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逃げるな松井!

 5月11日、市役所前の座り込み行動&要請行動が行われた。今日は天気がよくてメチャメチャ暑い!支援団体が炊き出しもやるというので、市役所南側、中ノ島公園内の木陰を占拠して行うことにした。紙の横断幕を広げ、コールするなどして気勢をあげる。「カジノ・万博を補償にまわせ!」「野宿の仲間を差別するな!」「センターの追い出しヤメロ!」などなど。

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 今回は4月20日に伺った際「連休明けに回答する」と約束を得ているので、回答がもらえる“ハズ”である。ところが事前にアポイントを取ってみると、まだ全部局の回答がそろわないから、この日は回答ができない、部分回答もないとのこと。こちらは「部分回答でも良い」とは以前にも言っている(要求の内容が込み入っていることは重々承知している)とにかく回答要求に伺うことにした。またそれ以外に①コロナ専門病棟にされる十三市民病院の従業員(委託も含む)への差別待遇を止めること②特別定額給付金支給において、野宿者や不安定居住者に届くような制度・運用を行うこと③市民の自主活動のため公共施設の開放を求める これら3つの要望をそれぞれ別の文書にして要求することも決めていた。
 アピールタイムでは、新しい要求についての説明も行われた。定額給付金は住民票を置くところに住んでいなくても受け取れるように、銀行口座が無くても手渡しで受け取れるようにしろ。独裁的な政権と右翼が結びつけき、“自警団社会”という危険な状況になっている。少人数の自主的集まりは「安全弱者」が社会的つながりを維持する上でも必要であり、感染症対策のガイドラインを示しながら、大阪市公会堂や区民センターなど公共の貸館・歌詞会議場を開けろ…というようなことだ。
 維新政治で人員が減らされたため、保健所で残業が60時間を超えている問題や、コロナウィルス流行は人災で、またヨーロッパで流行している第二派が来るというような話もあった。
 13時頃、食事が完成、スパゲッティーをみんなでおいしくいただく…おおむね50人ぐらい集まっている。梅田解放区でも披露された「カッパシスターズ」の歌も紹介…13時半から「青空記者会見」を始める。こちらからこれまでの経緯、そして市役所側が回答をしないことも説明した。十三市民病院で働く仲間も、休暇をとって参加…同じように病院で誇りをもって働いているにもかかわらず、マスクが十分支給されない、危険手当もない。私たちを「いない者」として扱わないで欲しいと訴えた。
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 この後、市役所に乗り込むことになる。
 まずは4階の市民局へ、大人数で総務部まで行き、「定額給付金」に関する要望の申し入れを小一時間ほど行う。市民局は福祉局よりも人が少なく、ゆったりと仕事をしているようだった。
 で、次に行くのは政策企画室…5階である。5階まで階段を上ってドアを開けると…
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 松井一郎市長がイタ―…マスコミを集めて、市長室の前で記者会見中である(こういった記者会見も、定例で
でわれているのかどうか不明…小池東京都知事は、毎週金曜日に定例記者会見をやっているようだ)
 当然、大騒ぎとなる‼向うはまさか市民がいきなり階段室から現れるとは思ってもいなかっただろうし、こちらもまさか市長がこんなところでいるとは思っていない…とはいえせっかくの機会、市長に直接直談判を要求した…当然の権利である。向うとしては会見をそのまま続行したい…それは分かるが一言「後で話を聞く」とでも言えば、こっちも静かに待っていただろう…ギャーギャーと問答しているうちに、こんなセリフも飛び出した…まずは切り取り動画ごらんあれ


「カッパで仕事をさせないで!」
「何もないよりマシです!」
 はっきり言いやがった…これは松井が市民のことや医療従事者のことをなぁ~んも考えていない決定的証拠である。あげく松井は市長室に逃亡‼
言葉は正確ではないが、このツイートもすご~くリツイートされ、拡散してるぞ!


 会見会場はそのまま残されていたので、我々がそこをオキュパイ、マスコミが並ぶ中、記事になるかはともかく十分に宣伝もすることができたのである。


 
 動画は、良く分からないアカウントから…どうも松井や吉村府知事の会見だけを撮って専門的にながしているだけのサイトのようだ。全23分…松井が市長室に引きこもっても「松井出てこい!」「逃げるな松井!」と徹底的に追い詰める、座り込みも行ったぞ。会見場にいる市職員、なぜか体のデカいやつばかり。向うはとにかく「ルールに則って!」「庁舎管理規則を守って」というばかり。もちろん、彼らはこれまで私たちが「ルールに則って」要望書を上げて、市側が約束を破って回答をよこさなかったいきさつを知らない…あちこち確認したり、こちらからも丁寧に何度も説明したりもした。それでも「市長は会いません」「担当部局を通して下さい」と、取次ぎもせず言うだけ…いやぁ~窓口(政策企画部広報公聴)を通し、担当部局にお願いして順序をふんで、1か月以上も回答がないままなんだぞ!トップと直談判するしかないじゃなイカ‼そんな理屈も通らないのか、大阪市は‼
 そうこうするうちに、松井市長はこっそり別室から、ネット会見を始め出したようだ。まったく、市の業務がトップダウンで、市長が会見等で言ったこと“のみ”対応して行う…こんなことだから、要望書への回答も作成できず、市民のほうを向いた仕事ができないんだ‼トップダウンをヤメロ‼とも批判した。
 ようやく政策企画室から課長が出てきて、要望書を受け取るという方向でおちついた。十三市民病院についての要望と、公共施設を開ける要望書を手渡す。また、DV被害を受けた方からも、DVシェルターで助かったことについての感謝と、そういった施設の拡充・職員の増員について要望がなされた。
 終わって市役所から出てきて、だいたい16時半…すごく長いが、充実した⁉初夏の午後であった。

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