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憲法1条を守れば天皇制はなくなる?

 先日の5・3憲法集会や、他の反天皇制集会・デモに文句つけてくる右翼の中には「憲法1条を守れ!」と言ってくるヤツがいる…まぁ確かに我々は「天皇条項を無くせ!」とは主張しているが…憲法1条とはもちろん、天皇条項の一番最初…天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く…というものだが

・いつ天皇がいるかいらんかということについて「日本国民の総意」が調べられたことがあったのか?
・「日本国民」のうちどのくらいの人が天皇が必要である(あるいはいてもいい)としたら、総意なのか?

という問題を抱えているハズだ。

 とくに後者については総和を越えたあるべき正しき理念 とか、全員の一致した考えとかいう意味をとれば、天皇の存在は単なる「多数決」で決まっているとはとても言えない。共同体の「ほとんど全員」が「天皇が必要」であると考えているぐらいの状態だろう。
 そんな中で、過去の日本国憲法制定時にも、共産党支持者をはじめとする「天皇制(君主制)反対!」を叫ぶ人は一定数いたわけだし、現在も我々のように、「天皇制なんかいらない!」と声高に叫ぶ人たちは一定数いるわけだ。
 だから「天皇は必要!」あるいは「天皇がいても良い」という意見は、「日本国民の総意」ではないことは明白だ!

 ということで現在の日本に存在する天皇(制)は、憲法1条に規定された「総意」に基づいて存在するのではなく、別の論理で存在していることになる…よってその存在は「憲法違反」ということになる。
 また仮に憲法制定時に「総意」があって天皇制が存続していたとしても、後世にそれがなくなればその存在理由は無くなり「憲法違反」の存在となる…後になって「反天皇制」の思想・思考体系がより一般化し「日本国民」の一部が声高にそれを掲げれば、天皇の存在の総意はなくなるわけだ。

 とはいえ「天皇制」がもし「憲法の枠外」のものであれば、天皇条項1条~8条でがんじがらめに縛ったとしても、日本の政治や社会に及ぼす影響は非常に大きく、厄介なものとなる…天皇・皇族たちが全国を旅して「国民を慰撫」し、「祈りをささげる」ことを、前天皇も、そして今の天皇も「象徴の務め」であると考えているようだが、そんな「務め」は憲法のどこにも規定されていない…こうゆうことが出来るのも、天皇が「憲法の枠外」にいるからなんだろう。

 クソ右翼に「憲法1条を守れ!」ということを言われてもフンフンと言って笑っておけばエエのだが、憲法の枠外にいる天皇制を撃つことはなかなか大変なことなのである。

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