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本日の府庁前行動

 昼前に府庁前に行くと、数人が横断幕やのぼり旗を出していた。おっつけ仲間が集まってからアピールが始まる。大阪府は独自に生活補償を行え、医療体制を充実させろ、カッパで誤魔化すな!全ての医療従事者(正規・非正規・委託を問わず)に危険手当を払え、学校での少人数授業を続けるようにしろ、公共施設を閉めるな…などなど。吉村知事や松井市長は我々市民からの要求や批判に対し、何かと言うと「デマだ!」などとツイッター等でかみついてくるので、それに対する批判も行った。そのくせ吉村知事は今日は休んでいるという…ツイッター見てないで仕事しろ!
 昼休みで職員が昼食とかに出てくるので、そこでチラシを渡す。受け取りはそれなりに良い。
 アピールタイムが終わって13時半から「旧議員会館」という別棟?の会議室で、府への要請行動を行った。一か月前に大阪府庁前で議会傍聴&要請行動を行っている。本来ならば要請文への一定程度の回答が来るはずなのだが、府は何も回答してきていない。とりあえず広報広聴を筆頭に、危機管理室、健康医療部保険医療室、福祉部子ども室のメンバー10名あまりがやってきた。こちらも二十数名が椅子に着席して要請を行う。
 まずDV被害対策としてどのようなことをやっているか?という切実な要求から(福祉部は午後2時までということなので)回答をもらうことにすると、緊急事態宣言下で相談員を1名増員し、避難場所としてのホテルの借り上げも行ったとのこと。ただ相談員1名増員!のことは前回も聞いていたので、それ以外の検討はどうしたかと聞くと、何もなされていない様子。それどころか、増員の相談員は「緊急事態宣言」が出ている間だけということで、6月以降は契約がないとのこと…労働問題にも詳しい人がこちらにいるのですかさず「その人は非正規雇用なのか?」「非正規労働者を切り捨てているのか?」と非難ごうごうとなった。緊急事態宣言が解除されたからと言って、DVの問題が急に解消するわけではない。またたった1名しか増員していないというのも対応が不十分であろう。アウトリーチ…夜の繁華街などに出かけて行って、DV、家庭内の暴力で行き場のない子どもたちをこちらから探す…支援についても「警察・児童相談所と連携してやっている」とお役所答弁。どうも担当者自信、「アウトリーチ支援」ということを良く分かっていないようだ。比較的若い女性の担当者が答弁していたのであるが、途中男性職員から女性には質問に答えさせたくなさそうなそぶりもされ、非常に不愉快な思いをした。結局、ろくに答えもせず福祉部子ども室の人たちは退席した。
 続いて十三市民病院で働く委託の労働者から(市民病院なのだが市だけの問題ではないらしく、市役所から府に言ってくれとも言われたようだ。また「感染症指定医療機関」ということで言えば、民間病院も対象になってくる)全ての病院で働く労働者は等しく感染のリスクを負う。感染予防の研修を何も受けないで「マスクをすれば大丈夫!」だと思っている人もいる。委託の労働者にも研修を受けさせてほしい。また、危険手当を全ての労働者に払って欲しい。私は自分の仕事に誇りをもって取り組んでいる、委託だからと差別されるのはおかしい、私たちを認めて欲しい、私たちはここにいるんです!と切実に訴えた。
 松井市長は30日にツイッターで「正規職員・非正規職員・派遣職員にもコロナ手当を支給します」と明言しているので是非支払ってもらいたいものである。職員たちはそのツイートは知らないようなので(そりゃ勤務時間中にSNSなぞ見てはイケナイだろうし、休みの時に何が悲しくて“上司”のツイッターなぞチェックするだろうか?)それを示しておくとともに、こういった“ツイッター政治”はガバナンスの崩壊をもたらすことも指摘しておいた。
 こうゆうやりとりをしている中、初めてこの行動に参加した人から「(要求を出して)一か月も立っているのに、命にかかわる問題がないがしろにされている。あなたたちは行政の“プロ”なんでしょ!」という辛辣な批判もなされた。
 また大阪府に対しても、コロナ禍においても公共施設を開けておくこと、また「大阪コロナ追跡システム」の導入を見直して欲しいことを要望した。
 危機管理室に対して「吉村知事は『自粛と補償はセット』と言っているが、危機管理室で補償についての議論はなされているのか?府と市町村が出す休業要請支援金もなかなか電話がつながらないし、たらい回しにされる。自粛を要請する段階でそれによってどのような影響があるのか検討し、それをどうするのか対策していたのか…今からでもやって下さい!これは災害対応(危機管理室の仕事)なんです!と強く要請した。
 教育労働者から、6月1日から学校が始まり、10~20人を教室で教えるようになっているが、その措置は2週間しかない。分散授業は続けるべきだ…北九州市でも起こっている、「学校クラスター」が出来る可能性がある。緊急事態宣言を解除するから、学校を再開するという結論ありきだったのではないか?学校については教育委員会の専決事項であるが…という申し入れも行った。
 16時ぐらいまで要請行動を行った後、ふたたび通用口でアピール…その前に15時から「記者クラブ」室で記者会見であった。だが会見に参加するのは2名のみ、他の者が廊下で待つこともまかりならん!という厳しい条件がついてにも関わらず、幹事社のNHKは参加せず、最後までいたのは朝日新聞社のみという体たらく…マスコミは報道する気があるのか?
 その後、今後のスケジュールを確認して。本日の行動を終了した。

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