最南端の駅から最北端の駅に行く闘争(その4)
この前の記事の続き…いや、ずいぶん間があいてしまった。JRの普通列車だけで、4日目に秋田に到着したばかり…さて、東北本線は盛岡から先が「IGRいわて銀河鉄道」となるため、どこかで奥羽山脈を越えて奥羽本線に入り、秋田方面に抜ける必要がある。ルートとしては①福島から奥羽本線をひたすら北上②仙台から仙山線で山形へ③小牛田から陸羽東線で新庄へ④今回の、北上線で横手へ⑤盛岡から田沢湖線で秋田へ の5ルートがある。 ①のルートではいきなり福島で2時間半待ち、16:07にやっと新庄着、17:32に新庄を出ると、秋田には20:12着となる。②ルートでも同じ時間に新庄に着く。③ルートも16:04新庄着となる。⑤ルートは16:11に盛岡に着いたら、18:13発で20:13やっと大曲である。①と⑤ルートは山形・秋田「新幹線」優先のダイヤで、普通列車は非常に不便である。ということで④の北上線ルートをとることにした。北上線は秋田新幹線を通すための田沢湖線改軌工事で不通になった96~97年の間、新幹線接続特急「秋田リレー」が運行された“優秀な”路線でもある。
5日目
秋田7:28 → 1643M → 10:02弘前
弘前10:53 → 645M → 11:34新青森
ここから北海道新幹線!
新青森12:37 → はやぶさ13号 → 13:34新函館北斗
新函館北斗14:57 → 2841D → 17:52長万部
長万部から先、室蘭方面に行こうとすると19:28まで、ニセコ・倶知安方面に行こうとすると20:00まで列車が無いので、長万部で宿泊する。
6日目、ニセコ・倶知安方面すなわち「山線」ルートをたどる。
長万部6:05 → 2929D → 9:19小樽
小樽9:35 → 3860M → 10:07札幌
札幌10:37 → 159M → 11:19岩見沢
岩見沢11:33 → 2325M → 12:55旭川
宗谷本線に入って
旭川13:59 → 327D → 17:45音威子府
ここから先は、21:48サロベツ3号まで列車が無い、よって音威子府で宿泊する。
なお岩見沢―旭川間がすんなり接続しているが、この区間を通す普通列車も少なく、11:33の次は岩見沢14:03となるトンデモさ…よって長万部から「海線」経由で札幌方面に出てもうまくつながらないのである。
7日目
音威子府9:08 → 321D → 12:08稚内
となる。なお音威子府に泊まると4321Dが音威子府始発で5:33発、稚内に8:09到着と言うヤツでフィニッシュも可能であるが「人間が朝の6時に起きれるか!」というコンセプトから外れるので、パス…いや、前日の長万部6:05というのも、けっこうキツいぞ。これ。
以上、6泊7日の旅程となった。かかる費用は、運賃計算距離が3,209.8㎞で29,920円、JR九州とJR北海道の運賃加算が770円と440円で、片道きっぷのお値段は31,130円になる。ここに新青森―新函館北斗間の新幹線「はやぶさ」の指定席特急料金4,350円をプラスして、35,480円となるわけだ。
新幹線・特急を利用し、宇都宮で1泊、名寄で1泊するプランの58,380円と比べ、22,900円安くなる。ただし、4泊余分にしないといけないので、1泊5千円としても4泊で2万円、ほぼトントンというところか。食費も増えるので、余計に費用もかかるだろう。
番外編?に続く…
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