関西再侵略

和歌山線の電車はなんとかならんか…

 わざわざJR特急で奈良に行ったもんだから、別のところに足を延ばす…ということで、奈良駅から桜井線、和歌山線経由で和歌山に行くことにした。
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 桜井線・和歌山線に投入されている電車は、227系1000番台というヤツ。227系は広島地区に2014年から導入された電車で、2019年に和歌山線、桜井線、紀勢本線に1000番台が投入されている。

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 しっかり和歌山まで行きます…ワンマン運行しています。

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 車内はこんな感じ…しっかりロングシートです。
 広島に投入されている車両はセミクロスシートなのだが、こっちはロングシートのまま…前に桜井線・和歌山線でメインに使っていた車両が通勤型105系、オールロングシートだったから、それを踏襲した形となります。しかしこれで、和歌山まで3時間はキツイ!
 定刻に発車…京終(きょうばて)、帯解(おびとけ)、櫟本(いちのもと)駅と、難読駅が続きます。
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 1時間ほどで、和歌山線との接続駅、高田駅に到着。ここでしばし停車後、方向転換。

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 和歌山線を進むと、やがて近鉄吉野線との接続駅、吉野口へ…ここは桜の頃に行くと、綺麗。
 3年ほど前はこの先で降りて、五條新町 をブラブラ散策したのだが、今回はパス。

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 南海高野線の接続駅、橋本に到着!

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 ここでしばらく停車。南海高野線の観光列車「天空」が停まっている。

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 南海のズームカー(クロスシート)の2300系「さくら」編成も入って来た。

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 前に来た時もそうだったが、この季節の和歌山線の風景は、とってものどか…花が咲けば、なおのことよろしいのだが、いかんせんオールクロスシートでストレッチ状態で景色を眺めるのはしんどい。ただ、和歌山線は観光で訪れるようなところが五條以外はほとんどなく(高野山や吉野に行く人は南海・近鉄を使う)そのため、わざわざ観光客を意識する必要はないと判断したのだろう。和歌山から奈良方面まで通しで乗るのは、18きっぱーのような「乗り鉄」だけだろうからね。とはいえ、小浜線の125系ぐらいのヤツはほしいところ。

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 こんなふうに、紀ノ川の北岸側を西に向かって進む。

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 典型的なローカル線の駅

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 岩出―船戸間で紀ノ川を渡って…

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 奈良からロングシートで延々3時間、和歌山駅に到着!向うは紀勢本線を南下する225系電車である。なお、和歌山駅において、和歌山線ホームには中間改札が設けられている。
おまけ、3年前の和歌山線

 

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奈良に特急で行く闘争

 昨日の梅田解放区には、なんと50名近くの方々が来ました(^^)ありがとうございます…
 ということで、今日は闘争とは全く関係のない、乗り鉄ネタです。
 奈良県には、JRの特急列車は走っていない…近鉄特急なら、走っている…沖縄県を除いて、唯一JRの特急が走っていない県なのだが。
 それでも、臨時で特急が走っている。それが昨年3月のダイヤ改正で開業した「おおさか東線」を経由して、新大阪から奈良に向かう特急「まほろば」である。昨年の冬ダイヤから走り出して、今年の春の臨時列車でも走っている。それに乗ってみることにした。ついでに、開業1年後の「おおさか東線」北区間のレポートもするね(完全乗車は以前にやっているが、いちいちブログ報告していない)
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 目的の列車は、午前10時03分に新大阪を出発する。車両は和歌山に行く特急「くろしお」に使われる287系3両である。足元には「まほろば 〇号車」と書かれた表示も貼ってあるぞ。なお、この後すぐ土日には10時17分発、奈良行きの「直通快速」が走っている。
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 シートはありきたりの特急列車のもの。新型コロナの影響もあってか、そんなに人はいない。

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 定刻に新大阪を発車…東海道線の東淀川駅を過ぎると、こうしてスロープで上がって行き、やがて東海道線をオーバークロスして東おおさか線に入る。次は南吹田駅。ここは長らく鉄道系の公共交通機関がなく、駅の開業が待ち焦がれていたところである。
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 南吹田駅の次は、JR淡路駅…手前で阪急京都線淡路駅が見えるところ。わりと近そうだ…隣には以前から進められている連続立体交差工事の状況が見える。

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 JR淡路を過ぎて、淀川を渡る…この橋は、2013年に「おおさか東線」の工事着手まで、貨物線の横を人や自転車が渡ることが出来たのだ。

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 城北公園通り駅を通過…おおさか東線の新駅は、こんな感じの相対式ホームである。

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 JR野江駅を過ぎて、京阪本線の複々線を越える。京阪の野江駅と、JR野江駅も近いが、京阪野江駅は各駅停車しか止まらないので不便。(阪急淡路駅は、特急も停まる!)
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 JR野江駅を過ぎると、右から「学研都市線(片町線)」の線路が近づいてくる。

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 鴫野駅で、学研都市線に合流…ここで「おおさか東線」の昨年開業した区間はおしまい。

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 1駅区間走り、関西の有名難読駅「放出(はなてん)」を過ぎて、2008年に先行開業した区間に入る。

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 この先行開業区間は、なんか毎駅ごとに既存の鉄道と交差・乗り換えができる感じになる。ここはJR俊徳道駅近く、近鉄大阪線と交差する部分。
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 2014年にオープンした「あべのハルカス」も、すっかり大阪のランドマークとなった。
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 おおさか東線は、普段は黄緑色の201系電車が走っている。ただ近い将来、東海道線で快速に使われている221系に置き換わるようである。

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 新加美駅(しんかみ)駅を過ぎると、関西本線の線路が下からやってくる。やがて近畿自動車道をくぐってシャープの工場が見えてくると、「おおさか東線」の終点、久宝寺駅である。ここで運転停車的に止まる。新大阪からの所要時間は約25分、評定速度で48㎞/hほど…すごくのろのろと走って来た。

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 特急「まほろば」は途中どこにも停車せず、新大阪の次はいきなり終点の奈良である。関西本線に入って、スピードを上げるか…と思ったら、まぁちょっとは快走したが、王子あたりまで山の中をのんびり、のろのろと進んだ。法隆寺、大和小泉、郡山あたりの直線は、さすがに快走!
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 大和盆地を進む…向うに見えるのは、近鉄橿原線の架線である。

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 奈良駅に到着…10時53分、約1時間弱の旅であった。
 新幹線から外れた奈良へのアクセスといえば、JR奈良線を使った「みやこ路快速」が定番となっている。奈良線も単線区間が残り、また京都~宇治の区間は線形も悪くぐねぐねしているので、スピードが出せない。あえて特急を運行するメリットもないので、快速のままなのだろう。で、おおさか東線を経由する特急「まほろば」も、おおさか東線や関西本線内でスピードが出せず、50㎞ほどを1時間かかっているようでは、あまり「特急」としての意味はない。ただ指定席があるので「確実に座れる」メリットはあるかと…ただそれだけだなぁ~。

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 特急「まほろば」の利用があまり芳しくなくて、結局運行止め!ということになれば、奈良はいつまでも「JR特急が走らない県」の立場に甘んじなくてはならない…ということで、リニア中央新幹線に希望をつなぐしかないのだろう。
 ではでは…

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南海加太線に乗ってくる

 なんか時間があったので和歌山まで足を延ばして、南海加太線にのってきた。80年代に「完乗」のため乗車して以来だから、三十数年ぶりとなる。もちろん、当時の記録もないし、記憶もほとんどない…初乗車みたいなモンだ。
 特急乗って、南海和歌山市駅に到着…ここも超・久しぶりだが、なんか工事中のようだ。駅ナカや改札の外には「アンスリー(南海・京阪系のコンビニ)」しかない。駅の外にも「白木屋」しかない!お昼前なのに、メシが食えない!
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 駅の外観は、こんな感じ…今、2020年中のオープンを目指して改装工事中だそうな。右の建物は図書館だそうである…和歌山市の文化の中心地になるのか?
 しかし和歌山市駅前がこんなに何もないとは改めて驚いた。JRの和歌山駅だったら、いろいろ店とかあるのに…メシは、しょうがないので「アンスリー」でパンとか買って、車内で食べることにする。学校の試験期間中か、高校生が集まってくる。
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 こちらはJR和歌山線への乗り換え口である。正面がJR和歌山線、左側から、南海加太線の電車が発着する。
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 やってきました、赤い電車!これは観光電車「めでたいでんしゃ」と言って、タイをイメージしたラッピングデザインが施されている。ちなみに「めでたいでんしゃ 」は3両あって、赤いのは「なな」と呼ばれている。リンクを開いてもらうと分かるが、水色のが「かい」ピンクが「さち」で、「なな」は「かい」と「さち」が結婚してできた子どもという設定だ。2014年に「加太さかな線プロジェクト」というのが始まり、加太線に「加太さかな線」の愛称がついた。その後、16年にピンクの、17年に水色の「めでたいでんしゃ」が走り出し、赤い「めでたいでんしゃ」は去年の3月から走り出した。
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 中は、こんな感じ。2両の、もちろんロングシート。つり革の「輪」の部分が、魚の形をしている。
 時刻になったので、発車…さっききた南海和歌山本線を戻り、紀ノ川を渡る。次の駅「紀ノ川駅」に停車…ここは南海和歌山本線の駅で、ここで加太線が分岐する。各駅停車と区間急行しか停まらず、日中は各駅停車しか走ってないので、大阪方面から加太線に乗るのは不便である。
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 紀ノ川駅を過ぎて、本線を右に分岐…なぜかこの辺りだけ複線となっているが、加太線は基本・全部単線である。

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 加太線内初の駅、「東松江駅」…この駅は島式ホームで、改札も「島」の中にある珍しい形である。

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 「中松江駅」ここも島式ホームだ。

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 加太線内3つ目「八幡前駅」で、対抗列車とすれ違い。この後「西ノ庄」「二里ケ浜」駅と続く。「西ノ庄駅」は交換が出来ない。

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 平日の昼間は、ガラガラだ。高校生も乗っていたが、ほとんどいなくなった。

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 「磯ノ浦駅」を過ぎると、山を切り開いて道路建設が行われていた。加太のあたりは周囲を山に囲まれており、戦前・戦中は「要塞地区」として一般人の立ち入りにも制限があったようなところだそうな。

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 車窓に菜の花が見えてきたら…

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 終点・加太駅に到着…海が近い「ハズ」なのだが、なぜか山の中の雰囲気がいっぱいの駅。

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 改札と待合室も、こじんまりとしている。

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 「トンガリ」(「キテレツ大百科」のスネ夫もどきではない、念のため)というものが飾ってあった。加太駅の屋根瓦の飾りらしい。危険になったので撤去して、ここで展示しているとのこと。

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 駅の外観…右隣は「店」なのだが、閉まっている。

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 顔だすヤツ…

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 これも「顔出し」のヤツだったか…どこかの事務員さんが、沢山の郵便物を出しにポストにやって来た。

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 改札のあたりは、こんなふう。

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 「めでたいでんしゃ」をアピールしています…それでは街を歩いてみよう!
(つづく)

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岸和田ぶらぶら…

 水間鉄道に乗った後、南海電鉄で岸和田まで戻る。だんじり祭りで有名なあの岸和田だ。
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 駅はすごく立派…だが連休最終日とあってか、ずいぶん人通りは少ない。

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 駅前で食事した後、アーケード商店街を西に行ってみる。商店街はすぐ大通りとぶつかってアーケードがなくなり、雰囲気のよい商店街になる。

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 旧紀州街道にぶち当たったので、左折して南下する。旧和泉銀行の建物。

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 大通りにまたぶち当たる…このへんは岸和田城の外堀みたいなところで、橋がかかっていたそうな。

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 向かいにあるのは、旧四十三銀行の建物…道路を渡って、マス形門のあとを越えると…

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 きしわだ自然資料館がある。ここで、自然資料館、岸和田だんじり会館、岸和田城の3館共通入場券700円を購入。資料館は岸和田附近の自然…動植物から化石生物、地層・地質まで幅広く展示されている。ジオラマや映像もあり、子どもうけしそうな所でもある。また3階には個人で蒐集した様々な動物のはく製…北極熊やベンガルトラなど大型哺乳類がたくさん…は圧巻だ。

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 自然資料館を出て、岸和田城西側の大通りまで歩く…このへんは電柱が地中化されており、気持ちのいい青空が広がっている。

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 この通りをまっすぐ行くと、岸和田だんじり会館である。中に入って、だんじり祭りの様子を大型のシアターで見る。その他、展示ももりだくさんだ。

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 だんじり会館を後にして、いよいよ岸和田城である。

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 なかなかどっしりとした天守閣だ。中はゆったりしているが、残念ながらバリアフリーには対応していない。

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 階段のぼって天守閣の上まで行くと、大阪湾が一望できるのだ。

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 入り口でわけがわからん石が並べられていると思ったら、これは戦後につくられた「八陣の庭」というもの。庭作家の重森三玲(しげもりみれい)氏によるもので、諸葛孔明の八陣法をテーマに、大将を中心に天・地・風・雲・龍・虎・鳥・蛇の各陣を配したもの。国の名勝に指定されている。

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 お城を出て隣に、五風荘という回遊式庭園があるのだが、中で高いメシを食わないとみることができない。

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 五風荘の前あたりが、おそらく一番かっこいい岸和田城のアングル…

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 お城の南側を歩く…三の丸神社の赤い鳥居。

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 地元の商店街を歩いて、南海蛸地蔵駅へ。お城やだんじり会館はこちらのほうが近いのだが、各駅停車しか停まらないので不便である(岸和田は特急も停まる)。なお、蛸地蔵駅にはステンドグラスの装飾があるのだが、写真は撮っていない。
 ではでは…

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水間鉄道に乗ってきた

 5月のはじめ、天気も良かったので大阪南部を走る水間鉄道に乗って来た。
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 南海電鉄本線の貝塚駅を降りて隣に、水間鉄道の駅舎がある。なお、南海では乗り換え案内を「水間線乗り換え」とアナウンスしていたが、水間鉄道は南海とは完全別会社である。
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 地平にあるホーム。改札は交通系ICカードが使える。

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狭いホームに立派な木の待合室がある。

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 やがてステンレスの電車が2両でやって来た…元東急7000形の、1000形である。青森の弘南鉄道福島交通も同じ車両を使っているので、コラボしてイベントやったこともある。

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 弘南鉄道って、書いてるでしょ…

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 車内はごく普通の、ロングシートである。
 電車は所定の時刻に発車…昼間は20分ヘッドで、時間3本走っている。駅をでてすぐ、急カーブを左に曲がって内陸のほうに向かう。家の軒先が間近に迫ってくるのが、こうした都市内の中小私鉄の醍醐味だ。

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 中間駅はどれも簡素なつくり…駅員はおらず、ワンマン運転である。

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 近義の里~石才間でJR阪和線をアンダークロスするが、乗り換え駅は存在しないのだ。

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 名越駅で、反対列車と行き違い…名越の一つ手前、清児(せちご)駅から分岐して和歌山の粉河まで延伸する計画が大昔あったそうなのだが、とっくの昔に免許は失効している。
 貝塚をでてから、おおむねまっすぐに内陸を目指す。

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 20分ぐらいで終点、水間観音駅に到着…ヘッドマークは「オリジナルヘッドマーク」と言って、1万円で10日間、顔写真なんかをヘッドマークにして飾ってくれるサービスがあるのだ。

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 水間観音が歩いて10分ぐらいのところにある。駅舎は寺社をモチーフにした特徴のあるもので、国の登録有形文化財なんだそうな。

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 鉄道むすめ、アテンダントの水間みつまタンのパネル…関連グッズはおいていない。なお、リンクは制服リニューアル後である。

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 構内には1990年に架線電圧を1500Vに昇圧してステンレス車両が導入される前の500形車両が置かれている。保存状態はごらんのとおり悪く、中の見学もできないようだ。ちなみに80年代、私はこの車両に乗って水間鉄道は完乗済みである。

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 駅には謎の丸い植物体?が沢山飾られている…貝塚名物か!?
 そのほか、構内に燕の巣があって、燕が飛び交っていた…やっぱりのどかだなぁ~この辺は。

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 水間観音駅を少し戻った方向には、車庫があって電車が留置されている。

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 1本電車を遅らせて、とりあえず貝塚に戻ろう…なお「平成」と書いたマークが掲げられているが、さっき乗って来たヤツには「令和」と書かれたマークが飾られていた。まったく、改元フィーバーに乗りやがって…とやな気分にもなる。

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 沿線は、住宅や畑がつづくのんびりしたところ…いわゆる地元の地主さんみたいな立派な家も散見される。

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 貝塚駅にもどってきました…ではでは。

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池田の街並みを歩く

 

CUPNOODLES MUSEUMを見た後、阪急沿線に所用があるのだが、時間があるので池田の街並みをブラブラ歩いてみることにした。

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 その前に…なんかデカい家があるなぁ~と思ったら、安藤さんのお宅でした

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 前の道は、コミュニティー道路ふうに整備されている。

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 阪急の高架近くまで行くと、この池田市観光案内所がある。チキンラーメン創作料理なんかを売っている。

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 ガード下には、祠がある…ここから、阪急の北側に行ってみる。
 80年代半ばの学生時代に、大学の課題で池田の街並みを歩き、その魅力をマップに落とすというようなことをやった。グループで行ったのだが、やってる時、メンバーの一人が「水曜日はアニメを見ないといけないから、絶対帰る」とワガママなこと言ってたなぁ~いずれにしても、当時はこんな祠とか見つけて喜んでいたような記憶があるくらい。

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 通りにはこんな石のオブジェが置いてある。
 つきあたったとこらへんから、小林一三記念館  方面に向かう(といっても、そこには入らない)

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 五月山のほうに登っていくと、逸翁美術館  である。

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 白壁の塀は、池田文庫のもの…
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 横道に入ると、池田城址公園に入る通路があった。門が閉じられているが、イノシシよけに門を閉じているとのこと。池田城址は室町~戦国期の城で、江戸時代のものではない。また、山の上の方に別途、正式な入り口があるようだ。

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 城址公園の入り口から、急な斜面で住宅地の中を降りてゆく…

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 こういった、エエ雰囲気の通りに出るのだ。

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 酒屋さんの建物(らしい)

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 こんな建物も…

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 ひっそり佇む、祠

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 お寺さんもあるよ。

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 こんな感じの道が続いている。

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 大きな通りにでると、呉服座 がある。上はマンションだが、中は江戸時代の建築様式を一部再現した大衆演劇場であるとのこと。

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 大通りを隔てて、お寺がある…向う側に行くと、猪名川を渡って兵庫県に入る。

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 アーケード商店街に入って、駅のほうに戻ろう。

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 駅に渡る陸橋の入り口が、古く懐かしい雰囲気を醸し出している。

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 そこにあった木のベンチと、熊の飾り物…ではでは

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CUPNOODLES MUSEUMに行ってみる

 先日、大阪池田市にあるCUPNOODLES MUSEUM(安藤百福発明記念館) に行って来た。ネットのお友だちのプレカリアートさんが、ちょっと前に訪問された記事 を見て思いついたモノ…
 阪急宝塚線の池田駅で下車…ここは阪急の生みの親、小林一三の記念館や、逸翁美術館 など、小林一三ゆかりの地である。今日の目的地は、駅の南側にある。
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 写真は駅にある観光案内地図

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 道を1本間違えたので、南側から迂回するようにして記念館に到着…住宅地の中に「こぢんまり」とあるものだと思っていたのだが、けっこうデカい
 中に入ると、スタッフの方がパンフを渡してくれる。入場は無料…開館時間は16:30までだが、入場は15:30で終わるので注意

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 安藤百福がチキンラーメンを開発していた小屋が再現されている。鶏もちゃんと飼っていたみたい。

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 いろいろと、レトロな器具が並んでいます。

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 インスタントラーメン開発のキモは、天ぷらをヒントに麺を油で揚げること…そのお鍋を再現。映像で油の中で麺を揚げる場面が浮かび上がる。

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 他、展示の様子…子どもたちがやっているよう、窓をスライドさせたりして、展示を見るのだ。

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 こうやって引き出しを開けたりもする…

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 インスタント食品他、加工食品や流通の「発達」により、買い物のあり方も大きく変わった。

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 カップヌードルが売れるきっかけとなった、あさま山荘事件も紹介されている。当時の機動隊・警察のヘルメットが時代を感じさせる。

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 宇宙で食べるインスタントラーメン、スペース・ラムの紹介。

 建物がでかいのは、中の半分ぐらいが「マイカップヌードルファクトリー」や「チキンラーメンファクトリー」といった体験コーナーになっているから。
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 で、奥の「テイスティングルーム」にて、朝のドラマ「まんぷく」のモデル、安藤百福のつれあい、仁子に関する特集をやっていた。

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 こんな人ですよ~

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 これまでの日清食品のインスタント麺製品ラインアップが並ぶ、インスタントラーメントンネル。

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 「ひよこちゃん」のパネルを持って、記念写真も撮れます
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 安藤百福の胸像…

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 外にもでかい安藤百福立像がある…ほぉ~っと思って眺めていると、足元の説明文が、80年代左翼の主敵中曽根康弘であったというオチがついている

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 ではでは…

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伊賀市内とか…

 伊賀神戸から伊賀鉄道にて、上野方面に戻る…
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 田んぼが広がる伊賀盆地を北上。

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 今年の3月に開業したばかりの、四十九駅である。

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 市街地に入る…お寺の敷地をかすめて走る。
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 上野市駅の一つ手前、広小路駅で降りてみた。

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 伊賀鉄道では、あちこちに忍者が佇んでいる。

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 暑いけど、ちょっと歩こう

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 立派なお店?である。

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 上野天満宮。

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 だんじりが置いてあるらしい…

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 メインストリートに出る…建物は、百五銀行上野中央支店。

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 ちょっと寂しい商店。

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 アーケード商店街…左側には何か建つのか?ここを抜けると、上野市駅前のロータリーに出る。

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 駅に入る…これは東急ステンレスそのままの200系電車、伊賀神戸行き。

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 伊賀上野行きは、ちょっと違うラッピング電車である。

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 伊賀焼、風鈴列車だそうな

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 なるほど、朝顔の花があったり、風鈴もチリンと鳴っている。車内には「ニンジャ」に憧れた外国人観光客もいたよ。

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 伊賀上野駅に到着~

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 風鈴列車の「顔」はこんなの…この後、関西線で加茂―奈良―天王寺に抜けるのだ…ではでは

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伊賀鉄道完乗闘争!

 信楽高原鐡道に乗った後、草津線で柘植まで行き、関西線に乗り換える。
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 忍者の絵が描かれている…伊賀方面に行って、伊賀鉄道 完乗闘争である。
 乗り換えの伊賀上野駅にて…

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 伊賀市の玄関口なのだが、周辺にはリクシルの工場とか以外はなぁ~んもない。伊賀鉄上野の中心には伊賀鉄道で行くことになる。

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 伊賀上野駅のホームに止まっている、伊賀鉄道200系車両。もと東急1000系ステンレス車両で、忍者絵のラッピングが成されている。なお、伊賀鉄道は近鉄伊賀線であったのだが、2007年に近鉄から経営分離したものである。

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 車内は、こんな感じ…一部クロスシートとなっているのがうれしいが、後付け座席なのでシートと窓のピッチがあっていないのが残念。

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 反対側からも写真撮影…

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 大阪方面からの関西線上り列車 と連絡後、伊賀鉄道発車…

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 伊賀上野のお城が見えてきた(もっともお城は、関西線からも見ることが出来る)

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 新居、西大手の2駅を過ぎて、上野市駅に到着…ここで昼食のため一旦下車することに…

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 上野市駅の駅舎…小さいけれど、拠点駅の風格がある。

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 忍者絵は松本零士氏のデザインなので、銀河鉄道999の鉄郎とメーテル像がある。

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 松尾芭蕉もいるぞ 
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 ハイトピア伊賀の中にあるパン屋さん、あらゆるパンが100円+税均一だったので、そこでパンとジュースを購入して遅い昼食とした。なお伊賀上野には東京、名古屋、京都、大阪から高速バスで行くことが出来、駅前はそこそこ整備されたターミナルとなっている。また、お城はターミナルと反対側、伊賀鉄道の線路を渡って行くことになる。

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 さて、昼食をすましたら完乗闘争再開…上野市から緑の忍者電車に乗車。

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駅構内には、背の低い信号もあるよ。
 上野市をでると、しばらくは市街地を進む…線路と住宅の軒先がふれそうなくらいの、いかにも私鉄という感じの路線が続くが…桑町のあたりで市街地はとぎれ、田園の中を電車は進む。

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終点、伊賀神戸(いがかんべ)駅に到着~

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 近鉄との乗り換え改札口

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 赤い近鉄特急が停車中…難波行き「伊勢志摩ライナー」である。

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 それでは、完乗闘争が終わったので、伊賀上野方面に戻ろう

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信楽高原鐡道乗車闘争

 27日の金曜日は、キャンドル行動の前に時間つぶしも兼ね、青春18きっぷを使って近郊に出かけた。まずは信楽高原鐡道 (以下、信楽鉄道)乗車闘争に決起信楽鉄道は、旧国鉄信楽線→JR信楽線を87年7月に転換した第三セクター鉄道である。
 東海道本線を草津で乗り換え、草津線を貴生川で下車。
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 ここらへんは「甲賀忍者」の里である。

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 貴生川駅は、こんな外観…バスターミナルはあるが、商店等は周辺にない。

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 信楽鉄道の窓口は無く、きっぷも売っていないので、乗車証明をここでもらってから、JRの改札を抜けるのだ。

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 貴生川駅は近江鉄道とも連絡している。こちらは別途、改札がある。

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 1番線が信楽鉄道のホーム。時刻はぴったり1時間おき。18時台には列車がない。

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 JRと信楽鉄道で直接乗り換えを行う人のために、ホームにはJRのICカード(ICOKA)に対応した改札が設置されている。なお信楽鉄道では交通系ICカードは使えない。

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 やがて警笛を鳴らしながら(けっこう大きな音だ)列車が入って来た。

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 昨年に導入された、SKR501だそうな。

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 車内はこんな感じ…転換式クロスシートで、ゆったり信楽まで旅が出来る

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 反対側のホームに、上り草津行きの113系抹茶色が入って来た。同時刻に下り柘植行きも発車なので、信楽鉄道とJR草津線の乗り継ぎはスムーズ。
 さて、信楽鉄道のほうも発車…すぐに右にカーブして草津線と別れ、真っすぐな線路を上ってゆきます。
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 進行方向右側は、完全山の風景になる。あと、照明の感じがエエですね。最初の駅、紫香楽宮跡まで駅間距離が9.6㎞もあるので、山の景色はかなり続く。

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 新名神高速道路をくぐり、右手に信楽ICを見る…このように、信楽は自動車交通は便利である。よって京都や大津から高速バスでも出てそうなものだが、そのようなバスはない。公共交通機関で信楽に行くのは難しく、使えるのはJR+信楽鉄道のみという「不便さ」である。
 かつて(80~90年代?)には、奈良から信楽に抜ける路線バスがあり、それに乗って信楽に行き、信楽鉄道に「初乗り」をしたのだが、その時以来である。
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 紫香楽宮跡駅のホーム…狸の焼き物が出迎えてくれる。

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 雲井駅…これは国鉄時代からある。先ほどの紫香楽宮跡駅は、転換後に新設した駅である。

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 ここを過ぎると景色が広がってきて「信楽の里」に来た感じがする。
 勅使、 玉桂寺前と2駅を経由して、終点、信楽に到着

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 改札の様子。

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 駅前には、巨大な狸の焼き物が…

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 駅の外観…左は一応、バスターミナルなのだが、コミュニティーバスと路線バスがちょっとあるだけ。

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 券売機で、帰りのきっぷが買えます。あと、土産物店もあります。

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 レインボーたぬき…後ろはレンタサイクルの自転車。普通のヤツは500円、電動アシスト付は1000円だそうな。

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 乗って来たSKR501

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 向かいの予備ホームは、狸の焼き物でいっぱい。

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 甲賀忍者をモチーフにした、SKR310が向かいにいた。
 このまま取って返して、貴生川に戻る…
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 けっこう立派な家が立ち並んでいるなぁ~

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 紫香楽宮跡を経て、また山の中を走る…開けてくると、甲賀盆地が山の下に広がっているのが良く分かる。なるほど、信楽「高原」鉄道であるなぁと分かる次第だ。

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 貴生川駅に戻ると、近江鉄道の豊郷あかねタン ラッピング電車が止まっていた。
 ではでは…

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