あるみさんinロシア

ORIGAさんを悼む

 イスラム国がなんでぇわしゃこっちのほうが大事件じゃ

ロシア人シンガーソングライターのORIGAさんが、亡くなった・・・読売新聞WEBより
おくやみ ORIGAさん=ロシア人シンガーソングライター

 ORIGAさん 44歳(オリガ、本名・オリガ・ヤコブレワ=ロシア人シンガー・ソングライター
所属事務所によると17日、神奈川県内の病院で死去。   

  

 

 ロシア・ノボシビルスク出身。1991年に来日し、94年に日本でメジャーデビュー。ロシアの愛唱歌「ポーリュシカ・ポーレ」がドラマのテーマ曲に使われて注目され、その後、テレビアニメ「攻殻機動隊」の主題歌を歌った。


 おもえば90年代半ば、シベリア行きを目指してNHKのTV「ロシア語会話」のオープニングテーマ「リラの街から」を歌っていた。画面はそれにあわせて、バレリーナのニーナ・アナ二アシビリさんが踊っていた…

 ちなみにその時の講師は、新訳「カラマーゾフの兄弟」を出した、東京外国語大学の亀山郁夫先生・・・甘いマスクの感じのいい方だった。

 ORIGAさんの歌は、日本でもアルバム化され、私も何枚か持っている・・・

あまりにも若い死を悼み、「リラの街から」で合掌・・・どうぞ安らかに

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モスクワ川クルージング

あるみさんinロシアのネタも、今日で終わりです。
おしまいは、モスクワ川クルージング・・・川から眺めたモスクワです。
「歩き方」によれば、クルージングの出発点はキエフ駅付近なのですが、ごちゃごちゃしているので、雀ヶ丘の下のところから乗船するのがおススメとか、で、そのとおりにします。
005川のそばに窓口だけあり、そこで400ルーブル(1280円)支払います。切符は、こんなの。
Pict0020船がやってきました。淀川とかを走っている、高さの低い平べったい船ではありません。まあ、橋の高さが高いのですね。モスクワは曇りで、少し肌寒いくらいでしたが、がんばって外のデッキに陣取ります・・・といっても、お客はわずか・・・
メトロの走る橋、鉄道の走る橋をくぐって、ゴーリキー公園へ、そこから先に進むと・・・
Pict0021川は二又に分岐、ここにピョートル大帝記念碑があります。
Pict0022救世主キリスト聖堂という、立派な教会が見えてきます(^^)
この教会、スターリン時代に爆破され、その跡地にソビエト宮殿の建設が試みられたこんなん高さが400m以上、上には100メートルを越えるレーニン像が建立される予定だったのだが・・・基礎工事中に地下水がドンドン出てきて、どうにもうまくいかなかったらしい。そのうち独ソ戦が始まって、計画は中止に。フルシチョフの時代に、屋外温水プール「モスクワ」としてモスクワ市民の娯楽と健康に一役かっていたわけであるが、ソ連崩壊後、宗教への回帰が強まり、1997年のモスクワ850年祭にあわせ(完成は2000年だったようだ)再建されたもの。
私ゃ宗教より温水プールのほうが、体にいいと思うのだが、それはモスクワっ子の選択ですから(^^)(^^)/
Pict0023で、川から見たクレムリン、大クレムリン宮殿が見えます。
Pict0024反対から来る船と、コンニチワ
Pict0025歴史を感じさせる街並みもあれば・・・
Pict0026なんか新しい建物もあります。やはりロシアの中心地ですな。
1時間ぐらいで、終点、ノヴォスパスキー・モストに到着。
Pict0027橋からトラムに沿って東に歩くと、メトロ7号線プロレタールスカヤ駅に出ますので、そこから都心に戻ります。

ではでは、あるみさんinロシアのしめは、
Pict0001革命広場の、マルクスたんの像です


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キリストたんのほうが偉大?

ピーテルでトラム乗りまくりの後は、夕暮れの市内観光
Pict0133クリボーエードフ運河のそばに立つ、血の上の救世主教会です。

Pict0134 夕方の7時過ぎなんですが、まあ、ようけ人がいます。で、こんなんする人も

Pict0135それにしても、立派なもんだ。まあ、洋の東西問わず、宗教からスターリニズムまで、なんかデカイものを建てれば「はぁ~っ」って思ってしまうもんだ(ムールマンスクのアリョーシャ君もそうゆうところがあるよね。)
Pict0136はりつけされた、キリスト像
しかしまぁ、こんなん見せ付けられると、マルクスたんよりキリストたんのほうが偉大なのかなぁ~と思えてくる。
Pict0137近くのレストランで食事・・・ウォッカをたのむと、フラスコのような入れ物に入れて出てくるところが、謎です


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ロシアのトイレ

もう7月ですので、「あるみさんinロシア」も終盤に・・・
ということで、まずはトイレのお話。
10年前、ロシアのトイレットペーパーは水に溶けず、拭いた後はトイレ内のゴミ箱に捨てるようになっていました。
少なくとも、モスクワやピーテルでは、今はそんなことはないようです。ホテルのトイレもキレイ
で、外国だと珍しくないのでしょうが、公衆トイレは有料です。だいたい12~15ルーブル(4~50円)が相場で、駅なんかですと窓口があってそこの人に払います。なお、ここで駅というのは、長距離列車等の駅で、メトロの駅にはトイレはありません(見当たりません)でした。
ところで、観光客の集まる街中では、工事現場においてあるようなトイレ(こんなん)が並べられており、そこで観光客の用足しが出来るのですが、こんなトイレでも金を取られますオバちゃんが椅子に座って、使用者からお金を取るシステムになっているのですね。で、クレムリン周辺になると相場が上がって20ルーブル(64円)
中に入ると、水洗の設備もなく、タンクに茶色い液体がたまっている(^^)ぼったくりじゃ~
まあ、街歩きには、このようなトイレにお世話になることも多いので、小銭は必需品。「現場型トイレ」のお世話になりたくない人は、ホテルか公共施設で済ませ、水分は控えめに。
Pict0145写真はピーテルのメトロ駅前における、比較的大きな現場型トイレ、女性も使います。

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赤い電車inモスクワ

空港アクセスのお話です(写真が無いので、ご容赦を)
「地球の歩き方’08~’09ロシア(以下、「歩き方」と略す)」によれば、モスクワの空港から市内へアクセスする公共交通機関は貧弱でありバスやメトロを乗り継いでホテルまで行くのは大変だから、日本の旅行会社で車を手配しておくことが進められている。で、私もそうしたのだが・・・
飛行機でシェレメチェヴォ2国際空港に降り立つとき、なにやら複線・高架の鉄道路線および駅が見えるではないか!
また、ピーテルからシェレメチェヴォ1空港(国内線ターミナル)に降り立った時、なにやら赤い電車のポスターが・・・
そうです。空港アクセス鉄道、アエロエクスプレスが開通しているのですね(^^)(^^)
英文HP 露文HP
モスクワの空港アクセス鉄道も、赤い電車であります。
Historyのページを見てみると、2008年の6月から直通列車が運行されているようだ。
シェレメチェヴォ国際空港から、市内へはサヴィーロフスキー駅までだから、サヴョ―ロフスカヤ駅メトロ9号線に乗ればよい。
なお、もうひとつの国際空港、ドモジェドヴォ空港にも、アエロエクスプレスはアクセス列車を出している。こちらはパーヴェレチェキー駅までだから、パヴェレツカヤ駅からメトロ2号もしくは5号(環状線)に乗り換えることになる。

とはいえ、頻繁に出ておらず、30分から1時間間隔の運転である。関空快速のような、日本の空港アクセス鉄道のようにホイホイと利用できる感覚ではないかもしれない。また、シェレメチェヴォ空港の場合、空港を出て少し歩いて駅に行かなければいけないようだ。
旅なれない人は、車の送迎をあらかじめ頼んでおくのがおススメ・・・なお、ロシアのタクシー事情は悪く、空港でやっとこさ入国審査を終えて出てくると、白タクの運転手が声をかけてくる。「歩き方」によれば、値段交渉に自信が無ければ、断固無視とのこと。

シェレメチェヴォ空港は、同じ敷地内にターミナル1(国内線)とターミナル2(国際線)・・・最近、ターミナル1の隣に、オレンジ色のCターミナルが完成・・・があるのだが、この2つは滑走路を隔てて離れており、国内線から国際線、あるいはその逆、ためにはタクシーやマルシュルートカで自力で移動しなければならなかった。
しかし、両ターミナル間を運行する、無料リムジンバスをアエロエクスプレスが運行するようになった。朗報!
ただしこれも、列車よりもさらに本数が少ない。
ピーテルから到着して、ポスターによりそのリムジンバスの存在を知り、ターミナル1の出口左側に、こじんまりとした白い屋根がついているだけのバス停らしきものを発見。
ただ、私はなぜかターミナル1と2を頭の中で取り違えており、どこへ行けばよいか分らず、パニック状態でウロウロ・・・Cターミナルの案内嬢のところへ行き「バスに乗れ」といわれて、ようやくとるべき行動を理解・・・
で、バス停のところで待っていたのですが・・・時間になってもバスは来ず・・・バス停から少し離れたところに、斜めに「それらしい」バスが止まっている。
間違えて乗ったら、エライことになるので、愛想の良くない運転手に何度も確認してから、乗車。バスは空港の周辺をぐるりと回って
ターミナル2へ、途中、アエロエクスプレスの赤い電車とすれ違う

おまけ・・・ピーテルのプールコヴォ空港へのアクセスは、メトロのモスコフスカヤ駅経由、プーシキンスカヤ駅行きのリムジンバスがある。私は、空港からは車を手配していたのだが、空港へはリムジンバスを利用しようかとも考えた。
一応プーシキンスカヤ駅のバス発着場所を「確認」したのだが、朝の8時ではまだ窓口等は開いておらず、時間等がよく分らなかったので、まあ、タクシーでもいいかと思った。ムールマンスクでは、市内から空港まで20㎞ぐらいで580ルーブル(1800円)だったから、まあピーテルだったら1000ルーブル(3200円)ぐらいかなぁと思ったわけだ。
で、客待ちしているタクシーに乗り込むと・・・空港まで相場が100ユーロ、4000ルーブル(12800円)とのこと・・・
げ~高けぇよ・・・ちなみに「カラマーゾフの兄弟」で父フョードルと長男ミハイルの争っていたお金は、なんと3000ルーブル(時代がちゃいます)くそー、ヨーロッパ系の客から、ぼったくとるやんけ
てなわけで、の中のルーブル札はすっからかんになり、帰る間際にカードでお金を下ろすはめに・・・
しかも、シェレメチェヴォ1と2間の移動でどれだけお金がかかるか分らんため、ムダ使いもできん。
空港で売っていた、チェブラーシカのぬいぐるみ、買いたかったなぁ。
090627_135301
ちなみに・・・JR西で使われているマナー向上ポスターのチェブラーシカ(通はチェブと略す)、わにのゲーナと、意地悪なシャパクリャクおばあさん。

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巡洋艦アヴローラ

ピーテルでトラムに乗る前に、巡洋艦アヴローラを見に行きました。
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これですわ、これ・・・
アヴローラは、日露戦争、日本海海戦に参加、戦線を離脱し、フィリピンにたどり着き、マニラにて抑留されたそうな。
で、ロシアに戻って1917年のロシア革命を迎える。以下、ウィキぺディアより

1917年10月25日アヴローラは、外洋への航海命令に抗命し、ここに十月革命の火ぶたは切って落とされた。同日午後9時45分前部主砲が砲撃を開始し、これを合図に冬宮攻撃が開始され、アヴローラの乗組員も戦闘に参加した。
これにより、1917年におけるロシア革命におけるアヴローラの果たした役割は重視され、以後のソ連の歴史家によってロシア革命及びソ連史上、最も劇的な瞬間のひとつとして喧伝されることになった。もっともソ連崩壊後の歴史の見直しによって、アヴローラの果たした役割についても検証が行われた。その結果、アヴローラの砲撃と武装蜂起への参加には疑問符が投げかけられるようになった。実際、ソ連時代の歴史家たちもこの問題に対しては様々に異なる見解を発表して歴史的な争点ともなっていった。例えば、アヴローラの冬宮砲撃を疑問視する歴史家から、アヴローラが当日、ペトログラードに不在であったと主張する者、挙げ句の果てには、現在、ネヴァ川にあるアヴローラを複製品であると主張する者まで現れ、アヴローラをめぐっては、虚実取り混ぜた様々な言説が飛び交っている。

とのこと。
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で、記念撮影
韓国からの団体さんが、居ました。
アヴローラの周辺では、屋台でいろんなお土産が売られていました。モスクワと違い、いかがわしそーなものは少なく、海軍の帽子とか、絵皿とか、まじめなものが多いです。
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水兵さんが、甲板掃除をしています。

暑いので、店でビンビールを購入!ビンの栓は、指でひねって開けることができるので、栓抜きはいりません。
ロシア人がやるように、ラッパ飲み・・・最高

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ピーテルでトラムに乗ってみる

ムールマンスクでトロリーバスに乗車したことで、路面系交通機関への乗り方に慣れたため、ピーテルではトラムに乗ってみました。
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トロイツキー橋から、ペトロパヴロフスク要塞を望みます。この橋の上にも、トラムの軌道が敷かれているのですが、待てど暮らせど、電車は来ません。廃線になっているようです。
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クーイビシェヴァ通りにて、電停は歩道のところにこんな看板が出ているだけで・・・
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安全地帯も何もありません。名鉄の岐阜市内線も、電停の安全地帯が無いことで有名でしたが、いちおう塗料で電停は示されておりました。ここはホント、何も無い!車の横をすりぬけて乗降します。危ねー
ちなみに路線番号は6番です。乗車後、すぐに車掌さんに運賃を払い、乗車券をちぎってもらいます。18ルーブル(60円)
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左がピーテルのトラム、右がムールマンスクのトロリーバスの切符
トラムにはICカードのような乗車券もあるようで、車掌さんが読み取り機で「ピッ、ピッ」とやっています。
ガタガタの線路をゆっくり走って、メトロのスポルチーヴナヤ駅前で下車、メトロでセンナヤプローシャチまで行き、そこから1キロほど歩いて、ツルゲーネフ広場まで。天気がいいので、暑~いPict0127
ここには16番と41番のトラムが来ます。
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新型車両です。
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旧型車両の内部は、こんな感じ・・・おっつけ夕方なのですが、乗客がほとんど居ません。車掌さんに運賃を払います。先ほどの車掌さんはおばさんでしたが、こちらは腕にタトゥーを入れた、背の高いヒョロッとしたおじさんです。ゴトゴトと、発車。旧型車両は、停車駅の案内放送とかが、ありません(^^;;;
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川を渡って、中心街から離れてゆきます。
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トラムの転回場・・・日本の路面電車と違い、ドアが車両の片一方にしかありませんから、電車が折り返すときは転回しなければなりません。(ツルゲーネフ広場も、一種の転回場です)
終点まで行っても良かったのですが、なんか心細くなってきましたので、適当な所で下車、スーパーで水を買ってお金をくずし、再びツルゲーネフ広場へ・・・Pict0132
41番トラムから16番トラムに乗り換え、メトロのチェフノロギーチェスキー・インスチトゥート駅まで。ここから繁華街に戻ります。

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モスクワモノレール完乗闘争

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「歩き方」のモスクワメトロ路線図、紫のラインカラー「M1号線」というのは、モノレールのようです。地下鉄完乗はともかく(笑)、ネタとして面白そうなので乗車することにしました(^^)/
オレンジのラインカラー6号線で北に向かい、「В・Д・Н・Х(ヴェー・デー・エヌ・ハー・・・この駅だけ、○○スカヤ、とかいう名前でなく、アルファベット略称なのだが、何の略称か不明)」で降りて、公園の横を西に向いて少し歩くと、モノレールの駅らしきものが見えてきました。
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駅の下には、トラムも走っています。
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駅に止まったモノレールは、こんな感じです。しばし観察・・・路線図から見ると、ここは「終点」のハズなんですが・・・
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なぜか向こうのほうにもレールが延びています
駅に入って、改札へ。なぜかモスクワメトロの回数券が使えません。窓口にて別途チケットを購入。22ルーブル(70円)002_2
チケットは、こんなの・・・
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エスカレーターを上り、やってきたモノレールに乗車、どうもここは終点の一つ手前、ヴィスタヴォーチヌイ・ツェントルのようで、一駅戻って、ウーリッツァ・セルギェーヤ・エイゼンシュテイナ(長い駅名だが、セルゲイ・エイゼンシュテイン通りということですね)で一旦下車。もう一回チケットを買って、戻ります。
Moscowmap
こっちの路線図(モスクワ・地下鉄・路線図でググったものを、加工)のほうが、実体をあらわしてますな。モスクワメトロ・モノレールを「完乗」を目指す人は、注意が必要です。
まあ、モノレールは地下鉄と違い、景色が見えるのがいいのですが、路線は平行してトラムも整備されており、なんでこんなところにモノレールを敷設したのか、理解に苦しみますテレツェントル駅付近に、モスクワTV塔があり、ここを中心に「情報」をキーワードにしたニュータウン整備を行い、その際に「なんか新しいモノ」ということで、モノレールにしたのでしょうか。夕方のラッシュ時であろう時間帯なのですが、乗客も少ないです。
鉄道線路を横断し、終点、「チミリャーゼフスカヤ」駅に到着。ここでループを描いて、モノレールはまたもときた道を引返します。近郊電車(エレクトリーチカ)の駅に隣接しており、駅前はそこそこ活気があります。が、地下鉄の駅が、見当たりません少しウロウロ・・・
線路の向こうに行くであろう、地下道に下りると、そこから地下鉄の駅に降りることができました。

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オマケ・・・路線図に「L1号線」というのがあります。このLは「ライトレール」の略なんでしょうかちょっと興味しんしんであります。

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ロシアのメトロ

モスクワにもピーテルにも、地下鉄(メトロ)があります。どちらも地下深~い位置を走っており、延々と長~いエスカレーターに乗車しないと、乗れません。エスカレーターで急ぐ人は、ほとんどいません。中にはキスしたり抱きあったりしている連中もいます。それはさておき・・・
まず、運賃ですが、基本的に均一運賃です。モスクワでは22ルーブル(70円)ピーテルでは18ルーブル(57円)です。大阪市営地下鉄の「初乗り」200円に比べたら、なんと安いことか
ロシアの街中で昼飯を食べる場合、まあ店にもよりますが、1食300~400ルーブル(960~1280円)程度・・・安くしようとすると、もっと安くできます・・・、これだと大阪ではそこそこのもんが食べられます。昼食の物価水準が、ロシアで少し高いとしても、公共交通機関の安いこと・・・やっぱ都市交通って、こうでないといかんでしょ(^^)/
窓口に行って運賃を払い、ジェトン(コイン)をもらって、それを自動改札に投入、緑のサインが付いたら、そのまま進みます。モスクワでは改札のバーはありませんが、ピーテルではバーを「よっこらしょ」と押して中に入ります。
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回数券もあります。これがモスクワのもの。10回券で7日有効、200ルーブル(640円)なんかかっこいいデザインです。
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ピーテルのメトロの回数券、モスクワは磁気カードなのに対し、ICカードです。JRのSuicaやICOKAのように、別途チャージが出来ます。10回券で170ルーブル(540円)

まあ、安いんですが、時々改札機をさっそうと飛び越えて不正乗車をするフトドキ者もおります。
光量不足のため、写真でお見せすることができないのですが、駅内部はなかなか頑丈なつくりで、装飾も立派です(^^)(^^)//
エレベーターの下にはブースがあって、地下鉄職員(だと思う)がモニターを見て監視しています。また、運賃も自動券売機ではなく、人が直接窓口でジェトン・回数券を売っていること、さらには駅の建物内には、バス停と同じように、小さなキオスクがいっぱいあって人の目が行き届いていることもあり、治安も良く、安心して使えます(^^)(^^)(^^)///
日本の地下鉄にも劣らないくらい、大勢の人をさばいていて、それでも「人がいっぱいかかわっている」感があるというのがいいですね。日本じゃ「合理化、合理化」で鉄道システムも極限まで人を切り詰め、夜行列車のような、人手ばかり食う鉄道は、すたれるばかり。じゃ~合理化しつくした大阪地下鉄システムが万々歳かというと、さにあらず・・・
安全という点では、ピーテルの一部の駅には、ホームドアもありましたよ。鉄製の頑丈なヤツが駅に着いてもホームは見えず、扉が開いて、ホームドアがガラガラと開いて、やっとホームとご対面!

あと、注意・・・進行方向どちらに向かっているのか迷うことがありますので、やはりロシア語は読めたほうがよいでしょう。駅の看板は小さくて、読みづらいです。ただ、乗り換えは東京や大阪と同様、ラインカラーを目印に案内どおり歩いてゆけばOK
地下鉄の駅は、日本のように通りのあちこちから侵入するのではなく、それ専用の建物があります。
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これはモスクワ、パルチザンスカヤ駅の建物内にある(多分)パルチザンの像・・・です。

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北緯68度58分の塔

一転してトロリーバスで南下し、北緯68度58分の塔まで行くことにしました。
中心街まで出て、6系統のトロリーバスに乗り換えます。「歩き方」では「駅から106、106K番のバスかマルシュルートカでファデーエフ・ルチェイ下車」とあるのですが、6系統のトロリーバスでもそこに行けます。
メインストリートを南下し、小さな湖の横(なんとなく釧路の春採湖を思わせますが、春採湖よりもずっと規模は小さい)を通って、市街地の中をアップダウンし、南へ・・・メインストリートの三叉路を左に曲がってすぐに、ファデーエフ・ルチェイのトロリーバスのバス停があります。三叉路を右に行くと、路線バス・マルシュルートカの停留所です。
バス停から来た道を三叉路の所までバックし、スーパーの横を歩くこと10分程
Pict0091
見えてきました(^^)
この塔、公園のようなところにあるのかな?と思っていたら、道の真ん中のロータリーのところにありました。信号も横断歩道も無い所を、横断しなければなりません。車に気をつけましょう
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道路横には、こ~んなモノもあります(^^)(^^)
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記念撮影
塔の南側から、コーリャ市になります。
あまり面白いところではないので、退却~
Pict0095_2
ムールマンスクの生コン屋さんです(^^)

おまけ・・・
Pict0096
ムールマンスクの、レーニンたん

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