料金も新函館北斗から苫小牧まで、さらには岩見沢から旭川までと乗車距離が短くなるので、30,720円となるので、合計で60,310円。トータルで1,340円安くなった。いい駅弁1食程度である。
 だが、苫小牧から岩見沢に抜けるこのルート、かつては道央の石炭を室蘭や苫小牧に運ぶメインルートで沢山の石炭列車が設定されていた。線路も立派な複線であるが、現在はすっかり寂れ、苫小牧―岩見沢間通しの列車は下り6本、上り7本しか設定されていない。苫小牧13:26発の1本前は8:37、1本後が17:13である。北斗7号で13:00に苫小牧に着かないと使えないダイヤ設定なのだ!うっひゃっひゃぁ~
 室蘭本線、追分経由でショートカットをしてもあまり費用は安くならない…だが今回は東北・北海道新幹線を通しで乗らず、仙台で一旦途中下車しているから新幹線料金が割高になっている。ここを通しで乗るとさらに安くなるハズだ。一応、初日はその日のうちの21:44新函館北斗にも行けるし、あるいは東京宿泊にして朝いちばん、6:32のはやぶさ1号で新函館北斗に行く手もあるだろう。だがここはもう少しがんばって、東京からは在来線で北上するのだ。そうすると…
 東京16:29 → 1620E → 18:20宇都宮
 ここで宿泊
 宇都宮6:54 → やまびこ51号 → 7:59仙台
 仙台8:06 → はやぶさ1号 → 10:53新函館北斗
 新函館北斗11:08 → 北斗9号 → 14:38札幌
 札幌15:00 → ライラック23号 → 16:25旭川
 となる。はやぶさ1号に乗車することができて、16:38発名寄行きに間に合うのだ。特急料金は3,270円安くなって、28,240円。合計で58,380円と6万円を切ったぞ。
 仙台宿泊から宇都宮宿泊になったことで、初日の晩ご飯は牛タンから餃子に変わるのだ!
 以上、2日かけて日本最南端のJR駅から、日本最北端のJR駅に行く闘争を組んでみた…だが、ここに「新幹線や特急に乗らない」と付け加えてみるとどうなるか?(つづくよ)

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本日の市役所前座り込み行動

 今日も天気が良くて暑いが、大阪市役所の御堂筋側に陣取って座り込み行動を始める。KBS(韓国報道公社)の方も見えられて、カメラを回したりしていた。まずは1時間ほどアピール。政府はやるべきことをやり、出すべきカネを出すこと!10万円給付金もまだ手元に届かないこと、教育労働者からは6月1日の授業再開に向け、松井市長がすべての子どもに「ファイスシールド」を配布するとぶち上げたが、そんな要求があることは聞いていない、絶対に現場の意見を聞いていないことなどが批判された。本日で「緊急事態宣言」が全国で解除されるが、「新しい生活様式」なる標語で、私たちの生活を縛り付ける戦前のような社会になってはならないという批判もあった。
市役所玄関では、病院の車(〇〇病院と書かれていた)に雨合羽を入れた段ボール箱を積んでいた。吉村日知事は「合羽を治療に使うことは無い」とマスコミに言っているが、これは典型的な「ご飯論法」…法的に治療行為をするのは医師だけだが、医師が合羽を着ていなければ、雨合羽を治療に使う事にはならない…で、実際に病院で雨合羽を使っているのである。
 野宿労働者に10万円給付金が支払われるようにしろ、DV被害者救済は、市や府で対応しろ、病院労働者に正規も非正規も差別なく危険手当を出せということも訴えた。また森友問題で松井市長(当時は府知事)は学校を認可した「犯罪者」であることも訴え、維新市政は「市民の声を聴く職員ではなく、松井の言うことを聞く職員をつくろうとしている」と批判した。歩道上では水分補給のため、「はちみつレモン」が配られた。「カッパシスターズ」から、松井市長を“誉め殺す”替え歌が披露され、みんな大笑い!
 昼休み情宣が終わって、市役所へ…市の政策企画室はもはや回答のための会議室や席も用意せず、我々が独自に各部局に行くことを容認した(そのくせ、部局に行くのについてまわってくる!)二手に分かれ、危機管理室と健康局に分かれていく。私は5月11日に提出した公共施設の開館を求める要請がどうなっているか確認するため、危機管理室に行くことにした。
 結局、危機管理室も11日の要望書については「受け取っていない」という返答(提出は政策企画室の課長だ)…何をやってきたのか?公共施設を使わせてほしいが、一律に閉鎖したのはなぜか?どこが判断したのか?(危機管理の一環だったら、危機管理室が判断したのだろう)また「自粛要請」なのに、一旦出した使用届を撤回し「使用中止届」を出すように指導し、使用料も返金にないのはどうしてか?ということを問いただした。市の担当者は「大阪府の方針と合わせた」としか返答しない…独自判断は一切やらないということだ。
 危機管理室のある5階、あるいは健康局のある2階でも公安警察がウロウロしているのが確認された。要請行動を監視し、あわよくば弾圧を狙っているのだろう…別の人が情報公開請求をした結果、公安警察を呼んでいるのは総務課の庁舎管理グループである。担当者を呼んで公安警察を返すように申し入れると、課長補佐は「公安警察が庁舎内にいるのは問題であるとは思わない」とのたまう…市民が要望を出している時に、公安が後ろでウロウロしていることの意味を全く分かっていない…とんでもない人権感覚で仕事をしていることが明らかになった。
 15時からは、我々がなぜ市役所前で座り込み、どのような要求を市に対して行っているか「記者クラブ」の部屋で記者会見である。部屋には5名、生活保障を求める人、公共施設の使用を求める人、病院関係者、DV被害者、野宿労働者に給付を求める人が入り、他は廊下で待機する。換気を良くするため、ドアは開けっ放しなので、会見の様子も良く聞こえていた。こちら側からも当事者が丁寧に説明したことにより、会見は1時間半にも及んだ。記者クラブの人たちは、11日に我々が市長に「直訴」状態になった時、市長の会見を聞いていた人たちでもあり、一種の「温室育ち」な方が多いので、市長の前にいきなり現れて怒号を浴びせた我々を「怖い人たち」だと考えていたが、今回の会見後にようやく「普通の人たち」であると理解してくれた。今回の会見では参加社は少なかったが(毎日新聞社、大阪日日、NHKぐらい)次回からは増えるだろうとのこと。
 会見が終わってからまた外に出て、コールと今後の方針確認…来週6月1日は大阪府庁への行動、翌週の8日に野宿労働者への給付金支給問題についての協議と、最初に出した17項目の要求についての協議(今日、唐突に政策企画室の課長が言い出してきた…よほどこの「めんどくさい問題」をとっとと片づけてしまいたいというのがアリアリなやり方だった)を行うことが確認されたのである。

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本日の梅田解放区

 5月23日の梅田解放区、天気も良く暑い日差しの中、60名もの参加で行われたぞ!
 豊崎西公園の集会は、コロナ禍で危険手当も出ず働かされる市民病院の委託労働者が病院内での差別待遇を告発し、森友問題を追及する市民学校が黒川弘務検事長の問題を弾劾した。学校が休校やオンライン講義となりアルバイトも無くなった学生や、自粛によって生活が成り立たないことに抗議する「大阪市役所前座り込み行動」から、野宿労働者が定額給付金も受け取れない、なんとかしてもらいたいのに、大阪市からは満足な回答が得られていないことも報告された。京都からも生活補償を求める市役所前座り込みを行っている人たちからの報告があった。どの報告も、普段からある格差や不平等・矛盾が、コロナ禍で顕在化していることが訴えられた。

 13:30デモ開始…中津から阪急梅田の東、茶屋町方面でも多くの商店が営業を再開しているが、まだ人通りは少なく、車の通行も少なかった。左側車道にいっぱい広がってデモ行進…「やりたい放題安倍はやめろ」「麻生はやめろ」の他、「吉村寝てろ」「松井も寝てろ」という、なぜか正体が知られず人気絶頂?の大阪維新の会への弾劾コールも響いた。JRのガード手前からは「民衆の歌」も歌い盛り上がる。
 無事にデモを終了して、HEPファイブ前に陣取っていたサックス隊と合流、音楽とアジテーションの大々的コラボレーションが始まる。HEPやナビオ阪急も営業を再開しているようだが、まだまだ人の出足は少ない。その中で、音楽を中心としたライブ空間が切り開かれている。これが「自粛」が続くこの期間で「梅田解放区」が切り開いた地平でもあろう…人は集まり、歌い、踊り、交流しないとやっていけないのだ!ここから世界を変えるのだ!「ABE is over」や、夏の甲子園の歌「栄冠は君に輝く」が素晴らしい歌声で披露され、ドラムやギターの音楽も周囲を盛り上げた。
 定額給付金がなかなか支給されない、自粛に必要な補償がないというゼニカネの問題のみならず、私たちは検察庁法の改正に反対し、種苗法の改正に反対し、いまだ誰も責任をとっていない森本問題についても訴えた。天皇が特権階級として私たちの税金から「ベーシックインカム」を受け取って悠々自適の生活をしていること、あるいは40年前の韓国で起こった光州事件…責任者の全斗煥・盧泰愚は法に基づいて裁かれた…さらには「慰安婦問題」で日本側が何も責任をとっていないにもかかわらず、支援団体の「不祥事」をことさら取り上げてあげつらう日本社会の差別についても訴えられた。多くの人が「検察庁法改正」に反対の声をあげたのは「正義」が損なわれることに危機感を感じたからだ!だからみんな「差別」や「不平等」「不正義」があること…委託や非正規労働者に危険手当が払われない、野宿労働者に定額給付金が払われない、さらには辺野古で基地建設が続けられているということ…にもっと声をあげて欲しいと思った。そしてその場が「梅田解放区」なのだ!

ゲゲっ!写真のアップロードが出来ない!ディスク容量が不足してるとのこと…イカん、ブログを新しく作り直さないとイケナイ…

考えるあるみさんのブログ に写真入り記事を載せました。

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不正を防ぐために必要な人にお金が渡らないことはあってはならない

 共産党、大門実紀史参議院議員のツイートより…

 一人の不正申請者を防ぐために千人の困窮者を見捨てることがあってはならない

 まさにその通りで、不正を防ぐための制度設計に時間がかかる、あるいは書類や手続きが煩雑になって、結局つかいものにならない。困っている人に届かない…というのは、けっこうあるわけだ。
 生活保護申請への”水際作戦”で使われる口実も、不正受給をなくす!という正義のお題目があるからだろう。

 月曜日の市役所前青空交渉においても、野宿者や不安定居住者に対する「特別定額給付金の現金手渡し」というのを要求しているのだが、それがなかなか行われないのも「不正受給を無くす」ということに拘り過ぎるからだ。
 ま、お役所のいい分も、理解できんことはない。釜ヶ崎なんかで住民票が無い人、とれない人に現金を手渡しするとアナウンスした場合、住民票を持っていて給付金が手に入る人であっても、そこに現金をもらいに行くことは可能だからだ。そしてその人が住民票を「持っていない」と証明することは、非常に難しい(住民票がある人は、住民票の写しを持ってくればよい…すなわち「ある」ことを証明するのは簡単なのだが、「ない」ことを証明するのは難しいのである)。
 また、仮に田舎に住民票をおいたまま釜ヶ崎に住んでいるAさんが、釜ヶ崎で現金を給付してもらったとする。だがAさんの田舎では、世帯主のところに申請書が送られてくるから、世帯主がAさんの分も給付金をもらうことが可能だ。その場合、世帯主がAさんに給付金を渡すかどうかは「家庭の問題」となってしまい、行政としてはAさんが二重に給付を受けたことになってしまう。

 そういった二重給付、不正給付を防ぎたいために、行政が住民票を介した申請書によらない「現金手渡し」給付をしたくないということは、よく理解できる。
 が、その上で大門議員も指摘する通り、今、緊急でお金に困っている人が大勢いるのだから、そうゆう人に確実にお金が渡るようにしなければならない。
 大阪市をはじめとする行政・自治体は、支援者などとも相談の上、住民票が無くても定額給付金の現金給付が速やかに受けられるように知恵を絞って欲しいと思う。

追記…世帯主のところに申請書が一括で送られることについては、DV被害から逃げている人を始めとする家族関係がうまくいっていない人(「毒親」問題だとかいろいろあって、それは相当な数になるだろう)のところに現金が渡らない…それらも「家族の問題」とされてしまう…ことが早くから指摘されており、様々な福祉や給付が家族や「世帯主」中心で組み立てられている問題も浮き彫りになっている。個人の尊厳を守り自立していくためにも、福祉や給付を個人単位に再構築することが急務である。もっともDV被害者に対しては、住民票が無くても給付が受けられるよう様々な配慮がなされると聞くが、その場合DVをしている加害者が、申請書を使って被害者の「定額給付金」を「不正受給」することは可能であろう(裁判所などから「差し押さえ」なんかが来るのだろうか?)しかし、そうゆうDV加害者が二重に受給するからケシカラン!と言っている議論は、みたことがない。加害者の「不正受給」よりも、被害者に給付金が確実に渡ることの方が重要だからだ。
 野宿者、不安定居住者についても同じように考えよう!

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5・23梅田解放区のお知らせ…デモでありますっ!

 「官邸の守護神」といわれる黒川弘務検事長が、コロナ禍で自粛が要請される中、マスコミ関係者と賭けマージャンをやっていたことが明らかになった。リテラの記事 黒川は「辞職」を申し立て、内閣もそれを認める方針だが、こんなことを許してはならない!
 まず「法の番人」たる検事が、賭けマージャンという犯罪を”常習的に”行っていたのだ…辞職→退職金ゲットなる姑息な逃げは許されない‼「懲戒免職」という罰を受けなければなるまい。二つ目は、そんな「犯罪検事」を法の解釈をねじ曲げ、閣議決定して定年延長をし、検事総長にしようと目論んだ安倍政権の責任を問わなければならない。仮に黒川の定年を延長してまでやらなければならない「業務(捜査)」があったとすれば、簡単に黒川を辞めさせるわけにもいかない”ハズ”だ!安倍政権はきちんと説明しなければならないが、「問題があったから辞めさせます」では誰も納得しない…まさに黒川の定年延長は「官邸」のための、そしてモリカケ桜を始めとする安倍晋三の犯罪を闇に葬るためのものなのだ。
 先週はその黒川の定年延長を後付けで認める検察庁法改正に反対するムーブメントが盛り上がり、安倍政権も今国会での改正を見送らざるを得なくなった…とりあえずの勝利である!だが法案はまだ生きており、秋の臨時国会で成立させられる可能性が残っている。さらには種苗法改悪や、憲法改悪のための国民投票法改正も目論まれている…コロナ禍でも、安倍政権の悪政は健全だ⁉「緊急事態宣言」が解除された沖縄・辺野古でも、基地建設工事の再開が目論まれるであろうし、石垣島・宮古島での自衛隊ミサイル基地建設は続けられている。
 今こそ安倍政権にとどめを刺そう!ということで、梅田解放区デモの案内である。
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5月23日(土)13:00~
中津 豊崎西公園 集合
集会の後、13:30デモ出発→HEP5前へ!
13:00~15:00 HEP5前で街宣(音楽もあるよ)
テーマは「検察庁法改正反対」の他、安倍や大阪維新の悪政に関するなんでもアリ。

デモで歩くのがしんどいという人は、最初からHEP5前にいるのもアリ。

 大阪でも「緊急事態宣言」は解除された…営業を自粛していた商業ビルもオープンし、梅田に人が戻ってくるだろう!その中で「安倍ヤメロ!」デモを貫徹し、街宣を盛り上げよう!ただしまだ「安全」とはいいきれないので、まだ家にこもっていたいという人は、部屋の中でプラカードとかの写真をとってSNSに投稿するなど、いっしょに声をあげよう!
安倍政権を打倒しよう!

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今日の京都市役所前行動

 水曜日は、京都市役所前座り込み行動に、府境を越えて参加。いつもの場所に仲間が集う。
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 右の段ボールでは、野菜も配っているぞ!
 関西生コン弾圧に対抗して18日から行われている、京都地裁包囲スタンディングアピールに参加した方も駆けつけてくれた。
 最初に主催者から、なんの科学的根拠も持ち合わせないで、緊急事態宣言が解除されること(そもそも「緊急事態宣言」自体に反対だが)への批判が成された。要するに、我々の命や暮らしよりも、政権や資本の都合が優先させられていることが問題なのだ。
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 「明日のリゾートより今日の生活 生活補償と小規模事業所支援を!」という、観光都市・京都ならではの要求…京都も「観光開発」で街並みがつぶされ、大資本のホテルが林立するという事態に陥っている。
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 植込みの車道側にも、横断幕を示して車からも見えるようにする。市役所出入口なので、タクシーも時々止まるのだ。「緊急事態宣言が出ているので、家の中にいましょう!」的なアナウンスを街じゅうに流している、放置自転車回収トラックも戻って来たりする。
 リレートークが続く…天皇家が我々の税金から途方もない「ベーシックインカム」をもらっている事も批判される…天皇にカネだすぐらいだったら、我々にカネを出せ!あと、京都では定額給付金の申請書発送が6月に入ってから、支給は早くても6月中旬以降ということらしいので、なぜそんなに遅いのか?本当に支給されるのかという不安・不満も訴えられた。
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 私にもマイクが回って来たので、一昨日の大阪での交渉や、同時に行われた検察庁法改正に賛成する維新への抗議行動についてしゃべって来た。検察庁法改正に反対する、ツイッターを始めとする人びとの動きは、人はゼニ・カネだけで動くのではない、「正義」を希求するのだ!ということを述べた。また「京都市の職員は、国の指針のコピペ回答だったら、誰でも出来るからそんなことはしないでくださいね」とクギをさしておいた。
 ある人は「3密」を避けるよう政府が主導して大規模な自粛が行われているが、新型コロナウィルスは空気感染するものではなく、飛沫感染と接触感染だ。だから会話時にマスクをする、会食を避けるなどすれば抑えられる。人が会うことを制限することはおかしいと述べた。
 学生からは、アルバイト等がなくなって学費を払うことができない。また不完全なオンライン授業・抗議で十分な学習機会が奪われていることなどが述べられた。
 奈良から参加された方は、京都の門川市長と並んで、奈良の荒井知事は悪いヤツです!奈良公園をつぶしてホテルを建てようとしています!荒井知事を覚えておいてください!と発言された。
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 今日は要請行動とか、要請に対する回答とかはないので、ず~っとリレートーク・アピール…なんでも始めた当初はしゃべる人が少なくて大変だったが、やはりこの行動では参加者が皆、なんらかの当事者であることから、みんなが何かしゃべるようになったとのこと。それに人が直接会って、話をするという「場」であることが大切なんだな…というようなことも思った。自粛・自粛でひきこもり続けるなんで、人は基本的に出来ないものなのだ。
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 17時に座り込み行動は終了…一部の人は引き続き、市役所南東角に移って、音楽を奏で「辺野古に基地はいらない!」などとアピール行動に移った。これも定例で行っているようである。
 ではでは…

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市役所前で青空交渉

 昨日の大阪市役所前行動に参加してきた。12時前に市役所前に行っても、いつものメンバーがほとんど来ていない状況(炊き出し班は準備があるので来ていた)…さすがに連続行動で疲れてきた感じだ。
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 まずは12時から13時まで、御堂筋側で検察庁法改正に賛成する維新を批判、抗議!

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 職員やガードマンがこちらをうかがっている…先週、松井市長に”突撃”くらわしたからね…ちなみに松井は維新のアカウントを使って「市長会見」を行う告知をしているのだが、18日は会見を行わなかった(本日19日は行った)
 13時になったら、南側で炊き出し&要請行動である。
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 この日は、先週出した「野宿者および不安定居住者に対する特定給付金についての要望」について回答が出る…本来15日(金)の予定だったのが、18日になったは庁舎内の会議室かどこかで回答を受け取るということになるのだが、なぜか屋外で受け取ることになっていた。人数が多いからか?とにかく「青空交渉」(天気は良くなかったが)である。右側2人が、市の職員である。
 要望は、次の3点
1.野宿者や不安定居住者に対する、住民票による確認が不要な特別定額給付金の速やかな支給
2.野宿者や不安定居住者への現金手渡しでの特別定額給付金の速やかな支給
3.窓口で速やかに完了できるような簡素な手続きの整備
 で、市の職員がぼそぼそと回答書を読み上げると…1については、速やかに住民票を取得して云々、2についても、なぁ~んかごしゃごしゃと言っているようだが、要するに「国の指針」から1歩もでないようなシロモノである。(ちなみに定額給付金の申請書が届けば、それを行政の窓口に提出して別途、給付をうけることは可能だ…口座のない人、金融機関から著しく離れた所に住んでる人が対象…ただし今回の要望は、住民票がないため申請書も届かない野宿者・不安定居住者に配慮せよ!ということである)
 実質、ゼロ回答…しかも国が出してる指針のコピペを「回答」としてよこしてきたわけだ…こんなモノ、みんな納得するわけいかんだろう。そもそも国の指針のコピペが「回答」だったら、翌日に出せるじゃないか!
 もう、ガンガン文句がでる。当たり前だ…もう先に進まない。市職員は「係長」ということらしく、なんの権限もないし判断もできない(こんなんよこすなよ。しかも対応させられる側もかわいそうだ)しきりに「協議をいたしまして…」というようなことをくり返す。こちら側としては、このような回答に至った経緯はなにか?解決のためどのような方法を検討したのか?というようなことが分からないと、協議のしようもない。「センターを追い出されたおっちゃんらの気持ちが分かるか!あんたらはちゃんと給料が出る、スマホもない、パソコンもない、住所もない、そうゆう中で10万円の給付がどれだけ必要なことなのか理解できるのか?」と怒りがぶつけられる。中には、支援と協力して、そこにいる人の確認をしながらお金を直接渡せばよいという提案も出た。
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 市役所南側入り口も、こうやって職員とガードマンが出張っている…よほど我々を入れたくないのだろう。市役所のトイレを借りに中に入っても、ぞろぞろとついて来る。なんと公安警察までウロウロしてる有様だ。市は警察なんか呼ぶな!
 市としては、回答を一回「手交」した後、それを元に「協議」を行うという…本来はこの場が「協議」の場であるべきであり、交渉すながら何が問題なのか、何がネックとなっているのかということを一つ一つ解決するのが筋なのだが、そうゆう材料を今、市が持ってきていないので、「協議」はまた別の日に行うことになる。
 で「協議」するにしても、代表が市と交渉する「ボス交」的なあり方は、特に今日来ている釜ヶ崎の仲間は認めたくない、みんなが「代表」の直接民主主義でやるんだ…ということに。市側は、団体との交渉は概ね30名程度という「指針」があるようなので(そんな指針あるのか?と聞いたら、持ってきた)こちら側としては40名程度の会議室を用意してもらい、そこで「協議」に応じるという方向で調整が出来た。場所については「釜ヶ崎のセンターを開けてやったらエエやん」という声も…なるほど。
 長い時間が過ぎて、3についてもゼロ回答…もちろん「ゼロ回答なら、受け取れん!」という声もあがったのだが、市としても回答を受け取ってもらえないと「協議」にも進めないという仕事の進め方のハナシもあるので、一応受けとることになった。
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あーとにかく長かったわ(^^)

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0517抗議in御堂筋

 本日、御堂筋ドンキホーテ前で行われた#0517抗議に行って来た。
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 こんなプラカをとりあえず作って、ミナミに出撃‼

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 心斎橋で地下鉄を降りる…大丸の営業は、こんなかんじ。心斎橋筋商店街はそこそこ開いていて、人も出ている。いつまでも”自粛”なんぞ、やってられるものではない。

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 観光名所、戎橋はこんな感じ…人が少ないように見えるが、それはシャッターチャンスが悪いだけで、実際はもう少し人がいる。思うに、普段の地方県庁所在地ぐらいの人は出ている感じだ。
 で、川沿いにドンキホーテ前に行ってみる。写真は撮ってないけど、そばで見るとやっぱり道頓堀川って、汚いね。

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 14時50分ぐらいに行くと、もうすでに人が来ていて、思い思いにプラカードとか掲げていた。車道(側道)沿いに車に向けてアピールする人と、歩道に向けてアピールする人がいる。
 ソーシャルディスタンスを取らないといけないので、みんな1.5~2mぐらい離れて立っている。私も戎橋の欄干にもたれるようにして、歩道を通る人にアピールすることにした。

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 なんやかんややってるうちに、人が増えてくる…橋のこっち側(西側)で確実に40名はいる…東側にも人が回っているが、どれぐらいいるのかは分からない。
 私はマッサージ店の2つの看板の間に立っていたので、あたりの様子も良く分からない…タイ式マッサージ店が流すタイ音楽が心地よい!
 あと、やっぱUber Eatsの配達員さんが目立つわ…このコロナ禍で確実に増えている。
 立っているとおっちゃんがやってきて「『安倍やめろ』と書いてるけど、アホの安倍ヤメロって書けばエエ」とのこと。いやぁ~安倍がAFOだってことは、誰もが知る最高の国家機密ですから(^^)
  外国人観光客とおぼしき方々も、道を歩いている…世界は広~いから、こんなご時世の日本に来る人もいるのだろうと感心するなぁ~。
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 基本、立ってるだけなので、飽きてくる…まぁ1時間が限度かな。橋の欄干のところにいるので、もたれることもできるが…で16時になったので、そのまま帰ることにした。皆さま、お疲れ様でした。

 参加者は100名ぐらいだそうな…橋のこっち側に、50人、向う側にも50人だったら、そんなモンだろう…

追加情報…19日火曜日の行動
日時 5月19日(火)午後6時〜
場所 (JR、京阪)京橋駅
主催 関西共同行動、しない!させない!戦争協力関西ネットワーク、戦争あかん!ロックアクション、とめよう改憲!大阪ネットワーク、平和と民主主義をめざす全国交歓会、以上5つの市民団体

*スピーカーでの訴え、横断幕、ポテッカー等でのスタンディングアピールを中心に行います。

ということで、以上!

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検察庁法改正、週明けの強行採決を許さない!

 コロナ禍で大変な時に、国会で検察庁法の改正が急がれている…すでにご存じだと思うが、これは検察官を始めとする公務員の定年延長にかこつけて、最高検事長、高検事長。地検検事正の幹部検事は役職定年63歳をすぎても、内閣や法務大臣が認めればその役職に留まれる「特例規定」と、65歳を過ぎても内閣や法務大臣が認めれば退職を先送りできる「定年延長制度」を設ける…要するに、内閣や法務大臣の覚えがよければ、役職を続けることができるという法改正である。「官邸の守護神」と言われる黒川検事長を、閣議決定によって定年を延長し(法的根拠がない)、無理矢理検事総長にする安倍政権のたくらみを事後的に正当化するとともに、内閣が検察庁の定年を盾に介入することで、検察庁をも支配する、政権に忖度する検察にしてしまおうとするものだ。こんなものを認めてはイケナイ!
 で、ツイッターでは#検察庁法改正(案)に抗議します が著名人も含め大量にツイートされた。昨日は#検察庁法改正案の強行採決に反対します がトレンド入りしている。そのおかげで、金曜日の「強行採決」は見送られた。
 しかし、#週明けの強行採決に反対します ということで、明日の日曜日、様々な抗議行動が呼びかけられている。それが#0517抗議だ…リアルでも行われる。

 御堂筋でサイレントスタンディングが行われるとのこと…検察庁法改正シングルイシュー…道頓堀川をまたいだ、御堂筋沿いドン・キホーテあたりで15時から16時まで、マスク着用でソーシャルディスタンスをとって行う、プラカードやダンマクの持ち込みは歓迎だが、イシュー(検察庁法改正)に関係ないものについてはご遠慮を(「安倍ヤメロ!」はエエらしい)とのこと。

 また、維新がいつもどおり?賛成に回るそうだから、明後日の18日、大阪市役所前(維新の根城)でも抗議行動を行う。
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 これは「大阪市役所前交渉&座り込み」のチラシで、18日に13時からの行動予定…野宿者や不安定居住者に特定給付金がきちんとわたるよう要求したことについての回答を聞く、釜ヶ崎センター開放行動等の行動があるのだが…その前に12時から抗議の声をあげるというものだ。

もっかい書くからね、
18日(月)12時~13時、大阪市役所前で抗議行動!

検察の私物化を許すな!安倍政権を打倒しよう!

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コロナ禍での社会ヘゲモニーを握ろう!

 「緊急事態宣言」が一部の地域で解除され、また大阪や兵庫でも休業要請を段階的に緩める動きがある。たしかに5月に入って日々の感染者数が減ってきている一方、補償のない自粛なんぞこれ以上続けられるか!というのが人々の本音だろう。ただウィルスは気まぐれで、政権への忖度もしない!から、6月に緊急事態宣言が「解除」されてもダラダラと感染者や死者が出て、一部の業種は自粛の強要が続く、不要不急の県境を越える旅行もご法度…そして世界での流行状況も含め、第二派、第三派の流行がやって来ては、自粛要請の繰り返し…というのが2~3年続くのではないだろうかと思う。
 こうしたコロナ禍の中でも「ポストコロナ」「アフターコロナ」…「コロナ後の社会」というものが語られだしている。コロナ禍で露わになった社会の矛盾、それは労働者階級、市民も感じているし、一方でこれまで社会を支配していたブルジョワジー、権力者の側も感じている。ウィルスの流行は世界的だから、当然この矛盾をなんとかしよう、社会を変えようという動きは世界的なものになる。
 我々労働者、市民がコロナ禍で味わったことは、普段現れている格差や問題が、治療法のない感染症の世界的流行という災禍の中でより先鋭に現れたということだ。また災禍は普段苦しんでいる階層、階級がよりいっそう苦しめられること、そして支配階級の都合により、その災禍がより大きくなるということだ。具体的には、補償も無く休業を強いられるが、大きな企業は余力があっても、小さな企業・個人事業主やフリーランスは大打撃をうける。テレワーク等が推奨されても、現場でインフラ等を支えなければならない労働者は、感染の危険を冒して出勤しなければならない。医療現場では、医師や看護師など病院の正規職に危険手当がついても、委託・非正規の職員にはマスクすら配られない。PCR検査も進まず「医療崩壊」が起こりそうになるのは、普段から病院や公衆衛生方面にカネを投下してこなかったからだ。そしてこんな時でもオリンピックや万博、都市再開発、あるいは基地建設にばかり金が使われる。
 感染予防の自粛はひたすら人びとの忍従や努力によって行われる…従わない個人や商店には“自粛警察”が襲い掛かる。ウィルスは外から来た!ということで、差別排外主義と結びついてヘイトクライムが起こる。人と人が会うこと、集まることは「3密」を避けるためと称して忌避される。公共の施設が閉鎖されていることもあって、様々な困難を抱えた人びとに対する支援も滞る…こうしたことが起こるのは、あらゆる物事を生産性で計り、生産性のないものは切り捨ててきた「新自由主義政策」を推し進めてきた政治や社会にある。
 だからコロナ禍の、あるいはコロナ後の社会を考えるにあたって、こういった政治を改めないといけない。逆にいうと「新自由主義政策」をやってきた連中…安倍・自民党や維新・橋下、吉村大阪府知事、小池都知事、さらには竹中平蔵なんかをのさばらしたままにしてはイケナイのである。
 例えば「新自由主義政策」の下で学校の「3密」を避けるため、下でオンライン授業を大々的に導入するとしよう。パソコンやタブレット、カメラやマイク等の機材導入、インターネット環境の整備など、GAFAやIT業界の草刈り場となる。オンライン授業のソフト導入という名目で、ベネッセなんかの大手教育産業も参入してくるだろう。その一方で、オンライン授業についていけない、そのシステムが会わない家庭や生徒はどんどん切り捨てられていく。
 だがオルタナティブに「少人数学級を徹底」すれば、オンライン授業を大々的に導入しなくても「3密」を解消することは可能だ。子ども達には、換気のいい、さわやかな空気が入る広々とした教室で、少人数でしっかり授業を受けることになる。学校の建物なんて、少子化で空きがでる一方だから新しく建物をつくることもない。教育労働者が増えるので、公的部門の人件費はこれまで以上にかかるし、建設業界も儲からない⁉(学校をリフォームするような地元の業者にとってはいいだろう)「新自由主義政策」とは反対のやり方である。(もちろん「不登校」の問題とかもあって、全ての児童、生徒を学校に集めて教育するという近代システムそのものも見直さなければいけないし、その過程の中でオンライン授業のようなものを取り入れることに反対するわけではない)これは社会のヘゲモニーを新自由主義者、新自由主義政治家から我々が奪って、行うことなのだ!
 コロナ禍での「梅田解放区」や「大阪市役所前座り込み」などは、こうゆうことも目指すための運動であるとも認識している。単なる「安倍ヤメロ!カネよこせ!」の運動ではないのである。

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京都市役所前座り込み行動

 そうだ、京都行こう…京都市役所前でも、毎週水曜日の15時から17時まで、座り込み行動が行われている。府境を越えて、京都に行ったぞ!
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 初夏の青空の下、京都市役所は外装の補修工事かなんかやっている。そのため御池通り前の広い部分は、囲まれていて座り込み行動に使えず…
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 市役所北東角の通用口の前で行われている。歩道が狭く、そこそこ人も通るので、横断幕とかを一杯に広げることはできない。最初は10人弱だったが、こんな感じで集まって来た。梅田解放区にも来てくれる主催者を見つけてあいさつ…大阪の人はなかなか京都には来てくれないんですよ~とおっしゃる。まぁ私も京都には秋に行われる円山野音での新左翼系集会にしか行かないし、遊びに行くのも正月に行ったきりだ。本日は市長あてに15項目の要望書を提出することになっており、5人まで役所に入れるということだそうな。
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 はじめにギターをひいて歌う方の歌…すごくいい声…主催者が趣旨説明とかをみんなに行った後、要望書を提出する人たちが中に入って行った。同じく大阪から来た仲間が先日、松井市長と直談判になったいきさつ をアピール、みんな興味深く聴いてくれた。
 周りは創価学会ばっかりで、その中で9条の会をやっている共産党系の方…こういった集会にも、共産党系の人が来てくれるのが京都らしい…が、門川市長や安倍政権を批判する演説を行う。この方は反原発運動にも熱心で、関電京都支店前に600回も行っているとのことだった。
 また門前でごしゃごしゃやってる中、市役所から共産党の市議さんが出てきて、いろいろ話を聞いてくれている…このへんも大阪とは違うなぁ~
 私にもマイクが回ってきたので、大阪市は要望書に対して1か月も回答をよこさなかったが、京都市はそんなことのないように職員の方々へお願いし、またコロナ禍、ないしはコロナ後の社会を、カネもうけ、資本の利潤がすべて、生産性で物事を考え、それが無いものは切り捨てるような奴等がヘゲモニーを取ってはならない。この座り込み運動は、単に補償を得るためだけでなく、コロナ後の新しい社会をつくるためのものだ、共に闘いましょう…なんてことを言って来た。
 この日は「ウチら困ってんねん@京都」という脱原発運動しているところが京都市議会に対し「コロナ禍における高浜・多い原発に関する陳情書」というのを出してきた。コロナ禍での原発運転は危険だから、直ちに運転と工事を止めろという内容のもの。
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 守田敏也さんから、陳情書の提出についての報告…原発では毎日大勢の職員、作業員が働いているが、クラスターが発生すれば大変なことになる。特定重大事故施設もできていない、まして免震重要棟もない高浜・大飯両原発をこれ以上動かしてはならない、京都市議会は関西電力に対し、高浜・大飯原発の速やかな停止と構内における工事の即時中止を求めるよう…ということだ。かれらはその後、関西電力京都支店に行くとのことであった。
 4時を過ぎて、要望書提出に行っていた仲間が出てきたので、報告会。
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 市役所側から2名が出てきて対応、とにかく危機感が薄い、追加の支援等について、足りないようであれば検討したいというアイマイな返答が繰り返されたとのこと。お役所では「言質を取られたくない」から、返事はどうしてもアイマイになるのは止むを得まいが、「検討したい」「考える」と言うだけマシだろう…大阪市役所はそういったことすら絶対に言わなかった。
 要望書提出も終わったので、早めに解散した。

おまけその1
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 明智光秀が「信長ぶっ殺~す!」と叫んだ!?本能寺

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 おまけその2…鴨川べりはそこそこ人が出ている。京都の街って、基本的に「商店街」だから店が一斉に閉まるということはなく、けっこう人が出ているのだ。

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逃げるな松井!

 5月11日、市役所前の座り込み行動&要請行動が行われた。今日は天気がよくてメチャメチャ暑い!支援団体が炊き出しもやるというので、市役所南側、中ノ島公園内の木陰を占拠して行うことにした。紙の横断幕を広げ、コールするなどして気勢をあげる。「カジノ・万博を補償にまわせ!」「野宿の仲間を差別するな!」「センターの追い出しヤメロ!」などなど。

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 今回は4月20日に伺った際「連休明けに回答する」と約束を得ているので、回答がもらえる“ハズ”である。ところが事前にアポイントを取ってみると、まだ全部局の回答がそろわないから、この日は回答ができない、部分回答もないとのこと。こちらは「部分回答でも良い」とは以前にも言っている(要求の内容が込み入っていることは重々承知している)とにかく回答要求に伺うことにした。またそれ以外に①コロナ専門病棟にされる十三市民病院の従業員(委託も含む)への差別待遇を止めること②特別定額給付金支給において、野宿者や不安定居住者に届くような制度・運用を行うこと③市民の自主活動のため公共施設の開放を求める これら3つの要望をそれぞれ別の文書にして要求することも決めていた。
 アピールタイムでは、新しい要求についての説明も行われた。定額給付金は住民票を置くところに住んでいなくても受け取れるように、銀行口座が無くても手渡しで受け取れるようにしろ。独裁的な政権と右翼が結びつけき、“自警団社会”という危険な状況になっている。少人数の自主的集まりは「安全弱者」が社会的つながりを維持する上でも必要であり、感染症対策のガイドラインを示しながら、大阪市公会堂や区民センターなど公共の貸館・歌詞会議場を開けろ…というようなことだ。
 維新政治で人員が減らされたため、保健所で残業が60時間を超えている問題や、コロナウィルス流行は人災で、またヨーロッパで流行している第二派が来るというような話もあった。
 13時頃、食事が完成、スパゲッティーをみんなでおいしくいただく…おおむね50人ぐらい集まっている。梅田解放区でも披露された「カッパシスターズ」の歌も紹介…13時半から「青空記者会見」を始める。こちらからこれまでの経緯、そして市役所側が回答をしないことも説明した。十三市民病院で働く仲間も、休暇をとって参加…同じように病院で誇りをもって働いているにもかかわらず、マスクが十分支給されない、危険手当もない。私たちを「いない者」として扱わないで欲しいと訴えた。
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 この後、市役所に乗り込むことになる。
 まずは4階の市民局へ、大人数で総務部まで行き、「定額給付金」に関する要望の申し入れを小一時間ほど行う。市民局は福祉局よりも人が少なく、ゆったりと仕事をしているようだった。
 で、次に行くのは政策企画室…5階である。5階まで階段を上ってドアを開けると…
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 松井一郎市長がイタ―…マスコミを集めて、市長室の前で記者会見中である(こういった記者会見も、定例で
でわれているのかどうか不明…小池東京都知事は、毎週金曜日に定例記者会見をやっているようだ)
 当然、大騒ぎとなる‼向うはまさか市民がいきなり階段室から現れるとは思ってもいなかっただろうし、こちらもまさか市長がこんなところでいるとは思っていない…とはいえせっかくの機会、市長に直接直談判を要求した…当然の権利である。向うとしては会見をそのまま続行したい…それは分かるが一言「後で話を聞く」とでも言えば、こっちも静かに待っていただろう…ギャーギャーと問答しているうちに、こんなセリフも飛び出した…まずは切り取り動画ごらんあれ


「カッパで仕事をさせないで!」
「何もないよりマシです!」
 はっきり言いやがった…これは松井が市民のことや医療従事者のことをなぁ~んも考えていない決定的証拠である。あげく松井は市長室に逃亡‼
言葉は正確ではないが、このツイートもすご~くリツイートされ、拡散してるぞ!


 会見会場はそのまま残されていたので、我々がそこをオキュパイ、マスコミが並ぶ中、記事になるかはともかく十分に宣伝もすることができたのである。


 
 動画は、良く分からないアカウントから…どうも松井や吉村府知事の会見だけを撮って専門的にながしているだけのサイトのようだ。全23分…松井が市長室に引きこもっても「松井出てこい!」「逃げるな松井!」と徹底的に追い詰める、座り込みも行ったぞ。会見場にいる市職員、なぜか体のデカいやつばかり。向うはとにかく「ルールに則って!」「庁舎管理規則を守って」というばかり。もちろん、彼らはこれまで私たちが「ルールに則って」要望書を上げて、市側が約束を破って回答をよこさなかったいきさつを知らない…あちこち確認したり、こちらからも丁寧に何度も説明したりもした。それでも「市長は会いません」「担当部局を通して下さい」と、取次ぎもせず言うだけ…いやぁ~窓口(政策企画部広報公聴)を通し、担当部局にお願いして順序をふんで、1か月以上も回答がないままなんだぞ!トップと直談判するしかないじゃなイカ‼そんな理屈も通らないのか、大阪市は‼
 そうこうするうちに、松井市長はこっそり別室から、ネット会見を始め出したようだ。まったく、市の業務がトップダウンで、市長が会見等で言ったこと“のみ”対応して行う…こんなことだから、要望書への回答も作成できず、市民のほうを向いた仕事ができないんだ‼トップダウンをヤメロ‼とも批判した。
 ようやく政策企画室から課長が出てきて、要望書を受け取るという方向でおちついた。十三市民病院についての要望と、公共施設を開ける要望書を手渡す。また、DV被害を受けた方からも、DVシェルターで助かったことについての感謝と、そういった施設の拡充・職員の増員について要望がなされた。
 終わって市役所から出てきて、だいたい16時半…すごく長いが、充実した⁉初夏の午後であった。

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梅田解放区にカッパシスターズ登場!

 本日の梅田解放区…13時からHEP5前にて始まる。こころなしか、連休明けで通行人が少し増えているようだ。やはり自粛、自粛で1か月もの間家に閉じこもっていることなんぞできんだろう。
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 人通りが少ないので、こうやって歩道いっぱいにプラカードとかを広げる…こうすると道行く人が「何だこれは?」と思って、けっこう読んでくれるのだ。読んでもらえる面白いプラカードも必要だろう。
 街宣は、「天皇ナルヒトには莫大な”ベーシックインカム”が我々の税金から振り込まれている…私たちには無い…ナンセーンス‼」という、マイクテストから始まった。特権階級を許さない!そんな思いもある。PCR検査だって、一般人はなかなかやってもらえない、だが橋下徹や西村経済産業大臣はすぐにやってもらえる。それはおかしいでしょ‼
 オペラ歌手をやっている方から、素晴らしい歌声が披露された…いやぁ~人通りが少なく静かな梅田の通りで、こんな素晴らしい歌声が聴けるとは、この梅田解放区に来て損はないですよ‼彼は後ほどもマイクを握り、「橋下・吉村府知事・松井市長の3人は”オンライン飲み会”でもしていろ!」と言い放った後、「千の風になって」をこれまた素晴らしい歌声で披露してくれたぞ。
 幾人かのアピール…自粛のための補償金を給付しろ、”医療崩壊”を招いた病院や保健所の統廃合・廃止をしてきた政治はいらない、朝鮮学校への差別を許さない(これを大阪で進めてきたのは、「維新」橋下、吉村である!)の後、本日デビュー「非正規カッパシスターズ」である。
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「皆さんは病院に行って、防護服を着ている正社員、カッパを着ている非正規雇用の人、そしてゴミ袋をかぶっている非正規の人…どの人に看護してもらいたいですか?」いやぁ~そりゃ、防護服を着ている「正社員」でしょうね…でも病院では、正社員のみ防護服やマスクが支給され、非正規職員にはマスクも配られない、危険手当も出ない…そんなのオカシイよ‼と訴える。
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 最後には、正規職員も非正規職員も、過労でぶっ倒れてしまう…そうなっては遅いのに…でもまだオチがあって「次のシフトがあるから、起きて‼」いや、これ地獄ですよ。
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 その後、サックスでのアピール…「Don't kill!」が流れる…凄いぞ。
 慰安婦問題に取り組む方から、吉村知事がなぜかもてはやされる現象を批判…彼は何もやっていない、いかにも「何かやっている」ように見せかけているだけだと。
 その上で、吉村が「慰安婦像」設置を口実に、サンフランシスコ市との姉妹都市提携を一方的に破棄したこと、大日本帝国憲法を賛美する「育鵬社」の教科書を中学校で採用していること、その「育鵬社」の公民教科書は、メディアリテラシーの事例として「慰安婦問題」を取り上げていることを取り上げた上で、「橋下は性奴隷を容認している飛田新地の業者の弁護士であり、吉村は債務者に酷い取り立てを行った武富士の弁護士だった、彼らは”被害者(弱者)”の立場に立つことはない。彼らのような人間を、国政のトップに立たせてはいけない‼」と厳しく批判した。
 コールも何回も続ける…「安部はヤメロ」「麻生もヤメロ」「吉村ヤメロ」「吉村寝てろ」「松井もヤメロ」「つべこべ言わずに、カネよこせ!」等々…
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 原発事故による放射能汚染から避難してきた方のアピール…あの時、放射能汚染の情報が隠され、私たちはいったい自分がどうなっているのか知ることができず右往左往していた。今もコロナウィルスの感染状況は検査されず、自分たちの状況が知らされていない…こういった中で、資本や権力だけが利潤と情報を独り占めにしている。資本主義も権力も要らない!」かなり根源的な提起なされたのである。
 最後にコールで〆ようとしたとき、仲間の一人が体調を崩して倒れ、救急車を呼ぶことになってしまった…幸い、無事に病院で処置をうけ、退院したとのことである。参加者は25名以上…皆様、お疲れ様でした。

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最南端の駅から最北端の駅に行く闘争!(その1)

 自粛、自粛でどこにも行けないが、時刻表を眺めながら“空想旅行”が出来るのが、乗り鉄さんの強み…ということで企画してみた。
 第一弾は「JRで日本最南端の駅から最北端の駅に行く!」
 用意するもの…JTB時刻表(2020年3月号)
 ルール…JRを利用し「片道きっぷ」でなるべく早く到着するように移動する。新幹線・特急列車使用可。列車は定期運行されているものを利用する。
 JR最南端の駅は、指宿枕崎線の西大山駅 、最北端は宗谷本線の稚内駅 である。大阪から飛行機でも、フェリーでもいいから鹿児島に渡り、前日は指宿温泉あたりに宿泊…砂風呂を楽しんだ(ことにしよう)
 翌朝、タクシーで西大山駅まで行く。西大山駅には駅舎が無く、1面1線のホームに屋根がかかっている簡単なつくりだ…切符は、大阪駅とかであらかじめ作っておくこと。ここで「日本最南端の駅」とか写真を撮ったりして列車を待つと、朝の7時過ぎに枕崎方面から上り列車がやってくる。1326Dだ。
 西大山7:09 →1326D→ 8:51鹿児島中央
 九州新幹線に乗り換え、広島で山陽新幹線に乗り換える。
 鹿児島中央9:02 →さくら546号 → 11:49広島
 広島11:57 → のぞみ108号 → 15:54東京
 あっけなく東京に着いたが、それでも16時前になっている。東京で東北・北海道新幹線に乗り換え…
 東京16:12 → やまびこ213号 → 18:25仙台 
 夕方になったので、1日目はここで泊まる。牛タンでも食うか…翌日は「人間が朝の6時に起きれるか!」 というコンセプトはがんばって封印し、1番列車に乗ることにする。
 仙台6:40 → はやぶさ95号 →10:01新函館北斗 
 はやぶさ95号はこまち95号を併結しているので、盛岡で切り離しが行われる。新函館北斗駅でJR北海道の特急に乗り換え、札幌を目指すのだ。
 新函館北斗10:24 → 北斗7号 → 13:52札幌
 札幌で函館本線に戻って、旭川を目指す…ここで注意しなければいけないのが、北斗7号が室蘭方面から千歳線を通って函館本線と合流するのが、札幌の2つ手前の白石駅だ。白石駅には特急は停車しないので、白石―札幌間が重複した乗車になり「片道きっぷ」から外れることになる。しかし「分岐点通過列車に対する区間外乗車」の特例により、白石駅に停車しない特急列車に乗って千歳線から箱館本線、あるいはその逆方向に乗り換える場合、白石―札幌間は運賃計算に含めないというルールがあるのだ。ただし白石―札幌で途中下車することは出来ない。札幌で下車したければ、札幌までの片道きっぷとして終了させるか、白石―札幌間の切符を別途購入する必要がある。
 札幌14:00 → カムイ19号 → 15:25旭川
 旭川駅から宗谷本線に入る。
 旭川16:38 → 329D → 18:27名寄 
 夕方になったので名寄で宿泊…名寄で何がうまいのかは、分からない…もっとも、その日のうちに稚内に就くことは可能で、旭川から20:06発サロベツ3号に乗れば、23:47に稚内に着く…が、外の景色を眺められない列車に乗ってもなぁ~名寄で泊まったとして、翌朝はちょっとゆっくりできるぞ。
 名寄7:52 → 321D → 12:08稚内 
となる…321Dはもともと旭川6:03発で、延々と稚内まで260㎞を6時間かけて走行している。
稚内に着いたら、駅の写真とか撮ってから、タクシーで空港まで行って飛行機で千歳もしくは羽田経由で大阪に帰ろう。あるいはバスで札幌まで帰るか、13:01稚内発のサロベツ4号で旭川方面に帰っても良い。おつかれさま~

 ではこれだけの旅をするのに、いったいいくらかかるのか?
 ざっと運賃計算をすると…このルートで西大山から稚内まで営業キロが3,061.7㎞、運賃計算キロが3,104.4㎞…この運賃が28,930円に、さらにJR九州区間351.3㎞分、440円の加算、JR北海道860.1㎞分が770円の加算が成されるので、片道きっぷのお値段は30,140円となるハズだ。
 そして特急料金(普通車指定席・通常期)が、鹿児島中央―東京で13,700円(さくら→のぞみに乗り換えても、特急料金は改札をでない限り通しで計算され、指定席料金530円が2回かかる)東京―仙台が5,040円、仙台―新函館北斗が8,830円、函館北斗―札幌が1,580円(乗り継ぎ割引きで半額)、札幌―旭川が2,360円となる。特急料金の合計が、3,1510円となる…運賃より若干高い。
 合計で、61,650円という計算になる。どっひゃっひゃぁ~結構いい値段するなぁ~
 2泊3日の宿泊代と食費、および大阪ー鹿児島、稚内ー大阪の交通費や宿泊代、食費もかかるので、トータルでは10万円をかるく越えるが、そこは「空想旅行」のいいところ⁉

 次回はこのプランを少しブラッシュアップしてみよう…というわけでつづく(^^)

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5月9日梅田解放区のお知らせ

 毎月第二、第四土曜日の「梅田解放区」のお知らせ
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人々を縛り上げ苦しめる緊急事態宣言からの改憲反対

定例街宣 梅田HEP5前
5/9(土)13:00~15:00

安倍は辞めろ!梅田解放区デモ
5/23(土)13:00
中津の豊崎西公園 集合・集会
     ↓
  13:30 出発
     ↓
HEP5前でアピール
13:00~15:00

 5月4日、安倍首相は緊急事態宣言を延長する記者会見を行いました。長い自粛生活が続き、たくさんの労働者や個人事業者、中小の商店主など、多くの人が収入を失い生活に困窮している中、追加の補償についてなんら提案することなく「絆があればコロナを乗り切れる」と精神論をまくしたてたのです。
 その一方で、コロナ感染が収束しないのは憲法に不備があるからと、緊急事態条項を盛り込んだ改憲を推し進めようとしています。また、種苗法改悪や検察庁の定年延長、年金制度改悪、病院のベッド数縮小、放射能汚染土の再利用などの悪政をこっそり行おうとしているのです。
 大阪では吉村知事が、市民に対し営業自粛を行わないパチンコ店などの通報を呼び掛け、「見せしめ」にしようとしています。しかし病院や保健所の統廃合を推し進め、いま起こりつつある医療崩壊の原因をつくりだしたのは橋下徹氏や吉村知事、松井大阪市長が率いる「おおさか維新」の政治です。彼らはその責任について頬かむりを決め込んでいます。

 私たちは自粛という見えない鎖に縛られています。
 しかし今、声をあげなければ、すべては遅しとなるでしょう。

 皆さんどうぞ、ヘップファイブ前に。
 そしておうちにいる方も、できる形で意思表示をお願いします。

 5/9 13:00~15:00

ミュージシャンたちの音にのせてアピールが続きます。

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憲法1条を守れば天皇制はなくなる?

 先日の5・3憲法集会や、他の反天皇制集会・デモに文句つけてくる右翼の中には「憲法1条を守れ!」と言ってくるヤツがいる…まぁ確かに我々は「天皇条項を無くせ!」とは主張しているが…憲法1条とはもちろん、天皇条項の一番最初…天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く…というものだが

・いつ天皇がいるかいらんかということについて「日本国民の総意」が調べられたことがあったのか?
・「日本国民」のうちどのくらいの人が天皇が必要である(あるいはいてもいい)としたら、総意なのか?

という問題を抱えているハズだ。

 とくに後者については総和を越えたあるべき正しき理念 とか、全員の一致した考えとかいう意味をとれば、天皇の存在は単なる「多数決」で決まっているとはとても言えない。共同体の「ほとんど全員」が「天皇が必要」であると考えているぐらいの状態だろう。
 そんな中で、過去の日本国憲法制定時にも、共産党支持者をはじめとする「天皇制(君主制)反対!」を叫ぶ人は一定数いたわけだし、現在も我々のように、「天皇制なんかいらない!」と声高に叫ぶ人たちは一定数いるわけだ。
 だから「天皇は必要!」あるいは「天皇がいても良い」という意見は、「日本国民の総意」ではないことは明白だ!

 ということで現在の日本に存在する天皇(制)は、憲法1条に規定された「総意」に基づいて存在するのではなく、別の論理で存在していることになる…よってその存在は「憲法違反」ということになる。
 また仮に憲法制定時に「総意」があって天皇制が存続していたとしても、後世にそれがなくなればその存在理由は無くなり「憲法違反」の存在となる…後になって「反天皇制」の思想・思考体系がより一般化し「日本国民」の一部が声高にそれを掲げれば、天皇の存在の総意はなくなるわけだ。

 とはいえ「天皇制」がもし「憲法の枠外」のものであれば、天皇条項1条~8条でがんじがらめに縛ったとしても、日本の政治や社会に及ぼす影響は非常に大きく、厄介なものとなる…天皇・皇族たちが全国を旅して「国民を慰撫」し、「祈りをささげる」ことを、前天皇も、そして今の天皇も「象徴の務め」であると考えているようだが、そんな「務め」は憲法のどこにも規定されていない…こうゆうことが出来るのも、天皇が「憲法の枠外」にいるからなんだろう。

 クソ右翼に「憲法1条を守れ!」ということを言われてもフンフンと言って笑っておけばエエのだが、憲法の枠外にいる天皇制を撃つことはなかなか大変なことなのである。

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クソ右翼をのさばらしてはいけない!

 本日は憲法記念日…で、例年なら「憲法集会」が開かれるのであるが、新型コロナウィルス感染症対策の影響で、軒並み自粛・中止…だがこうやって5・3憲法集会を大阪・扇町公園で開いたぞ‼
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 扇町公園南西角…ということであるが、ちょっと奥まったところで開催…5・1のメーデーやその前の大阪府庁前行動でもあった、右翼の妨害対策という事だ。
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 で、軽自動車に乗ってやってきた右翼がガンガンがなりてててきた。1回規制されたぐらいでこいつらは諦めない…何回もこの辺を周回してやってくる。自粛せずに”集会”をやってコロナを撒き散らす「反日」集団だそうな…ということで「じゃぁ、”コロナ専門病院”で働いてる私がちょっと言ってくるわ」と、頼もしい!
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 いちおう警察のほうも「総動員?」でやってきている。もちろん公安もいる。
 14時に集会は始まったが、相変わらず右翼がやかましい…
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 こんな感じで道路の向こう側に陣取り、マイクでわーわー言ってくる。

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 警察は垣根をつくることになる…ただ、このまま右翼のやりたい放題を放置しておくと、デモにまで付いてきて公安警察もわーわーついて来ることになるので、カウンターをかましておく「右翼は帰れ!」コールを浴びせる。
 そのままこちらは集会を続けると、若いヤツじゃなくて”老人右翼”がマイクアピールを始めた(おそらく全共闘世代か、それよりちょっと若い程度)…聞いてると「共産党は…」「共産党が…」「スターリンの命令の下で…」とかばっかり。オイオイ、うちら「共産党」とは全然ちゃうんやから、そんなこと言われても痛くもかゆくもないんですけれど…少なくとも「トロツキスト」とぐらいは言って欲しかったな⁉
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 腹の中で大笑いしながらも「俺ら”共産党”とは違うぞ!」「もうちょっと勉強して来い!」と返す…「暴力革命」とか「人殺し」とか言いながら「共産党を皆殺しに!」とか言ってくるので「それは殺人教唆じゃなイカ!」「右翼は朝日新聞の記者殺してるだろ!」と返す。近くにいた中学生らしき人には「こんな恥ずかしい大人になってはいけないよ」と教えておいた。
 ただ、我々を批判し誹謗中傷するのは良いとしても、こいつらは何かと我々を「パチンコ」「朝鮮」と結びつけて「反日ケシカラン!」とやってくる…これは反左翼の名をかたるヘイトスピーチだろう‼絶対にこやつらの跋扈を許してはならない。
 集会ではコロナ感染対策と称して自粛が続く中、社会運動が声を上げることを止めてはいけない!と訴えられた…そう、その通り!そして声をあげた私たちのような部分に対し、右翼が嵩にかかって攻めよせてくる…声を上げるな!文句を言うな!と、政権の意を体現してくる…と同時に、自らの主張「差別排外主義」「侵略戦争・植民地支配肯定」ヘイトスピーチを堂々とやらかすのだ!ふざけるな!
 「沖縄には中国が~」とか言ってて来たので「沖縄のこと言うんやったら、アメリカに対して文句言わんかい!」「領事館は近くにあるぞ!」とも言い返してやった…ホント、強い所、実際に権力握ってるところにはなぁ~んにも言わない卑怯者である。
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 デモに出発~…ということであるが、右翼は右側、左側の歩道から盛んに文句を言ってくる。

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 写真は全然撮れていないが、警官の向こうにいる”もみあげ野郎”は、盛んに園君の名前を挙げて誹謗中傷していた。個人名をあげつらってあれこれ言うのはほとんどテロ扇動だろう‼

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 デモはOSのところでいつもの流れ解散であるが、ここでも向うからうるさく”もみあげ野郎”がワーワー言ってくる。しょうがないので「アラマキ帰れ!(「在特会」の荒巻、ただこの”もみあげ野郎”は違うらしい)とコールして、この場は解散した。
 何回も書くけれど、我々に対して文句言ったり、誹謗中朝するのはまだ我慢するとしても、それにかこつけて朝鮮・韓国人と結びつけてヘイトスピーチをすることは、絶対に許してはいけない…そうゆうことを思った今日の集会であった。

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「全病院労働者」に危険手当を!

 すこし前のお話…大阪の十三市民病院が労働者に事前に何の相談もなく(維新・松井市長もどきの思いつき)「コロナ専門病院」になる問題で、そこで働く医療従事者が毎日放送のインタビューを受けた。放送は4月29日である。
周囲で”突然閉店”など偏見…コロナ専門「十三市民病院」のスタッフ”苦悩”証言
(前略)病院で勤務する医療従事者がMBSの取材に応じ、周辺のコンビニが突然閉まるなどコロナによる差別や偏見に苦しんでいると話しました。
「新聞(配達)のおじさんに『コロナの病院で働いてるんでしょ?きょう集金どうしようかなって思ったわ』と言われて、傷ついて。『大丈夫?』とか『辞めたらいいやん』とか毎日ツイッターやフェイスブックとかEメールとか電話で言われるのは、ものすごくプレッシャーで、ものすごく疲れるんですよね。」(大阪市立十三市民病院の医療従事者)
 また、コロナ専門になることが決まってからも、スタッフ用のマスクが1日1枚しかないなど感染症対策が不十分だと話します。
「1人のヘルパーの人がコロナ専門になったら、コロナの病棟に行かねばならなくて、『マスク週に2枚とカッパで出来ますか』と聞いたら辞めると聞いた。」(大阪市立十三市民病院の医療従事者)
 大阪市などは5月初旬からの感染患者の本格受け入れを目指していますが、病院では退職を希望する医療従事者が相次いでいるということです。

 だがインタビューをされた方によれば、本当に訴えたかったことが全部省かれ、ひたすら「かわいそうな労働者」像を求めていたそうだ。何が省かれたかと言えば、医療従事者の権利を守ろう!危険手当を出せ!…それも医師や看護師だけでなく、病院内で働くすべての労働者に対して!ということだそうな。
 病院は医師と看護師、医療技術を持っている人だけで成り立っているのではない…食事を作り配膳をする人、掃除をする人、シーツを替えクリーニングする人、会計をする人…様々な職種の人が働いている。その多くは病院に直接雇われているのではなく、病院から委託された別の会社に所属する形で働いている。そうした人びとが一緒に働いて、はじめて病院の機能が発揮できるのだ。
 だが市が病院労働者に対し「危険手当」を出すにしても、多くの委託労働者は市に雇われているわけではないから、簡単ではない。市が病院に雇われている人の人件費だけでなく、病院が雇っている人に出す委託費も増額させないといけないからだ。
 一つの社会機能をもつ組織の中で働く人が、様々な会社や雇用形態で働いていることが当たり前の世の中である。しかし賃金・手当や労働条件に差別があれば、差別された労働者たちはその職場に「いない者」とされる…そうした差別は人と人とを分断し、しいては社会を解体してしまう。

#全病院労働者に危険手当を払え
#スーパーや物流関係者に危険手当を払え

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