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大阪府庁前行動で万博を追及!

 府庁前では毎週火曜日の12時から13時まで「朝鮮高級学校無償化・朝鮮学校補助金復活、外国人幼稚園への幼保無償化適用を求める火曜日行動」が行われている。今日は初めてそこに参加した…梅雨の中休みで天気が良く、おおむね40人ぐらいが集まっている。歌と音楽もあってなごやかに進められている。
 それが終わった13時半から、府庁前の座り込み行動を開始した。都構想・万博・カジノのためにお金を貯め込み、生活補償や商店の支援にカネを出さない大阪府に抗議の声がたたきつけられた。
 14時を過ぎて前回と同じ「旧議員会館」で要請・協議を行うことになる。司会進行は政策企画部広報広聴、まず最初は健康医療部と、全ての病院労働者に対する危険手当の支払いについての交渉。医療従事者に危険手当相当として?配布するクオカードについて問いただす…この原資は大阪府が寄付で集めた「新型コロナウィルス助け合い基金」である。すでに第一次贈呈分の「申請(医療機関からわざわざ申請せんとあかんらしい)」が締め切られている。第二次以降の贈呈についても検討しているとのこと。だが、正規・非常勤の労働者には支払うが、派遣・委託労働者については直接雇用しているわけではないので支払えないという返答。それはオカシイ!松井一郎市長がツイッターで、あるいは大阪市がHP(ページ番号505551) で示している「新型コロナウィルス感染症の感染危険区域で勤務する方に関しては、正規・非正規にかかわらず危険手当が支給されています」「十三市民病院で勤務する委託職員の危険手当相当額は、雇用主において支払うことになりますので、委託業者により早急に措置されるよう対応してまいります。」ということから、委託労働者に支払う「スキーム」はあるハズだ!そうゆうことを調べたり考えたりするのが行政職員の務めだろう。委託の会社が何社入っていて、何人の労働者が働いているかということは、病院に電話で聞けはすぐわかるはずだ。こういったことを指摘しても、なんとか言質を取られないようだんまりを決め込んでくる。そして文書回答することを明言しない…少なくとも、決裁権者に直接伝える旨、はっきり言うべきなのにそういったことも言わない。最終的に「調整させていただき回答させていただきます」なんじゃこりゃ・というような返答…回答期限も明言することが出来ない。こちらは1か月以上も前から要求書をだしているにもかかわらずだ。
 またクオカードで支払う方法についても、クオカードの会社に病院従業員の個人情報を渡して、該当者に直接送るようにしているが、個人情報漏洩の恐れはないのか?そもそもクオカードで支払うこと自体が問題で、なぜ直接病院に支援金を渡さないのかということも問いただした。別の医療従事者(歯科医)から、全ての医療従事者に定期的にPCR検査を実施し、不顕性感染者がいることを前提に、全ての医療従事者に防護服がゆきわたるようにして欲しいという要望も出た。防護服に関しても、ここに出席している府の職員では、どのくらいの防護服があるのか把握いていないようだ。
 続いて15時40分から「万博協力室」の職員3名が出てきて、交渉する。はじめに2025年大阪万博事業については、大阪しいては日本の成長を促進する起爆剤であり、国内外からもお客様が来る云々…と説明があったところで、コロナ禍でインバウンド頼みがなくなりどんどんつぶれている中で、誰が何のために大阪に来るのか?という疑問が呈された…前提条件がまるで変っているのだ!健康に関連する産業は、家電とかに良い影響を与える…といったところで、インターネットで情報がとれ、売れる商品は企業がすぐに商品開発をする時代に、見本市のようなことをやっても意味がない、万博自体、発想が19~20世紀初頭の発想なのだ。また「健康」が見世物・商売になる、それはいちばんふさわしくないテーマだ!今、見直す時期に来ているのだ。
 万博会場の建設費は1250億円、その1/6を大阪府が負担する。会場の夢洲の整備費用は、道路拡幅等に115億円、上下水道の整備日132億円、埋立て工事に136億円(大阪市の公共事業)…これだけの資金が、万博のために塩漬けされ、人びとの暮らしや生活補償に回らないのである。来年以降、経済が落ち込んで大阪府も減収が確実だと吉村知事も認めている。協賛企業だって、経営が悪化する…こんな金は出せないハズだ。
 オリンピックも、原発事故から人びとの目をそらすためのものであり、それがコロナ禍に目を向けないことに繋がった。万博を続けるということは、行政がどちらを向いて仕事をするかということに繋がる。
 日本で開かれた国際博覧会はすべて黒字で成功しているというが、成功の尺度は万博の理念が広まったかどうかだ。70年の大阪万博で「世界の国からこんにちは!(理念は「人類の進歩と調和」)」と言ったが、世界から差別は無くなっていない。今回は「いのち輝く未来い社会のデザイン」で、SDGs(持続可能な開発目標)を目指すとあるが、万博をやってどうして持続可能なのか?経済成長・日本の成長というが、それは「企業の成長」ということで、どうしたら人が豊かに生きられるかという発想ではない…いろいろ批判が飛び交う。
 そうこうしているうちに、コロナ禍で状況が変わったんだから、広聴会開くなり、パブリックコメントを受け付けるなりしましょうや!という意見も出てきたので、すかさずこれを私たちの「21番目の要求」として付け加え、提出した。万博の実施については、一度も民意が図られていないのだから当然のことである。
 16時45分で協議を終了し、ふたたび府庁前で報告会とコールを行う。釜ヶ崎センター開放運動をしている仲間から、センターで寝泊まりしている労働者を追い出すため、大阪府がコロナ禍の中で立ち退き訴訟を起こしたことが報告された。
 
 次回の行動は、6月24日(水)大阪市役所前にて。

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